☆精霊の守り人

2008/02/25

大変な日曜日-『精霊の守り人』トークイベントほか。

もともと時間的に余裕を持たせたプランであり、結果的にはすべてのミッションを敢行し、予定通りに事は運んだのだが、肉体的・精神的疲労度は普段の倍以上という強行突破になった昨日。それもこれも大荒れな天候によるJR東日本のダイヤの乱れが原因。新幹線で片道約2時間半の東京日帰りなんて通常ならどおってことはないのだが、その新幹線が大動脈の生命線である限り、都内で危機を回避し続けても最終的にはジ・エンド。いやー参った参った(^^;・・ちゃんと帰れたけどさ。

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2007/09/29

「精霊の守り人」~第26話:旅立ち

最終回。それぞれがそれぞれの在るべき場所へ。
兄サグム皇子亡き今、必然的にチャグムが皇太子を継承する。一度は父帝に命を狙われながらも、なんとも都合の良い話だが、国を統べる家系、血筋は絶対である。
選択の余地はなく、チャグムも自分の立ち位置を知っている賢い子。別れの予感から、新ヨゴ王国まで最後の旅をバルサやタンダと共に自分の足で進む。

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2007/09/22

「精霊の守り人」~第25話:宴

感動の”宴”。笑っちゃまずいだろ~と思っても、ほとんど妊婦さながらなチャグムの苦しみようが可笑しくてたまらない。見事な”出産”だった(爆) チャグムは生みの苦しみを知る、いいお父さんになるに違いない!
・・ということで、チャグムも卵も無事なまま、卵はナージへ託すこととなった。

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2007/09/15

「精霊の守り人」~第24話:最後の希望

最後の希望は、”シグ・サルアの花”。ナユグとサグの間をつなぐもの。
青池でのラルンガの出現時、チャグムの行動と合わせて冷静に状況を分析していたタンダの知恵が希望をつなぐ最後の手段をバルサと狩人に齎した。
・・・しかし、いつの間にあんなに沢山摘んでいたんだが・・・(^^;
知恵と勇気を振り絞ったタンダの勇姿に泣けた!

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2007/09/08

「精霊の守り人」~第23話:シグ・サルアを追って

「囁いたな、・・・」  ぶはっ。
春が訪れ、”卵”の囁きに導かれて”約束の地”へと移動を開始するチャグムら一行。
ほんの数ヶ月で肉体的にも成長著しいチャグム。背も髪も伸び、顔付きもすっかり男らしくなった。湯治に出かけていたトロガイ師の土産である新しい衣装を身に纏えば、その姿、凛々しく、風格すら漂う。さすがは皇子だ。
バルサから短剣を授かり、いざ出陣。カンバルに伝わる、短剣授与での言葉の重みをしかと受け取ったチャグムだろう。

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2007/09/01

「精霊の守り人」~第22話:目覚めの季

「オレは、精霊の守り人のだから。」
ジグロとバルサの話を聞き、バルサと自分に重ね合わせ、立場や環境は違えど、今自分が出来る事を精一杯やろう、という気持ちが芽生えたチャグムだ。
ニュンガ・ロ・イム=”水の精霊”に卵を産み付けられた者をヤクーの人々は、ニュンガ・ロ・チャガ=”精霊の守り人”と呼んだ。一見、一方的な寄生・片利共生関係にもかかわらず”守り人”と呼ばれる由縁はここありそうだ。そして、その心が”守り人”の生死を分けるカギかもしれない。

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2007/08/25

「精霊の守り人」~第21話:ジグロ・ムサ

ジグロの話が聞きたいとチャグムの頼まれ、幼き日の出来事を語り始めるバルサ。
バルサの父カルナは、カンバル王付きの医師だった。母は5歳の時に他界。
カルナはカンバル王の弟ログサに脅迫され、王毒殺を命令されていた。所詮、ログサの言いなりになろうとも、毒殺成功の暁には、自分もバルサも殺されると直感したカルナは、親友である”王の盾”の長:ジグロにすべてを話した上で「バルサを託したい」と申し出た。もちろん拒絶されることは覚悟の上で。当然のように断ったジグロ。・・しかし、ジグロにどのような心境の変化があったのかは分らずじまいだが、結局バルサを連れて国を逃げ、追われる者となったジグロだ。ワケのわからないバルサも、幼いながらも危機感を持ち、ジグロには命を救われたことを感謝しつつ、付いて行く覚悟を固めたのだった。

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2007/08/18

「精霊の守り人」~第20話:狩穴へ

いよいよ全員いい人のはじまりだぁ(笑)
トウミ村に乗り込み、一方的にチャグム引渡し要求をするシュガ・狩人一行。「話を付けようじゃないか」と名乗り出たのはトロガイ師だった。さすがにトロガイ師の登場となれば話し合いも穏やかに進む。実際、トロガイ師の話は、真実半分ハッタリ半分ではあったが、言うなれば貫禄勝ち(笑)。簡単にいえば、「こんなところで油を売っている暇があるなら、とっとと碑文を解読しな。それがチャグムを救う為に今できる唯一の事だよ、ぼんくらめ!」と追っ払いに成功。本当は”卵喰い”ほか”春の宴の地”など、判っていないことばかり。碑文の存在を知り、それを紐解くことでチャグムを救う手立てを発見できるかも知れないとシュガに期待していることもあるだろうね。シュガも宮に戻り、サグムの死に打ちひしがれているガカイを促し、本格的に碑文に取り組む決意を固めた。
それぞれがそれぞれの持ち場に戻る。すべき事をする。チャグムも元気こそないものの、黙ってバルサと行動を共にし、狩穴へと赴く。自然の洞窟にトロガイ師とタンダで手を入れ、人が住めるように整えた秘密の隠れ家。かつて、バルサとジグロも利用していた隠れ家だ。自然豊かな地。当然自給自足で冬になれば雪で閉ざされる地。冬篭り用に早速保存食の準備で川で魚を漁り、山では獣を狩る。燻製にするようだ。チャグムを連れて猟をし、肉を裁くバルサ、干し柿を括るタンダ。。。相変わらずの役割分担(笑)
口数が少なく笑顔の消えたチャグムを心配しながらも、払拭するもしないもそれができるのはチャグム本人だけ。誰もが見守ることだけに徹する。そんな彼らの思いやりをチャグムも分ってるはず。いずれ、時が来れば・・・だね。

話は戻って、チャグムを連れてトウミ村へ帰還したときの、引きのカメラ目線でBGMのみ、セリフが全くない長いやり取りが抜群だった。遠目でありながらほんの少しの動きで今、何を話して何をしているのかが手に取るようにわかる。上手い!村を旅立つ時も同じく村人は行動で気持ちを語る。なまじセリフがないだけに、そのまま心に響いてくるかのよう。見事だ。
紅葉でにぎわう山並み、高い秋の空と雲。季節の移ろいがひと目で分る。霜柱なんか芸が細かい!(最近、霜柱が立つことも、場所もないし、もう何十年も踏んでないや)

チャグムのあかぎれた手に薬を塗ってあげるバルサ。「私もジグロに塗ってもらったのだよ」と言うバルサ。バルサの育ての親で命の恩人、それがジグロ。ジグロの話を聴きたがるチャグム。
次回、「ジグロ・ムサ」。バルサの過去、生い立ちが明かされる。

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2007/08/11

「精霊の守り人」~第19話:逃亡

『卵喰い』(ラルンガ)は見えないし、触れない。鋭い爪が何本もあるらしい。
絶望に打ちひしがれるチャグム。知らぬこととは言え、チャグムに死の宣告を突きつけた少女は罪悪感でいっぱいとなり、「帰りたい」というチャグムが村を抜け出す手助けを申し出る。
”精霊の守り人”は『卵喰い』に引き裂かれることで、卵をサグに(産み?)おとすことになるようだ。それもまた自然の摂理か。では、卵はその後どうなるのか?昔話に続きはないが、昔から歌い継がれている「田植え唄」にそれらしき歌詞があるらしい。今は歌われなくなった3番。謎を解く鍵は”ナージ”。しかし、野生のナージもまたその姿がほとんど見られなくなったようだ。なんであれ前途多難だ。文化文明の進歩により、この100年間に得たもの失なったもの。(裏テーマのひとつだね)
抜け出したチャグムに気が付き、後を追い、追いつくバルサ。
グラグラになってしまった今のチャグムの心は脆い。どんなにしっかりした子でも子供は子供。死ぬとわかれば母親が恋しくもなる。弱音も吐きたかろう。「闘え、強くなれ」と言うばかりのバルサから逃げ出したくもなるだろう。それをそのままぶつけるチャグムを、逃げることなく真正面から全てを受け止めようとするバルサ。2人の親子に近い絆が固く結ばれた瞬間は涙モノだ。
シュガ及び狩人らも遂に村へと到着し、チャグムの引渡しを要求する。トロガイ師が名乗り出て話をする事になりそうだがどうなることか。しかし、狩人の言い分は物騒でならない。果たして、説得して引き下がらせることができるだろうか。(制しないシュガだし、どうも立ち位置がハッキリしないんだよね。)
たまたまとはいえ2人は不在。次なる「隠れ家」を打ち合わせていたこともあり、難を逃れて直行かな?

次回、「狩穴へ」。卵の成長によって体調はもとより、幻影を見るなど表面上にも変化がハッキリしてきたチャグム。冬の間にどれだけの準備が出来るのか、時間はあまりない。

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2007/08/04

「精霊の守り人」~第18話:いにしえの村

合流ポイントへと向かうバルサ。トロガイ師も既に到着していた。兄サグムの死を聞かされ、宮に戻って詳細を知りたいというチャグムを制し、一路トウミ村へと急ぐ一行だ。
村への道のりは獣道宜しくとても厳しい。道すがらサグムの死より重要だという事情を「今聞かせて欲しい」と懇願しても、「後で」と言うばかりのバルサ。心が晴れないことで余計に重い足取り。表情も固く険しい。肉体的にも精神的にも疲労困憊のチャグムであり、山頂からみた美しい景色もまるで目に入らない。
バルサもはぐらかしているようで、いずれは事情を話さなければならない事は理解している。ただあまりにも過酷な事情。チャグムのためにも、少しでも希望の糸を掴んでから話したいという想いがあるようだ。希望の欠片もないのでは、あるのは絶望のみ。けれど絶望に押し潰されてしまわない強さをチャグムに身につけて欲しいという親心(のようなもの)が、バルサにチャグムに厳しくさせているようではある。
何とか無事に村へ到着するご一行。村の入り口には、たくさんのナージの骨が吊るされた”道切り”(魔よけみたいなもの)が設置してある。神社の鳥居のようなものなのだけど、村の少女は真下でピョンと跳んで頭で骨をカラカラとさせた。大人の背丈より少し低い位置にあるから屈んで通らないと額に当たる。当てるのが風習のようだから、子供は跳びつくワケだね。チャグムも負けじとジャンプ!・・・ふふふw

一方シュガと狩人達もチャグム追跡の策を練る。トーヤの持ち込んだ荷物から可能性を探る。それだけの手がかりでポイントを絞る推理力は見事だね。相変わらず奪還が目的のようだが、バルサに対するシュガの意識が変化している。「もしや目的は同じ?」と。ヨシヨシ、やっと視野が戻ってきたね。優秀なシュガにしては前回は失言の数々。あまりに突然のことで焦りが前面に出たシュガだったってことで許そうぞ。

トウミ村でも”語り部”は既に絶え、子供に語られた昔話程度の伝承しか残っていなかった。しかし、事情を何も知らない村の少女から語られた昔話はチャグムに残酷な告知となってしまう。己の行く末を想像しショックで気を失うチャグム。
話に続きはあるのだろうか?少女のおぼろげな記憶では肝心なところが曖昧だろうね。

チャグムの暗さから、終始重苦しい雰囲気のお話だけど、トロガイ師がうまく引き上げていた。なんともお笑い担当の万能キャラにしたものだ(笑)
次回、「逃亡」。逃げ出すのはやはりチャグム?剣をバルサに向けているのもチャグム?

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2007/07/28

「精霊の守り人」~第17話:水車燃ゆ

街にて出くわしてしまったチャグムとシュガ。相手がシュガだったこともあり、賢いチャグムでもしらばっくれることを忘れてしまったようだ(^^;)
人目のつかないところでチャグムに傅くシュガ。「事情が変りました。」だから宮へお戻りください・・・と言われても、チャグムにしても簡単に「うん」とは言えない。事情が変ったのはバルサ側にしても同じこと。チャグムの命を守るためには、今、宮ヘと返すわけには行かない。
また、”用心棒”としての道理を語るバルサがカッコイイ! シュガよ、もう少しデキた奴だと思っていたが・・・。狩人を放っておきながら、その言い草はないだろうに・・・(話し合いをしようと思っていたのだとは思うけれど)。あまりにも不意打ちで気ばかり焦ってしまった、ということにしておこう。(シュガにはこの先にも頑張ってもらわねばw)
サグムの死を聞かされ動揺するチャグム。バルサが何かを隠していることも合わせてショックを隠せない。無理やりシュガから引き離されるチャグム。知らないことと知りたいことの多さに気付き、ダダをこねたりしないのが立派だ。
一方、バルサの水車小屋へ向かったトーヤ。ツケられていることなど露知らず。小屋に着くも、生憎の留守で待ちぼうけ。やがて偶然にも狩人の存在に気付くトーヤはまたしても自分が失敗してしまったことを知る。それでもで守るべきものの為に命を懸けるトーヤ。小屋に残された証拠の隠滅、”のろし”の意味を込めながら小屋に火をかけたのはトーヤだった。間一髪、焼死こそ免れるものの待ち受けていたのは狩人たち。馴染みとなった棟梁(ゼン)の助言から命ばかりは助かるが、屈辱と自責の念に泣き崩れるトーヤが痛々しい。トーヤのメッセージを受け止め、トーヤの為にも見守るしかできなかったバルサもまた切ない。とにかく胸にズ~ンとくる今回だ。拍手!

結局水車小屋では空振りに終わり、シュガと合流したジンは街中でチャグムを探すが発見には至らず。一足先に旅立ったタンダとチャグムはバルサの合流を待つ。(追手は蒔いたということになるはずだが)
次回、「いにしえの村」。果たしてヤクーの伝承で謎を解き、チャグムを救うカギを見つけることができるだろうか?

いやー、それにしてもあの稲穂! 背の高さほどあるなんてね。サトウキビ畑に近いんじゃない?

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2007/07/21

「精霊の守り人」~第16話:ただひたすらに

チャグムの生存説を確実のものとする為に、チャグムとバルサが堕ちた谷底の遺体調査に向かったシュガだった。あの時きちんとした遺体の確認が出来なかったのは”毒霧”のせいだったとはねぇ。気がついてなかったわ(^^:)
当然遺体はない。シュガを尾行していた狩人も合流し、そこでチャグムの生存とサグムの死を同時に確認するシュガだ。世継ぎをなくした皇家であり、国の混乱を思えば直ぐにサグムの死を公にすることも出来ず、ただ憐れなサグムを悼むのみ。流石に聖導師ビビ・トナンの目も節穴ではなく、サグム亡き今、国の為の一縷の望みがチャグム皇子の生存となれば、シュガの掴んだ事実を知る必要があると、泳がせていたシュガを尋問する。シュガの碑文解読によって知りえた話は驚愕に価するものだったが、己の怠慢を悔い改め、チャグム奪還の全権をシュガに与えるよう帝に進言する聖導師。
「やっぱりみんな、いいひとだぁ。」
アレがダメならコレ。手の平を翻す対応に「えー」としか思えなかった原作だったが、「そうだよね、こっちも切羽詰っているんだ・・」とツイツイ思ってしまう。・・が、必要なのはチャグムだけであり、バルサはあくまでも邪魔者。奪還作戦もバルサ排除の方針。この「いいひと」路線ならバルサはどう考えても”恩人”のはずなのなぁ。シュガですら反論しないのがちょっと・・・。
これまでほとんどイイトコ無しだった”狩人”の活躍が面白かった。特にユン。バルサに顔を切られた傷痕が痛々しいが見事に名誉挽回。あの記憶力と達筆はスゴイ!ゼンもなかなかの役者だ。(トーヤがお調子者過ぎ、というのもあるけれど)

再び宮の捜索が始まったことをまだ知らないバルサ。旅支度の為にチャグムと共に街にノコノコと現れる。子供らしく表情が豊かになっていたチャグム。すっかり普通の子供のよう。ちゃんと値切れたかなぁ?(^^)

シュガとチャグムのニアミス!上手いなぁ。ここで終わるなんて意地悪だ。そして、巧に仕掛けられた狩人の罠とはいえ、まんまと嵌ってしまうトーヤ。次回は「水車燃ゆ」。なんだか不安になる次回予告にドッキドキ!

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2007/07/14

「精霊の守り人」~第15話:夭折

断片的な情報は持ち帰ったものの、肝心な部分が抜け落ちているトロガイ師の情報。再び”結び目”に行く時間はもうない。チャグムを外へと使いへ出し、バルサとタンダに”チャグムの運命”を話すトロガイ師。卵が孵るのは次の春分。しかも卵は”宴の地”で孵さなければならないらしい。全容を把握しなければチャグムを救うことは叶わぬと思案に暮れるが、もしかしたら”ヤクーの伝承”が解決の糸口になりはしないかと、タンダと所縁のあるトウミ村へと旅立つことを決めただけのバルサたちだった。
一方シュガは秘蔵に閉じ込められたまま、石版解析に没頭する。・・「碑文解読」と言うよりはスラスラ読んでるようにしか見えないのがつらいなぁ。一応”古代ヨゴ文字”で解読するのは困難なはずなんだけど(笑) 
そして、遂にチャグム生存を確かめる術を発見し、確信するシュガだ。あまりにも都合の良すぎるタイミングと、秘蔵内での茶番には突っ込みたいところだが(「許せ」で済むのか?)、まぁ、いいや(^^;)
また、もともと身体の弱いサグム皇子。一見しただけでも衰弱加減は著しい。チャグムを失ったことでの精神的な支えを失った為であり、逆にチャグムの分まで自分が頑張らねばという活力とが結局は自分自身を死の淵に追い込んでしまったようだ。「チャグムは自分にないものを持っている」と言いながらも少しも妬んだり自分を卑下したりはしない。彼もまた”王たる資質”を持ち合わせていたに違いないのだが・・・。残念なことだ。

何も知らないまま「旅が楽しみ」と呟いたり、スイカが冷えるのを待ったり、将来を語るチャグムの無邪気さが痛々しい回でもあった。

シュガは凡そながらにチャグムの居所をつかみ全てを明らかにし、チャグムを救おうと画策する気だが・・・多分すれ違い?
次回「ただひたすらに」 夏もおわりです。(現実はこれからだけどw)

*BSアニメ夜話:第8弾(番外)「精霊の守り人」(再放送)は7/16 AM 9:00~

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2007/07/07

「精霊の守り人」~第14話:結び目

「結び目」→→→(改)「トロガイ師の冒険」・・・というようなお話(笑)
”結び目”とは、”ナユグとサグの交わる場所”、とでも言おうか。そこで、やっと”卵”の有用な情報の一部を得るトロガイ師。卵自体はチャグムに害をなすものではないが、”精霊の守り人”に待ち受ける過酷な運命と確実な死。”ラルンガ”という卵喰いの存在。”水妖”とは何か?疑問は尽きない。しかし、聞きたい事聞いて置かなければならないことは山ほどあるというのに、邪魔が入り全てを聞き出せずに多くの謎が残ってしまう。更に、ナユグの”火の民”に命を狙われるトロガイ師。”水の民”と”火の民”、おそらくナユグでも両極の存在。対立??また別の意思も働いているような・・・。謎は深まるばかりだ。
同じ頃?、新ヨゴ国に伝わる”建国正史”が真実ではく、都合よく作られたものであったこと、”水妖”の事、その”卵”は守るべきモノだった事を石版から読み解くシュガ。王宮には未だにチャグムを慕う者が多数いることが彼の救いだ。見張り番の協力を得、密かに秘蔵に忍び込むシュガだ。しかし、「チャグム皇子は生きているかもしれない」という希望は、石版を読み解けば読み解くほどに絶望に変わる。
トロガイ師の仕入れた情報と、シュガが得た知識はほぼ一致する。が、どちらも対処法へは行き着かない。この先、何時、どちらか先に謎を紐解くか鍵になってくだろう。”卵”もかなり成長し既に動き始めている。時間もそうたくさんは残されていないようだ。
一方、虎になりきれなかったバルサはあっというまに「人」に(^^;)。あの猛り狂ったバルサをどのようにして落ち着かせ、話を聞かせた事か・・・先生こそ、只者じゃない(笑)
人を切らずに人を切る。やはり”無意識の技”だったようだが、「(まいっか)なんとかなるさ」と深く考えないお気楽なバルサって、一体・・・(^^;) 私も「まいっか」にしなくちゃかなぁ~(^^;;;;。それから、トロガイ師の本性にビックリ。”ウサギもどき”が拗ねる気持ち、わかるなぁ。あれじゃしばらくは”トロガイ不信”だね。

やっと情報が入ったことで停滞していた物語りが動き出す、”転章”という位置にあたる14話だね。13話を引きずらずに”結び目”からスタートし、けれど途中できちんと顛末を見せて話を繋ぐ。「トロガイ師の冒険」を回想として臨場感を持たせ、同じ内容をシュガという別角度でなぞり、真実味を強調する。実に上手いつくり、目が離せない14話だった。(少し原作に戻ったことで”魅せ方”に集中出来るからかな?)

次回、「夭折」。手掛かりを求めて、、、旅立ちの時がきたようだ。

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2007/07/01

(番外編)BSアニメ夜話『精霊の守り人』なんだけど・・

夏らしく、スッキリとした髪型になっていた神山監督がとても素敵♪
現在放送中の作品であり、この段階で評論家があーだこーだいう時点ではなかろうと、どんな「アニメ夜話」になるのか少し心配していたのだけど、(番外)なだけあってほぼ「作品前半戦を振り返って」であり、”解説付きの総集編”という”ALL神山監督”な構成で安心した。

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2007/06/30

「精霊の守り人」~第13話:人でなく虎でなく

夏至祭りでの一件で、バルサはかつて用心棒家業の中で敵対した男に発見させてしまう。宮の者ではないため緊急かつ最悪の事態にはならなかったが、バルサに敗北した男の恨みは激しく、チャグムをネタに挑戦状を突きつけてくる。ほとんど逆恨み。
既に命の重さと平等さを悟っているバルサは”他人の命を奪うこと”を止めた。しかし、生かされることでプライドを傷つけられたと思い込んでいる男には通じない道理だ。無関係な人間を巻き込むことになんの躊躇すらなく、脅迫のネタとするゲス野郎。
チャグムをタンダに預け、ひとり旅立って最善の解決の糸口を模索するバルサ。出来ることなら無血で・・・と。巻き込まれていると知らない旅の女性と馬飼いを保護しつつ、男の嫌がらせに耐えるバルサ。そんなバルサの張り詰めた殺気を否応もなく感じた女性はその理由をバルサに尋ねようとするが語らないバルサだ。
う~ん、どうなんだろう?「修行が足りない」。確かに一言で言えばそうなのだけど、バルサってそんなに未熟者じゃないでしょう?男に”チャグム”をチラつかされ、迂闊にもバレバレな反応をしてしまうし、”凡そバルサらしくない”といいたくなるこの頃だ。(バルサらしいって何?・・だけど。)・・・なんというか、バルサを買いかぶっていたのかな?、私?と思ってしまう。決して死を恐れているわけではない。今はチャグムを預かる身として、チャグムを守り通す為に死を覚悟しながら生き抜くと決めたバルサだと、それほどまでに焦っていたのだと捉えたいところだ。

”虎になった武人”とバルサを被らせながら展開させた話。
遂には、男との対決が回避不能となり、真剣勝負として刃を交えるバルサ。一見冷静そのもののバルサだが次第に獣の様相を呈してくるのが痛々しい。バルサは戦いの途中で”人”を捨てた。いや、捨てたように見えたけど、バルサの武術と精神はそれすれも超越していたようだ。気持ちだけが付いて行けてないだけなようなので、やはりバルサはバルサだね、きっと。

次回「結び目」 トロガイ師が久々に登場!水妖情報の収集に成果はあったか?

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2007/06/23

「精霊の守り人」~第12話:夏至祭

マキ割りに茶碗洗い。近所の子供たちとも打ち解け、すっかり平民の子どもが板についてきたチャグム。田んぼの苗もすっかり成長し、一面の青田となったヨゴでは”夏至祭”の準備に賑わっている。
一般的に農耕民族は”夏祭り”と”収穫祭”を催すところが多いけれど、何故春(春分)ではなく夏(夏至)なのか、平地に暮らしてその理由を即座に察するチャグムの賢さったらないね。
祭りには他国の民族も集まってくる。祭り会場である”社”で出会った異国の子供に”ヨゴの帝”をバカにされ、チャグムはプライドをかけた勝負を申し出る。
大きな体と武術を身につけたロタの子と、知恵はあれど虚弱なチャグムでは結果は歴然。それとなくバルサに勝つ為のコツを訊ねるチャグムだが、バルサからは「祭りには行けない(行ってはいけない)」と言われてしまう。自分とバルサの置かれた立場を理解するチャグムであり頷くしかなかったが、帝(父親)に対する侮辱を撤回されられないこと、約束を守れないことがチャグムの気持ちを沈ませる。
と言っても、ここで諦めるチャグムではなく、水車の仕組みやマキ割りからバルサの言うコツを閃かせた瞬間、会場へと駆けつけてしまう。
小さな力を大きな力へと変換する、しかも相手の力を利用して。やはり賢い子にしかわからないだろうなぁ。今回のチャグム作戦はやや卑怯ではあるけれど反則ではない。まぁ、勝ちは勝ちか(^^;) けれど今度はロタの子が、まさかの事態に納得できない。子供のケンカに親が登場するのはいかがなものかと思うが、バルサまでもが登場し、久々”強さ”を披露。
「この村に、俺より強い男はいない。」
と豪語していた大男を投げ飛ばすバルサ。強い”女”は居りました!

チャグムの賢さにほくそ笑み、バルサの強さに爽快になりつつも、結果的にその”理由”からチャグムの暴走を見守ったバルサではあったけれど、最初に”約束”を破らせようとしたのは当のバルサであり、珍しくちょっと突っ込みたい話だったかもしれない。
姿を晒しただけでなく、目立ってしまったバルサ(こちらも理屈ではなく、負けず嫌いな性格が災いしたのだろうけど)。バルサが男を投げ飛ばした瞬間に身を起こした黒髪で赤い服の男から、この先の不穏な気配がバレバレで単純。初めから”旅立ち”への布石であった夏至祭りのエピソードだとしてもちょっとなーってね。「夜にヘビ?」とかも。

次回「人でなく虎でなく」 ・・いったいバルサにどんな変化が?

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2007/06/16

「精霊の守り人」~第11話:花酒をタンダに

「花酒を・・」 ちょっと期待したんだけどなぁー。(たぶんタンダも?www)
これまでも何気なく会話の中にほのめかされていたけれど、サヤの縁談話が急浮上。
「サヤが良ければ・・・」、「トーヤがよければ・・・」と互いを思い遣る心が強すぎて、本心とは逆の結果を招いてしまったサヤとトーヤ。そして、拒絶する気持ちがサヤの魂を体から引き離す。・・・『魂抜け』。診察に訪れたタンダの診断。処方は、意図的にタンダ自身が『魂抜け』を起こすという危険な術である『魂呼ばい』を行い、戻れないサヤの魂を連れ戻すことしかない。『魂呼ばい』によってタンダに促され、無事サヤは自分の気持ちで帰っていくが、今度はタンダが戻れなくなってしまう。
今、タンダの魂が彷徨っているところは、サグ(現実)とナユグの間ともいえる場所だった。ナユグを自分の目で確認するタンダ。クジラのような水生生物。山がそのまま甲羅になっているカメもどき。全体的に生物が巨大なのは平和で豊かな世界の象徴か?(精霊の世界だしね、ナユグは)
「戻れない・・」と途方にくれながらも、ヒントを掴み、チャグムを介してなんとか現実に戻って一件落着とはなるのだが、タンダが”魂”だけになっていたほんの少しの時間に得たものは、宝物にも匹敵するような時間だったかもねw
バルサの呟きは、タンダの魂がそこに居ると知りつつ口にした本心だろうか?以心伝心なバルサとの心繫がりが嬉しくなるタンダだが、嬉しさを伝える術が、今は無し(笑)
このままイイ雰囲気で「花酒か!?」と思ったが、流石に男らしいバルサに、優しく”口移し”等という考えは起こらない。この肩透かし加減が「うんうん、バルサならそうだよな。」と、少々残念に思いつつも納得できるわけで、魅せ方の上手さを感じるんだよね。
3人での帰り道、川の字で交わされた会話。聡明なチャグムにはぜーんぶ分っちゃったみたいだね(笑)

次回、「夏至祭」 頭脳戦の次は体力戦か。王たるもの文武両道じゃないとね、やっぱ。

アイキャッチの卵。うっすら透けて見えてきた幼生の姿・・・ウーパールーパー??

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2007/06/09

「精霊の守り人」~第10話:土と英雄

荒療治・・と称して、チャグムをトーヤに預け”頼まれ屋見習い”をさせることにしたバルサ。賢くて孤独に慣れているチャグム。「寂しい」と口に出すこともしないチャグムの今後を按じてのこと。
バルサとチャグムの無事を心から喜ぶトーヤ。バルサの申し出には戸惑いながらも引き受け、いざチャグムと2人で町へとくり出す。そして様子を影で見守るバルサ。(その姿にはちょーっとばかり”タチコマの家出”を思い出したりしてw)
まず、トーヤが教えようとしたことは”値切り”(笑)・・イヤイヤ、”頼まれ屋”としては”値切り上手”は大切なアピールポイントだしね。どーもチャグムは素質があるようだ(笑)
次に教えたのは、「社会勉強」という名の博打、”モン・ジン・ゼン”。ルールを簡略したルーレットのようなもので、丁半博打よりは複雑。それにしてもネーミングが心憎い。
ちょっと浮かれ気味のトーヤに対して冷静なチャグム。違和感からイカサマを見抜いてしまう。カラクリどころかイカサマ賭博の仕組みそのものすら看破してしまった。自分の損は自業自得だが、皆がみすみすカモにされていることを見逃せないトーヤの正義感にチャグムが動く。
チャグムの資質と器量を存分に見せてくれた今回。してやったりには爽快感、ラストの大博打は間違いなく勝つと思っていてもドキドキの緊迫感。BGMも相乗効果を上げていたね。
賭けた品は”母の首飾り”。負けなかったこと。皆を救ったこと。フッーと息を吐き、ほっと胸をなでおろす素のチャグムの姿に胸が熱くなった。
それにしても、「ジン」に賭けた理由はなんだろうね?・・でも、なんとなく”ジン”に賭けそうな気はしたんだけどw。

次回、「花酒をタンダに」 ついに世界に歪みが現れたはじめたか?卵もだいぶ育ってきているようだし。

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2007/06/02

「精霊の守り人」~第9話:渇きのシュガ

王宮では、チャグム皇子の死を悼む間もなく遺品整理が始まり、嘆きを隠せないシュガ。同じく遺品整理に心を痛めていた一ノ宮のサグム皇子は、自ら整理の任を引き受けること帝に申し出て、遺品を守ろうと画策する。
王としての器量、ザグム自身、自分の虚弱体質を差し引いてもチャグムにある、と核心していたようだが、サグム皇子も善き心の持ち主。ガカイのような教育係からよくぞこのように立派に育ったものだ。といっても、カガイもシュガへの嫉妬が目を曇らせているだけ(器量が小さいともいうが)。伊達ではないのだろうが。
”渇きの相”が消えていないことに気がついているのはシュガのみ。サグム皇子の想い、二ノ妃の希望を胸に、”渇きの相”について独自の調査を始める。
タンダとシュガの出会い。シュガの調査道具を、珍しいオモチャに目を輝かせる子どものようなタンダが可愛らしい。互いに”チャグム”に関わるもの同士。それとなく聞かれた水に関わる調査から導き出される答えは同じところへと向かう。知らずに分かれた2人だが、いつか再び相見える日が来るかもしれないね。
子どもらしい遊びを知らないチャグム。なかなか近所の子どもと打ち解けられないチャグムだが、子供同士、そこはなんとかなるというもの。バルサも余計な手出しはしない。

ひととおり片がつき、平穏無事な日常を取り戻したことと嵐の前の静けさ・・・を意味する今回か。トロガイが情報を持ち帰るまでは、ただ時が来るのを待つしかない今であり、進まない話に苛立つ人もでてきそうだが、なければ無いで後に唐突感を生んでしまうジミだけど大切なエピソード。無駄を作る監督じゃないしねw
次回、「土と英雄」。べーこまモドキ??バルサはチャグムに博打でもさせるのかな?

チャグムとサグムの”珍しい鳥”のエピソード。
これ見よがしにサグムの部屋にいる”変なトリ”にもしっかり意味があったわけだ。ものすごい跳躍を見せるカエルくんもね(笑)

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2007/05/26

「精霊の守り人」~第8話:刀鍛冶

早朝から短槍の稽古に余念のないバルサ。鈍った身体を回復させることが第一だが、おそらく此れまでにも欠かしたことのない日課なのだろう。
そもそもバルサがヨゴを訪れたのは、傷んだ短槍を鍛えなおす為。チャグムの一件ですっかり後回しになってしまっていたが、やっとその機会を得る。
馴染みの刀鍛冶は、鍛冶技術が隣国の中でも秀でているヨゴのうちでも、名匠と名高い老爺。最初のドアップは、散髪したばかりの荒巻課長!(笑) いえいえ度量も器量も課長に匹敵する御仁だ。
人に対しても国に対しても誠実である鍛冶屋は、突然現れたバルサにまず世間を騒がす悪い噂についての真偽を正す。聞かれた事と事実に対してだけ肯定をするバルサ。何かを察したかの鍛冶屋だが、真偽がわからないのではどのような対処も出来ぬと一旦は仕事を拒否。しかし、口は割らぬが依頼は通そうとするバルサであり、一計を案じる鍛冶屋だった。
狩人の来訪を知る鍛冶屋はとりあえずバルサとチャグムを隣室に待機させ、そうと知らせずに狩人からの話を引き出そうと画策する。見事な誘導尋問だ。いや、鍛冶屋の話は事実と飾らない己の真実を語ったのみ。だからこそモンは、バルサに対しての尊敬の念が篭もった己の真実を告げた。
モンの話と眼前にいるチャグム。全てを悟ったかは判らないが、バルサの依頼を受ける鍛冶屋であり、”新しい短槍”を手に入れるバルサだった。

鍛冶屋の”名刀と妖刀”の話は実に興味深いものだった。ジグロの話も泣けた!「きたよきたよ、コレだよコレ!」と嬉しくなる深い話の今回。やはりオリジナル部分は期待通りだ。チャグムとバルサの、”鍛冶屋の仕事”を見ることと”強き者”の話が微妙に絡めてあるようにも思われて、いままでで一番の内容と拍手した今回だった。
「おお、コレがロケハン効果か!」と思われる”鍛冶屋の風景”も素晴らしかった!!
ああ、書きたいことがいっぱいで、どんどん長くなってきそうだよー。

次回、「渇きのシュガ」、タンダとシュガ、一体どんな話をする??

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2007/05/19

「精霊の守り人」~第7話:チャグムの決意

チャグムの命を狙うモノ達の目を欺くことに成功し、灯台下暗しとばかりに街に舞い戻ったバルサとチャグム。仮住まいをも準備して、しばらく腰を落ち着けることにしたようだ。
既に見慣れた田んぼの風景。少しばかり稲が成長しているように思う。実は、月日の流れを詳細に視せるバロメーター的な役割を果たしているのかもしれない。

堂々と買い物に出かけるバルサたち。まったく物怖していないバルサに対して、心配するタンダ。「(大丈夫だよ)試してみるかい?」と証明してみせる飯屋でのやり取りはカナリ笑える。また、タンダ・バルサ・チャグムの組合せに飯屋の女将?が”家族”と勘違いして”3種の豆の小鉢”を差し入れる。睨むバルサに照れるタンダ。ヤクーの祝いモノであり、「お父さん豆・お母さん豆・子ども豆」とチャグムに説明するタンダだが、迷うことなく”お父さん豆”をつまんで食べるところ如何にもバルサだ。実際、まんまだし(笑)
初めて見聞きする市井の暮らしぶり。何をするにも金・金・金。チャグムは自分が当たり前のようにバルサやタンダに寄生(依存)していたことに気がつき、「何もない今の自分は、もうこれ以上バルサに迷惑をかけられない。お金もかかるし。」と一人旅立つ決意を固める。
チャグムの早とちりとバルサの説明不足が引き起こした、チャグム決意の「巣立ち宣言」だったが、チャグムの真面目で優しく思いやりのある性格を強調した、”ちょっと一息”なお話だった。
一方、チャグム(水妖)を滅したと思い込んでいる帝側。喜ぶ者はなく、皆一様に悲愴な面持ち。ここでもチャグム皇子がいかに愛されていたかが分るというもの。チャグムとは、それだけの少年だということだね。

今回のどこでもないモノは・・・ものすごく違和感のある石像か?となれば成功なのだろうけど(笑) 
他、骨であり、水車小屋や月読施設の見事さ等々、書きたいことが沢山だけどキリがないので今回はこれまで。
次回、「刀鍛冶」。果たして誰と再会するのか? 私の予想は・・・青?

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2007/05/12

「精霊の守り人」~第6話:青霧に死す

山狩りや狩人という追っ手を撒くための秘策を試行したバルサ。思惑どおり解放した他国の者達が捜索情報を撹乱し揺動作戦は大成功と思われた。
傷も癒えないまま青霧峠(北)へと旅立つバルサとチャグム、そしてトロガイ。しかし敵も然るもの、狩人達は独自の捜索を展開させ、遂にバルサとチャグムを追い詰める。

不確実な情報に踊らされることなく、バルサの行動予測をひたすら考える狩人たち。裏か、裏の裏すなわち表か、はたまた裏の裏の裏なのか?
堂々めぐりの議論が実に面白い。正論を主張している様でいて、どこか「見つからなければいい」と感じさせるジンの必死な発言が特に(笑)
最終的に有力情報である西と、導き出された答えである北に分かれてバルサを追う狩人。一般人を装ってはいるのだろうけれど、”影の組織”の割には人目に触れすぎてはいませんか?とやや疑問は残るものの、議論も含めてキッチリ追い詰めるあたりはやはり優秀なのだろう。とはいえ結局バルサとトロガイの策略にまんまとはまってしまうのだが、あの嘆きようにモン(頭)もこの度の任務には苦痛を伴っていたことわかり、フムフムというところだ。

恒例となりそうなタンダのボヤキ(嘆き)がいいね~(笑)
山狩り部隊の質問に対して、主語はないものの一つもウソを言っていないからまるで怪しくない。ものの見事に同情されてスゴスゴ退散させちゃうワケだから、演技なら名俳優だね。(おそらくそのつもりがつい愚痴になってしまったのだろうけどw)
まんまな「妻」発言には、妙に納得出来ちゃうから可笑しいのなんの。(本人はいたって真剣なのがなお可笑しい)
でもこれでは「古女房キャラ」になってしまう。ちゃんと男らしいタンダの見せ場も作ってあげてね>監督!

今回のどこでもないモノ。とんでもないデケー助っ人が登場!ちょっと反則だけどまぁ良しとしましょうか。(ファンタジーだし)
オリジナルパートへ突入した「精霊の守り人」。誰も知らない夏でどんな風に楽しませてくれるのか、毎週毎週を心待ちにしたいと思う。

次回、「チャグムの決意」・・・さようなら、チャグム!ありがとう、バルサ!(爆)

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2007/05/05

「精霊の守り人」~第5話:秘策、青い手

トロガイの探していた「卵」とは、”ニュンガ・ロ・イム”という”ナユグ”の水妖の卵であり、百年に一度、世代交代の為に産卵をする。その卵の宿主として選ばれたのがチャグムだったというわけだ。
百年に一度の大干ばつとの因果関係より”ニュンガ・ロ・イム”の産卵にまつわる伝説は、ヤクー(土着民)の間では細々と語り継がれているが、同時に”新ヨゴ皇国の聖祖の伝説”とすりかわって言い伝えられる部分もあり、真実の全容を知る者はもはや存在しない。唯一、”古代ヨゴ文字”で書かれた秘倉に保管される膨大な文書の数々。これこそが全ての謎を説くカギということだ。
その秘倉の入り口には拍手!”箱根寄木細工”のでっかい版(笑) 秘倉だし、このくらいは当然なのだけど、この発想がスゴイよね。

サブタイトルの「青い手」は、原作でも「どこにあったけ?」というくらいのモノ。
正に「秘策」だ(笑)
オリジナルな部分でもあり、眼帯の男(着流し)をバルサの男気?で丸め込んじゃったり、タンダを「水臭いぞバルサ」と怒らせちゃったりと芸も細かい。

トロガイに”ニュンガ・ロ・チャガ”すなわち<精霊の守り人>と言われ、戸惑うばかりのチャグム。
トロガイに覚悟を質され、真っ直ぐな視線で「何とかして見せよう」と答えるバルサ。
彼らの戦いは始まったばかりだ。

今回のどこでもないものは、ランタンのようなもの。秘倉に”火”はだめだよね?と思ったけど、アレならバッチリだね。(石版だからまさかの時でも大丈夫だろうけど)しかし・・電源は何?(笑)

次回、「青霧に死す」。谷底に落ちるのは・・だれ?穏やかじゃないね。

前回のラスト、「タマゴ~っ!」のトロガイに気を取られていたけれど、何気にトーヤが箸で掴んでいるのが”ゆで卵”であり、「タマゴ~っ!」にビックリしてタマゴをポロリしてたなんてね。こんな小細工が仕込んであったとはっ、見落としていたぜっ(^^)

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2007/04/28

「精霊の守り人」~第4話:トロガイの文

タンダに瀕死のところを保護されたバルサ。一命を取りとめるどころか、強靭な肉体と精神力によって回復の兆しさえ見せるというわけで、ホッとひと安心というところ。

帝側(帝・兄皇子)と、バルサ側(タンダ・トロガイ・ジグロ)と主要キャラも揃った。
バルサとは別の理由から同じく狩人に命を狙われる呪術師:トロガイ。インパクトある登場だ。風貌はナウシカの”大ババさま”風だがまだまだ現役!「若いモンにゃ負けないよっ」 とばかりの身のこなしを見せて狩人の目まで盗む(笑) あっけなく撃退し、更には捨て台詞と帝宛の手紙を残すという強者だ。実はタンダの師匠でもありバルサとも旧知の仲。帝側の星導師に対してバルサ側の有識者といった役どころ。少々キテレツ感はあるが、おちゃめな元気バァちゃんのツカミはOKだろう。
残念ながらアニメでは最初からおバァちゃん。原作では、誰もが勝手にジィさんだと思うような描き方がされていた。私もすっかりジィさんだと思い込んでいて『トロガイはバァさんだったのか?』と驚くチャグムと同じく、すっかり騙されていたことに大笑いだった。これは本人不在の”文字”(チャグムにとっては聞いた話)だから出来る技だったんだと、見た目と声が決まっているアニメでは諦めるしかない設定だったのがちょっと惜しい。(笑いを取る以外、性別は重要な問題ではないから良いのだが)

タンダのバルサを想う気持ちはバレバレ(笑) タンダはバルサの良き理解者であり、頼りになる幼なじみ。表でフォローをし、影ではいつも見守っているが少し距離を置いてバルサの気持ちに踏み込んだりはしない。ちょっとバトーさんに似てるね。この二人がどうなるかも見どころかな?

トロガイの文による警告から、帝側も新たなる動きを見せ始める。求める答えは同じだというのに、協力・共存の道を選べない国の威信とは厄介なもの。
果たしてどちらが先に答えにたどり着くのか?謎解き合戦の始まりだ。

今回のどこでもないモノは・・・ヘンな生き物と帝の城(&御座)かな?ペリカンとツルとサギを足したような鳥は、、、微妙(笑)
次回、「秘策、青い手」 タマゴとは何の卵か。トロガイによって明かされる。

AパートとBパートの切り替え時に入る『精霊の守り人』のカット。
前回まではぼんやり青い光を放っていた球体だったが、今回から分裂を始めた。
”細胞分裂”。どうやらチャグムのお腹のタマゴのようだ。

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2007/04/21

「精霊の守り人」~第3話:死闘

ものすごいアクションの連続。正に「死闘」!
草薙素子が縦のアクションなら、バルサは地に足の付いたアクション。短槍を自在に操りながら蹴りも入る。ワイヤーこそ無いけど『HIRO』や『LOVERS』の格闘シーンを彷彿。

それにしても、深みを増した展開に驚いた。
”狩人に追いつかれ、バルサはチャグムを逃がしひとり戦うが、チャグムを奪われてしまう。格闘中に深手を負ったバルサだが、狩人の不意を付き再びチャグムを奪還。しかし傷がもとで遂に力尽き倒れてしまう。タンダに助けを求めるべくチャグムにすべてを託すのだが・・・”
という、描写を除けば数行でかけてしまうあらすじを、よくぞここまで膨らませたものだと感心してしまった。
チャグムがタンダの元へたどり着くまでの部分はオリジナル。バルサを助けたいという気持ちと(助かりたいではなく)、内なる不安と恐怖との闘いが見事に補足されていた。
狩人ジンの回想に登場するチャグム皇子。ジンの話は原作の中盤にあるのだが、ここでチラッと見せる辺りがニクイ。
これらのエピソードで、チャグム皇子とはどんな少年なのかが充分に伝わってくる。
今回、3話目にしてやっと”チャグム”を見せる回だということだ。そして、引き続きバルサの強さと母性?、単に”善悪”として括ることができない”立場と個人”であり、相対する正義を見せている。人間は割り切れる生き物ではないということだね。

倒れたバルサの見た二人の男の戦い。これにはやられた!と思った。
おそらく原作を知らない人は現実の事と思っただろうね。少女時代のバルサをみて初めて「え?」と思ったのではないだろうか?私でさえ一瞬「何?」と思ってしまったから。(直ぐにバルサの幻覚だとわかったのは短槍の形状から。)
二人の男が誰な