「X-MEN：アポカリプス」みた。

「X-MEN」シリーズの前日譚を描いた『X-MEN：ファースト・ジェネレーション』『X-MEN：フューチャー＆パスト』の続編。
2000年公開の『X-MEN』を基準として考えた場合、過去・現在・未来の辻褄があっているような微妙なような。
しかしながら、プロフェッサーＸの頭（髪の毛）の謎が明かされるなどスッキリ要素もたくさんあり、時系列的な最後の穴埋めは上手くいったのではないかと評価したい。

一般的に最初の世界ミュータントの確認は”マグニートー”＝エリック・レーンシャーということにされているが、それ以前からウルヴァリンは存在していたわけで、実際は、人類の文明誕生以前からミュータントは存在しており、さらに神として世界を支配していたミュータント：アポカリプスが居たというお話。
ワケあって数千年の眠りにつくことになってしまったアポカリプス。身体的寿命が近づくと別のミュータントの身体に乗り移りさらに能力を乗っ取っることでより強力に、半永久的に生きながらえることが出来るらしく、今回のターゲットがプロフェッサーＸということだった。

拉致されたプロフェッサーＸの救出のためにX-MENが結成されるのだけど、毎度のこと最初はマグニートーが敵方につくことになるのはお約束なのだろうな。
ウルヴァリン・・というか、ヒューさま贔屓でシリーズを楽しんでいる自分なので、シリーズそのものにはそれほど詳しくなかったりするのだけれど、マグニートーのほかストームがアポカリプス側に参加していたことにはちょっとビックリだったかも。

さてお目当てのヒューさま。どの話にも登場するレギュラーメンバーはもちろんだけど、ここでもやっぱり外せないキャラのストライカー大佐とセットで登場。そしてウルヴァリンとジーンの邂逅には「ああ、それもあってか」と少し納得しちゃう感じになったように思う。

激しいバトルシーンや一層進化したセレブロなど、見どころいっぱい。面白かった。

好感度：★★★★

うまく世代交代が出来たと思う「X-MEN」シリーズと思っていたけれど、これで今度こそこのメンツと流れではお終いかなーと。また新たなるシリーズとして始まることはあるのかな？