「デッドプール」みた。
幸せの絶頂に末期がんで余命宣告を受け、どん底に突き落とされた矢先に「治せるよ」って悪魔の囁きに騙され、ミュータント化されてその過程で醜い姿と不死身になってしまったのがウェイド・ウィルソン=デッドプール。
ウェイドはもともと独断と偏見によるヒーローごっこのようなことをしていた元傭兵。だけどあくまでも自己中心的で基本ロクデナシ。残念ながらそれは生まれ変わって(?)も変わらずで、それがそのままデットプールの個性になった感じ。
とにかく、人体実験の黒幕:エイジャックスを探し出し、自分をもとの姿に戻せと、ただそれだけの為に圧倒的なパワーと不死身の身体でやりたい放題しまくる。
同情の余地もなくはないけれど、大暴れはやや目に余る。そんな感じ。
一応「X-MEN」本部もデットプールをスカウトしているところが面白い。
向いていない、面倒くさいと拒否し続けているようだけど、コロッサスはなにか有る度に出向いて、学校の先生よろしくウェイドに説教垂れまくり。それでも時には助っ人を頼んだり頼まれたりしちゃうつかず離れずみたいな距離感がなんかイイ。
最初から最後まで私怨の為に周りを巻き込む迷惑アクション劇。だけど理想と現実のはざまに葛藤しつつ己の意志で正義を駆使する硬派なヒーローはキャプテンにお任せってことで、現実のみに忠実な気ままなヒーロー:デットプールもウエルカムってところで、愉快になれる映画だと思う。
好感度:★★★★
オカマっぽい俺ちゃんキャラかと思ったけど、そういうわけでは無いのね~
視聴者に話しかけるとか、リアルネタ満載なのも楽しかった。「チャールズに会え」といわれて「スチュワートか?マカヴォイか?」ってアハハ。
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コメント
たいむさん☆
うんうん、愉快なヒーローでしたね~
このいい加減さが結構好き♪
硬派で正義感でガチガチヒーローは、ちょっと飽きてきたところだったし(笑)
投稿: ノルウェーまだ~む | 2016/06/14 00:50
たいむさんこんにちは♪TB&コメント有難うございました♪
デップーの事は自分も『X-MEN ZERO』の時の口が縫われているあのちょっとヤバイミュータントというイメージしかありませんでしたけど、こっちのデップーは終始マイペース&チャラい感じで目的を果たしていく辺りが面白かったですねw
過激発言や観客にまで語りかけてくるなんてのも昨今のマーベルキャラを見る限りでは無かったようにも思えるので、確かにたまにはこういうヒーロー映画もアリって気もしますね。・・でもまあかなりの自己中で問題児ぽいから、他のヒーローとの共演は絶対荒れそうであんまりやらない方がいいかもとも思ってしまったり・・^^;
投稿: メビウス | 2016/06/14 11:51
こんにちは~。
デップー、予告観た感じでは、誰も殺さないお気楽なヒーローだったのですが…。
蓋を開けてびっくり。
今作のお話に至るまでも殺しっぱなし、(しかも私的恨み)な事、
説教されても撃ち抜いちゃうな突き抜け具合に、
ぽか~ん、終盤には、好感持っちゃいました。
どこかしら生真面目なアベンジャーズのメンバーとは、
悶着起きそうですね。
超自由なヒーロー(?)も、いいかな☆と思った作品でした~。
投稿: みぃみ | 2016/06/14 15:50
■メビウスさん、こんにちは
もともと素行の良くない男が、スーツ着て顔が出なくなったらますます暴走しちゃった的なキャラに感じられます。悪くはないけど。
アントマンもけっこう個性的な性格。
ヒーローの鏡はキャプテンに全てお任せするのが良いかもしれませんね~(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2016/06/20 09:09
■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
いい加減だけど、彼なりに芯はあるっていうか、おバカだけど私も嫌いじゃないっス。
でもでもキャプテンみたいなのも好きですよ~
投稿: たいむ(管理人) | 2016/06/20 09:11
■みぃみさん、こんにちは
誰も殺さないどころか、容赦なく愉しく瞬殺がお好みみたい???
でも、自分の腕を切ってでも逃げようとする根性は見上げたもの。
必要以上に一線を超えなければ私もOKキャラです(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2016/06/20 09:14