「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁」みた。
英国BBCのドラマ『SHERLOCK シャーロック』の特別編。舞台を現代から1895年のヴィクトリア時代に移した特別編で、英国ではいつもどおりTVドラマなのだけど、日本では何故か劇場での特別上映に。(半年とか1年とか待たずに見られたのは嬉しいのだけど有料ってどーよと思わなくはない)。
本編前には「脚本家スティーブン・モファットと巡るベーカー街221Bの旅」 、本編終了後には、「シャーロック製作の裏側 主要キャスト・スタッフとともに」も上映された。
結局のところ、新シーズンへの繋ぎであり、布石というか番宣というか、制作陣の息抜きというのか、遊び心満載の特別編といった感じ。
面白かったけど、頭の中がちょっと混乱。もう一回じっくり見ないと良く分からないところも?
舞台が原作と同じ1895年ということで、ついにベネさまも数多の”シャーロック・ホームズ”の仲間入りとなった。
とはいえ、『SHERLOCK シャーロック』は現代でPCやスマホなど最新IT技術を巧みに活用してシャーロックとワトソンが難解な事件を解決していくところが醍醐味の一つであり、原作通りの世界となると持ち味が半減してしまうのではと思っていたけれど、一癖も二癖もある構成であり、馬車の走るベーカー街や衣装などゴシック調のしっかりとした19世紀の舞台づくりがされており、それはそれとしてちゃんと楽しめるようになっていた。(シャーロックに縁の深い方々の見た目の激変っぷりも楽しめる)。
内容は、花嫁の幽霊が引き起こす殺人事件。
シリアスであり、コミカルであり、時代は変われどいつもと変わらぬ『SHERLOCK シャーロック』を楽しめたと思う。
ややSFちっくで強引な謎解きになってはいるけれど、彼らが好きならばそれでいいやって感じかな。
新シーズンを楽しみに待ちたいと思う。
好感度:★★★★
TVシリーズ未見だと話についていけないように思うのでご注意を。
初見なのにオマケ映像のおかげで、シカの耳とか壁の絵とかに意識がいっちゃって困ったわ。
| 固定リンク | 0
コメント
正直、テレビでいいじゃんと思いますね(笑)
しかも週替わりの入場オマケでリピート狙ってる?なんて(苦笑)
でも上映されれば観たい気持ちが先行するし、すっかり乗せられちゃった^^
そうそう、ここらで一服って感じだったね。
本来のゴシックな「シャーロック」に2人も嵌ってました。
シーズン4が楽しみになりましたねー!
投稿: オリーブリー | 2016/02/28 10:48
■オリーブリーさん、こんにちは
NHKには期待していますがいつになることやら。
有料でも見たいファン心理で踊らされましたね。
まぁ彼らが好きなんで、彼らに免じて、ですが。
シーズン4、こちらも来年?再来年?
冬の撮影をマーティンが嫌がるからどんどん遅くなりますね(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2016/03/01 15:24