感想のアップどころじゃない。
引っ越し作業で忙殺されていた10月。
根性でいくつか映画にも行ったけれど、後半になるととても感想をアップする暇はなし。
ということで一言感想。
●『図書館戦争 THE LAST MISSION』 ★★★★
大好きな原作シリーズ。イメージもそのままに満足の実写版。
アニメも漫画も、原作+αな味付けで完成していることも有り、実写版も原作を繋ぎ合わせつつ、オリジナルな展開で楽しませてくれた。
原作に比べると「やや甘さ控えめ」なのは岡田君だから?
●『ファンタスティック・フォー』 ★★★++
特異能力の取得と最初の戦い、チーム結成(命名)までが描かれた今回。2005年、2007年公開の前作よりちょっとシリアス路線?能力バトルで楽しませるというよりは人間ドラマに重心をおいていた感じ。
それは悪くないけれど、能力ものは使いこなし始めてからが面白くなるし、次があるならこれからかなという印象。
●『屍者の帝国』 ★★★++
「Project Itoh」の第1弾。伊藤計劃の作品ではないこともあって結局原作は未読のまま。
ザックリいえば、良くあるAI(ロボット)に魂は宿るかのゾンビ版のようなところで、魂のありかであり、人間のダメダメさを指摘しつつ成り代わっちゃおう的展開へと発展するお話。
情報量の多い作品で、これを2時間に纏めるのはやや厳しいかなという印象。1回見ただけでは大まかに把握するのが精いっぱい。
理解しようと思ったら、原作も読んで繰り返し見る。そうすれば映像のなかに盛り込まれた情報、細かな部分まで楽しめるのではないかなぁと。
映像は綺麗だし、背景もキャラクターも美しい。アニメとして完成度の高い作品と思う。
けれど、自分には主人公たちが”少年”にしか見えず、ギャップがつらかった。細谷さんの声も好きなんだけど、個人的にこの顔にこの声はちょっと違うかな~って違和感がぬぐいきれなかったのが少し残念。
「Project Itoh」の2作品の公開が楽しみ。『虐殺器官』は延期になってしまったけれど・・・
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