「コードギアス 亡国のアキト -第4章- 憎しみの記憶から」みた。

『コードギアス　反逆のルルーシュ』の流れを受け継ぐ全5章からなるオリジナルストーリーの第4章。
第3章直後からはじまり、あの人この人の内情が明かされ、裏切者が明確になったり、レイラのギアスが発動の兆しを見せたりと、物語としていよいよ佳境に入ったなという感じ。アレクサンダのアクションも満載。
その割に人間模様が逆に簡素になった感は否めないというか、「そんな簡単に？」な事態にもなっているのだけれど。
残すは最終決戦、楽しみだ。

軍師：ジュリアス・キングスレイの仕掛けたテロリスト「方舟の船団」によるユーロピアの混乱がユーロ・ブリタニアの計略だと見破ったレイラは、アキトたちをブリタニアの飛行艇ガリア・グランデへと向かわせ、事態の収拾へと乗り出す。
しかし、その作戦の途中アキトたち部隊のシグナルが消失。さらにレイラたちの本拠地であるヴァイスボルフ城がシン・ヒュウガ・シャイング率いる聖ミカエル騎士団に包囲され、レイラは仲間の命を最優先とし投降を決意する。

冒頭から、上空ではアキトたちの戦闘シーンでドガンドガン、地上ではシンのヴェルキンゲトリクスの曲芸滑走でスピード感はハンパなし。
けれど、やはり気になってしまう”その後”よりハイスペックな仕様。それだけの技術と力がありながら、ユーロピアもシンも、結果的になんでシャルルに勝てないのか疑問でならない。その辺もちゃんと明らかになるのだろうか？

そして、無意識ながらとうとうギアスを発動させるレイラ。青いギアスはシンのギアスをブロックし、逆にシンの瞳に打撃をも与える。実際のところどんな効果のある能力なのかはまだ不明。（個人的には”ギアスキャンセラー”を予想していたのだけど）。
アキトはギアスの呪いを仲間たちとの絆と自らの意志で振り払う。
順風満帆なハズのシンは亡霊に憑りつかれてうっかり自害しそうになる。
よくわからないのがアシュレイ。短時間で敵からマブダチ？？
おかしくなってしまったルルーシュと囚われ打ちひしがれているスザク。（コレいるの？）
いろいろ明らかになり始めてはいるけれど、まだまだ埋まらないピースが沢山。

第5章（最終章）「愛シキモノタチヘ」は当初秋公開とされていたけれど、やはり延期されて2016年2月6日公開とのこと。
アキトのものと思われるちぎれた”おさげ”を握りしめ、コワイ顔してギアスを発動するレイラのキービジュアルが予告カットになっていた。
待ち遠しいけれど、あっというまに終わってしまうのも寂しいし、ちょうど良い頃合いかなと。

好感度：★★★++

来場者特典のミニ色紙はアシュレイだった。びみょ～～～