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2014/11/21

「嗤う分身」みた。

The_double

ロシアの文豪ドストエフスキーの世界的名作である『分身(二重人格)』を原作に、大胆にアレンジした不気味なスリラー作品。
何かの解説には”近未来世界が舞台”とか書かれていた気もするのだが、時代的な雰囲気は”戦前戦後の昭和の匂い”がするような世界観。(挿入歌のせいもあるだろうが)。
なんともシュールなお話だった。

ジェシー・アイゼンバーグ主演で、なんだか面白そうだぞ~って観たものの、いざ感想を書くとなるとこれがどう書いてよいやらなんだか纏まらない。

内容は、主人公がどんどん不条理というか理不尽というかにさいなまれていく話。(そうなった理由は察することができるようになっているが)。また舞台は夜、あるいは窓のない室内ばかりなのでとにかく薄暗く、一貫して陰気な雰囲気のなか話は進んでいく。
そんなだから観ている方は気持ち的に鬱屈する感じのなのだけど、何故だかしっかり惹きこまれてしまっていて目が離せなくなってしまうから面白い。

監督のこだわりを「アーティスティック」と受け取るか否かはともかくとして、ジェシー・アイゼンバーグの貢献度は高いと思う。

気軽に見られる作品ではないとは思うけれど、一発逆転劇的要素もあるし、”恐いもの見たさ”感覚から覚悟してみたら意外とイケルかも?な映画だと思う。

好感度:★★★++

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コメント

おはようございます★
ジェシーが良かった!!
この雰囲気好きです。まさかベンの映画に出てたコメディアン俳優がこんな作品を撮るとは。
彼のデビュー作も近日みてみたいな。

投稿: mig | 2014/11/23 10:20

こんにちは♪

>面白そうだぞ~って観たものの、いざ感想を書く
 となるとこれがどう書いてよいやらなんだか纏ま
 らない。

同様にこの一言に尽きます…。
まぁ、もともとD・リンチやD・クローネンバーグ監
督らが得意とする不条理がダメってぇのが、最大の
要因であることは解ってはいるんすけどね。
とにもかにも、我ながら完全途中リタイアしなかっ
たなぁと♪  r(^^;)

投稿: 風情♪ | 2014/11/23 13:24

■migさん、こんにちはsun
ジェシー、良かったですね~
ほぼひとり舞台みたいな感じで、2役の演じ分けが素晴らしかったです。
雰囲気的には得意分野じゃないのだけれど、すっかりはまってました。

投稿: たいむ(管理人) | 2014/11/24 11:21

■風情♪さん、こんにちはsun
不条理もの、私も苦手なほうです。で、あの雰囲気。
なのだけど、私はすっかりはまり込んでしまったんですよね。
その感じがうまく表現できないのですわ(^^;

投稿: たいむ(管理人) | 2014/11/24 11:23

こんにちは。

そうなのよね、確かに惹き込んでいったのは役者の力量だと思うし、感想も何をどう書いていいのか良くわからない(苦笑)
感覚の反応だけなのかも知れないけど、空気感や質感は独特で印象に残る映画でした。

投稿: オリーブリー | 2014/11/24 16:29

■オリーブリーさん、こんにちはsun
公開初日にみたものの、書くのやめようかと思うくらいどう書いてよいやら・・・って感じでした(^^;
でも折角ですしね、ジェシーは本当に良かったし、とりあえずそこだけ強調(笑)

なかなかウマイ邦題だったとも思います。

投稿: たいむ(管理人) | 2014/11/24 17:02

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