「まほろ駅前狂騒曲」 みた。
今回の多田と行天は、遺伝子上だけの行天の娘を預かることになったり、元新興宗教を母体とする謎の団体の不正を調査することになったり、無謀なジジババによるバスジャック事件に巻き込まれてしまったり、というもの。そこで2人それぞれに自分自身の過去と現在に向き合うこととなり、初詣の際の多田のささやかな願い事から、ちょっとだけ平穏な日常とちょっとだけ良い事がかなえられるような、そんな〆になっていた。
相変わらずふたりのやり取りは軽いのだけど、彼らが対峙するものはなかなかに重く、荒唐無稽なドラブルに見舞われながらも、単なるドタバタ劇になることもなく、ちゃんと見せてくれるところがこのシリーズの良いところと思う。
瑛太&龍平コンビもすっかりなじみ、絶妙な間合いと空気感からも高い安定性を感じる。(某探偵コンビよりやっぱりこっちが好きだなぁ)。
なんとなく原作は未読のままなので、さらなる続きがあるのかすら知らないのだけど、映画でもドラマでも、彼らのその後は観てみたいと思うように思う。
本当に何が?って感じでもあるのだけど。
好感度:★★★++
バスジャックにおけるあの警察の対応はどう考えてもあり得ない。それなりにリアリティは大事だと思うのだけど。
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コメント
>バスジャックにおけるあの警察の対応はどう考えてもあり得ない~
ホント、あそこはマンガでした~(笑)
そこを除けば、あの独特の″間″と、キャラとのギャップのセリフがいい味の
傷だらけの男たちの優しい日常が、ちょっとクセになる愛おしさなんですよね~
投稿: kira | 2014/10/31 18:48
■kiraさん、こんにちは
そそ、マンガでもあれはないでしょって感じでちょっとイライラしちゃっいましたよ。
>あの独特の″間″
そこは瑛太くんと龍平くんだからこそ、って感じがするんですよね。
ちょっとクセになる感覚、分かりますよ~
投稿: たいむ(管理人) | 2014/11/01 16:20