「ケープタウン」みた。
内容は、刑事もののサスペンスアクション作品。
南アフリカのケープタウンの植物園で見るも無残にボコボコにされた女性の遺体が発見される。女性の遺体からは薬物が検出されるのだが、同じ薬物が昨今起こっていた子供の失踪事件の現場で確認された薬物と同様であることが判明したことで、捜査はあらぬ方へと進展していく、というもの。
事件そのものは、それなりに凶悪な陰謀じみてくるのだけど、黒幕も関与している人物もパッキリ分かれていて、グレーゾーンもフェイクもなし。ただ、自分や同僚・上司の家族らが巻き込まれることとなり、最終的には諭す者と諭される者が逆転するような人間ドラマがメインになり、余韻を残すというものだった。
人種差別が撤廃されてもいまだ根深く残っている確執。貧富の差に治安の悪さが当たり前のように描かれ、厳しい現実が垣間見えてくる。(民族問題とか、日本人のようなボケ人種にも解るように、もう少し深く突っ込んで描いてくれても良い感じがしたけれど、エンタメ重視にして、あえてほのめかす程度にしたのかな?)
オーリーくんは、素行に問題がある刑事:ブライアン役なのだけど、ただ酒浸りで、薬漬けで、女にダラシナイ程度の、遅刻はするけどちゃんと捜査には加わる刑事さんなんだよね。独断専行するとか、キレやすくてなにかと暴力行為に走るということもなく、心に傷を負ったことで一時的にダメになっているだけという感じ。その点が”やっぱりオーリーくん”を感じさせてしまうんだよね、たぶん。ダメ男は新鮮ではあったけど。
R15+の割には2時間TVドラマ感覚で軽くみられる作品と思う。
好感度:★★★++
オーリーくんの肉体美は必見&目の保養♪
しかし、ノーパンジーンズってなんか痛そうというか、挟まりそうとか思うのは私だけ?
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