「アメイジング・スパイダーマン2」みた。

2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』の続編。何から何までパワーアップしての再登場。
敵がひとりでも大変なのに、今回はエレクトロ、グリーン・ゴブリン、ライノと3体と対決っていうからどんなことになるのかと思いきや、ライノの役割って・・・　
スパイダーマンとして、個人的には前3部作がすっかり上書きされちゃった感のある、”アメイジング・スパイダーマン”になったかも。

初日は見送り、昨夜地上波初登場となった前作をおさらいしてからの鑑賞。ストーリー的には今更おさらいは必要ないのだけど、やっぱりクレーンのシーンは感動的だったし、期待を一層膨らませての鑑賞になったかもしれない。それに何よりヒロインがＭＪではなくグウェンだったってことを思い出せたのは良かったかも。なんというか、最終的に「そっか、グウェンだったんだっけ」って痛感することになったわけで、今回も泣かされてしまったよ。まぁより泣かされたのは”スパイダーマン・ボーイ”の勇気ある行動だったりするんだけど。

とりあえず”リザード”との決着をつけ、正義のヒーロー”スパイダー・マン”としてＮＹを飛び回る生活を続ける反面、亡くなったグウェンの父親との約束という呪縛に苦悩し葛藤するピーターという部分を中心に、ハリー・オズボーンとの再会から実父の真実にたどり着き、エロクトロの誕生と対決、ハリーのグリーン・ゴブリン化と、とにかく内容満載の2作目となっていた。
とにかく人間ドラマと、軽快なコメディパートと、スピード感あふれるアクションパートと目まぐるしく、深く入り込んでいる暇はないのだけど、メリハリは付いているし、テンポの良さからその勢いで何でもよくなっちゃう感じかな？
とはいえ、エレクトロ。一見最強なのに案外早い決着だったのがちょっともったいなかったような。エレクトロ化しちゃったらジェイミーである意味もないし。ライノに至っては予告で全部見ちゃったような？？

ということで、GWにオススメのエンタメ作品だと思う。
ハリーとの対決はこれからが本番で、オズコープ社の研究室にはオクトパスのスーツなどが揃っていたし、一応ピーターも失意から復活。続くであろう次回も楽しみだ。

好感度：★★★★

なぜにED途中に「X-MEN」と思ったりもするけれど、予告編みて気持ちは盛り上がっているし、こっちも楽しみ。春のアメコミ月間、絶賛進行中って感じだなぁ。