極寒の雪まつり。

2/5～11まで開催されていた「さっぽろ雪まつり」に初めて行ってきた。
札幌に引っ越ししてきて早9か月くらい経つというのに、時計台も、テレビ塔も、身近な観光名所ですら「あ、あるな」と思いつつ、車で脇を通過するのみだった。
けれど、流石に一大イベントの雪まつりまではスルーしたらイカンぜよと、完全防備で散策に出かけてきた。

とにかく、メイン会場である大通公園があんなにも広いとは、っていうのが第一印象。
テレビ塔のある1丁目から札幌市資料館のある12丁目までの12ブロック、全長約1.6kmほどある大通公園。1周約3.5kmといったところだろうか？それぞれに雪像やら、イベントステージやら、屋台やら、休憩所やらが立ち並んでいるという巨大なお祭り会場となっていた。歩行者通路は公園の左右でそれぞれ一方通行になっているので人混みでも楽な方だけど、足元は雪で滑りやすくなっているし歩きやすいとは言い難い。ただひたすら人の流れに乗って歩いて寄り道して、歩いて寄り道して、を繰り返す。

メイン会場ほか、大きい雪像前は写真撮影するカップルやグループでそれなりに混んでいるけれど、とにかく寒いので、ステージ等でイベントでもしていない限りは、みな立ち去るのも早い。（なので、誰でもちょっと待てば良い場所で撮影可能だ）。
子供たちに人気なのは、氷で作られた滑り台。ここは列ができるほどの人気ぶり。そして、屋台周辺と暖房設備のある休憩所はどこも人でいっぱい。ご当地B級グルメをはじめ、あたたかい飲み物や食べ物が飛ぶように売れていた。

ああ、そうそう、何処よりも行列していたのが”雪ミク”（初音ミク）の会場だったのにはちょっと苦笑い。限定グッズ販売やアニメ関係のイベントも多く開催されていて、ここだけちょっと客層が違っていたの間違いない。
・・しかし、たまたま通りがかった時に聞き覚えのある曲が流れていて、それが『革命機ヴァルヴレイヴ』2期のエンディング曲「REALISM」だと気が付くあたり、私も半分そちら側の人間だということだ。ちょうどステージでは何かの公開番組（録音？）だったようで、ゲストに ELISAさんが登場。「REALISM」も生歌でしっかり聞かせてもらってきた。

雪像だけではなく、氷像もこんなにたくさんある（主にすすき野会場）とは知らなかったのだけど、外に放置してても全然溶けないんだから凄いよね。また特に夜は周囲の照明でより綺麗に見える。
もちろん雪像も夜間はライトアップされて鮮やかになり、”光のショー”で楽しませてくれた。お目当てだった今流行りの”プロジェクション・マッピング”も数か所で行われていてとても良かった。 誰もかれもが両手を挙げて動画撮影している光景は、後ろから見ていると滑稽ですらあるのだけどね。（→の画像のとおりデス）。
折角現場にいるのにレンズを通してみたらダメじゃんね。生で見たままの大きさで感じるからこその迫力ってもんでしょ。（・・という私も写真を何枚か撮ったけれど、変化が激しいからピンボケ。動画で撮ってナンボなのは理解した）。
でもやっぱ肉眼で見てこそのイベントで、どうしても撮りたいなら複数回見ないと。

休み休み、途中夕食ですすき野方面に一旦抜けたりもしたけれど、とりあえず6時間掛けて制覇。近頃腰痛が悪化していて30分歩くのも難儀だったりするのだけど頑張った！
それにしても、天気が良かったのが救いながら極寒には違いなく、氷点下12度前後の中では飲んだお酒も即座に冷めてしまうということを知った。
果たして来年また散策する根性があるかどうか・・・。来年に考えることにしよう。

そうそう、こんなのもあった。天然の冷凍庫。祭りが終わったら食べるんだろうなぁ。

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