晴天の流氷体験。
とはいえ、北海道出身者以外には、まず「紋別ってどこよ?」って感じではないだろうか?私も今回初めて知ったし。(画像はクリックで拡大)。
位置的には刑務所で有名な網走市の少し北側(上側)になり★印あたり。雪は札幌市のほうが断然多い。雪が多いのは本州と同じで日本海側だったりする。とにかく北海道はデッカイドー。東北6県を合わせた面積よりも広いのだから「主要都市」=「県」みたいなものでそれぞれ気候も様々、決してひとくくりにはできないということが分かるはず。(どこでも”寒い”には違いないんだけど)。
ちなみにというか、案外札幌市の位置すら良く知らない人も多いのではないかと思うのだけど、道央とかいいつつも真ん中とかではなく、日本海に面した石狩地方に隣接した場所にあり、割と端っこなんだよね。新千歳空港なんか快速電車で1時間もかかるし。北海道旅行はとにかく時間に余裕を持ってくるべし、である。
さて、話を戻すが札幌から紋別へ向かうには旭川経由となる。よって道程のほとんどに高速道路が通っていて、地図上の見た目よりも遠さは感じない。距離的には函館のほうが50kmも近いのにね。小一時間も差が出てしまうのはやはり高速道路の恩恵というわけだ。とはいえ、何かあればすぐに閉鎖されてしまうのが北海道の高速道路。冬場の旅行は運次第とも言えそうだし、トンネルでもないのに”圏外”で携帯電話の通じないところも少なくない。電話会社の宣伝文句「カバー率99%」ってのはあくまでも”人口カバー率”だということを身をもって体験することになるといっておこう。
自宅を朝6時に出発して紋別港に着いたのが11時半過ぎ。そこから《流氷砕氷船 ガリンコ号Ⅱ》での遊覧が約1時間。本当に天気が良く、日差しが暖かかったので、気温は氷点下ながら半分以上を船室外で流氷を見ることが出来た。
流氷は港の中まで流れ着いているくらいで、時折大きな氷にぶつかってはバックして、勢いつけて氷を砕きながら進むような体験もできた。
(⇇ サンダーバード2号のような、でっかいドリルがグルングルン回ってて、氷を砕くのだ)。
写真には上手く撮れなかったけれど、光線(紫外線)の加減で青くみえる氷がすごく綺麗でちょっと感動。
オットセイやアザラシなどの動物たちに会えなかったのが唯一残念だったけれど、ベストに近いコンディションで見ることが出来たのだから満足。いちおう《海の妖精”クリオネ”》は見られたから。・・ってか、お土産で売ってたし。
両手(ヒレ?)をパタパタさせて浮き沈みする姿がなんとも愛らしかった。
帰りのバスはすっかりお休みタイム。自家用車は自由で良いけれど、運転手は疲れるし大変だし、それを横目に眠気を堪えたり、結局ぐうぐう寝ちゃって気まずくなったりとか、良い事ばかりじゃないもんね。夏場はともかく冬場のバスツアーは悪くないかなって。
さて次はどこ行こう。『銀の匙 Silver Spoon』が公開間近だし、十勝地方で名物の豚丼でも食べようか?
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コメント
おお~! 行ってきましたね。遠いとこ。
北海道は、広いからねぇ。日帰りで行けるのは、札幌にいるからで、函館からだと日帰りはちょっと厳しいなぁ。
雪当たり前の土地柄だし、お天気もよくて良かったですね。写真も、そんなに悪くないと思います。(^^)
投稿: あかん隊 | 2014/02/27 23:25
■あかん隊さん、こんにちは
行ってきましたよ~。
これ以上寒いとこに行くのやだ~って思っていたけれど、天気良かったし、ここでしか見られないものを見られて良かったです。
写真は撮るのが大変でした。
甲板は人だかりだったから、実は思いっきり両手をあげて適当にシャッター押しただけ。しかもケータイ。
それにしてはという意味ではなかなかですよね(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2014/02/28 17:21