「ソウルガールズ」みた。
内容は、68年のオーストラリア、白豪政策によって強い差別を受けていたアボリジニの三姉妹と従姉妹の4人が、ミュージシャンくずれのマネージャーと出会い、ソウル・グループ“サファイアズ”を結成、不屈の精神と夢への情熱で成功へと駆け上がっていく物語。
「音楽モノのにハズレなし」っていうのは最初の曲、母娘たちで唄う♪「Yellow Bird」で確信した。それから、まずグループ結成の切っ掛けとなる地元での音楽大会、さらにベトナム戦争の慰安ミュージシャン募集応募によるオーディション、合格の後ベトナムでの最終テスト、そして各地キャンプへ・・・とさまざまな曲が披露され、ソウル・グループとして完成されていく彼女の歌声に魅了されていく。
もちろん、何もかもが順風満帆なわけがなく旅の中で4人それぞれにドラマがあり、差別問題から戦争の実態なども垣間見せてもいる。
けどまぁ、それほどドラマチックというわけではなくそれぞれ等身大な印象で、やはり主にはサクセスストーリーであり、恋愛物語だったかと思う。音楽面から言えばメインボーカルである三女が中心の物語であるはずなのに、実は公私ともにまとめ役に徹している不器用な長女のための物語という感じだったから。(それはラストにある現実の彼女たちの後日譚からはっきりわかるのだけど)。
コメディではないけれど、毒舌や突っ込みなど日常のアルアル的笑い要素が所々に盛り込まれていてるのも楽しい。
パワフルな彼女たちから元気がもらえる作品。オススメ!
好感度:★★★★
最後の最後に”だーメンズ”たちにも見せ場があって良かった!
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コメント
たいむさん☆
最初に母娘たちで歌っていた歌がとっても良かったですよねー
鼻歌であんなに上手に歌えたら、本当に気持ちよいでしょう~~森山親子とかあんなふうになるのかな?(笑)
ソウルミュージックも良かったですが、なぜかアボリジニの歌が一番印象深かったです。
投稿: ノルウェーまだ~む | 2014/01/23 16:33
■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
そうそう、最初の歌が良かったですよね。
そして「王さまの兵隊がまけた~」って歌も繰り返しで耳に残りました。
カントリーが失望の歌とは知りませんでしたが、聴いている分には和みますよねぇ(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2014/01/28 09:27