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2013/12/25

キラを怒らせてやられちゃったセイバーバラバラの件は禁句でしょ。

Seed_destiny_hd_box_3

「OMAKE quarters」が聴きたくて買い続けている『機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター Blu-ray BOX』。「OMAKE quarters-Vol.3」はアスラン・シン・ムウ&キラ(?)が登場ということでこれまで以上に楽しみにしていた。
今回は約18分のミニドラマに、7分弱のキャストトークが収録。ミニドラマはまだそんなことになってんの?って感じの内容だったけれど、アスランらしいというかまぁまぁ微笑ましいの範疇にあって楽しませてもらった。そして主役揃い踏みとなったキャストトークは――内容がない?!

「OMAKE quarters-Vol.3」:「オーブの夜に サイドM」の出演は、シン、アスラン、ムウの3人に、ウェイター役としてキラ(保志くん)が参加。内容は以下のとおり。(ネタばれしてるのでご注意を)
Omake_quarters_vol3停戦後、とりあえず和解したように見えたシンとアスランだったけれど、どうやらそうでもないらしく周囲の目にも明らかにわだかまりが癒えていない。そんな2人を心配する女性陣は調停役?にムウを立てて食事会をお膳立てする。
それぞれレストランにやってきたアスランとシンはそこでやっと嵌められたことに気付くが、ムウの執り成しから、とりあえずテーブルを囲み食事を始める。さらに促されてそれぞれ互いに対して思うところを吐露し始めることになるのだが・・・。

アスランとしては、シンとは「仲が悪いわけではないが、仲良くはなれない」として既に割り切ってしまっているようだ。
簡単に言えば「苦手」なんだね。シンの才能は認めているし、素直じゃない性格も理解しているけれど、だからこそいつまでもガキっぽく自己チューで突っかかって来ることに疲労を覚えるんだね。そして一番まずいのがアスランの負けず嫌いな部分と図星の部分をストレートに攻撃してくるところで、これをやられるとさすがにアスランも冷静ではいられなくなってしまうんだな。しかも、キラとの戦闘を引き合いに出して「セイバーの黒歴史」を話題にしてくるから最悪だ。アレは色々あったとはいえアスランにしても人生最大の汚点で屈辱的でもある出来事。それを普段のキラの実態もその時の内実も知らないシンが、負けの結果だけを見て揶揄することが何よりも我慢ならないことで、アスランを憤慨させちゃうんだろう。さらにキラ本人を妙に崇拝した気のあるシン。
「キラさんは凄い人っすよ。大きいっつぅか、あったかいっつぅか、穏やかで、優しくて・・・」。

うわぁ~、とんだ勘違い。確かにこれはキラと付き合ってみなければわからない話。しかしキラに嫉妬するわけではないものの、これはこれでムカツク勘違いではある。(「基本何も考えてないからな」って即答しちゃうアスランだし)。
とにかく、アスランはキラのことも、シンのことも良く分かっていて、それでいてシンとは距離を取ろうとしているわけで、それにはちゃんとした理由があるってことだ。

因みにアスランはシンを”イザーク族”(もしかしたら”イザーク科-イザーク目”と言っているかも?)”と認定していた。だから「仲が悪いわけではないが、仲良くはなれない」ということらしい。ここでまさかイザークが引き合いに出てくるとは思わなかったけれど、なるほど、ちょっと納得で思わず爆笑。でもまぁイザークはアスランが大好きで、シンよりはプライドが高くて大人で、それを解っているディアッカのような存在もあるわけで、そこがシンとは少し違っているから、ほど良い距離感を保って付き合っていられるのだろう。

対してシンは、本当はアスランに感謝の気持ちを持っていて、月での戦闘では暴走を止めてくれたお礼も言いたいと思っていた。けれど、これまで散々反発してきてバツが悪くてなかなか言い出せずにいたようだ。そして素直じゃない性格も手伝って、顔を合わせればついつい皮肉めいた発言で逆にアスランに突っかかってしまう。
まぁ初対面から良い印象はなかったし、仲間になってからも良い関係は築けなかった。堅物のアスランで説教臭いのは事実だし、そもそもシンにとってアスランの迷走は理解できないもので、実際不安定だったアスランは真の実力をシンに示すことがなかったのだから仕方がない話でもある。

「嘘やごまかしはないほうが良いだろう」と、アスランに「仲良くなれない」理由をすっかりぶちまけられてしまったシン。自己中心的な言動はすべて事実だからぐうの音も出ないところだが、それでも、自分たちの不協和音が周囲を心配させていると思えば無視もできない。
そんな気まずい雰囲気の中、ムウがマリューさんからの電話で席をはずしてしまう。すっかり開き直ったアスランに対して、2人きりの無言の時間に居たたまれなくなったシン。
ポツリポツリ、シンはとうとうアスランに感謝言葉を絞り出す。

ところが、シンのまさかの発言には寝耳に水とばかりに不意打ちを食らったアスランで、あまりの動揺から「”酔ってるのか?” ”熱があるのか?”」という言葉しか返せないのだが・・・」と、そのまま伝えてしまうのだから困ったものだ。
折角勇気を振り絞ったというのにアスランのこの反応。シンが納得いかないのは当然のことで第2ラウンドのゴングが鳴りかけるが、アスランも必死に今の空気を壊すまいとシンを落ち着かせ、「キラのところへ行くなら頑張れ」と激励の言葉を返すことでなんとかその場をおさめる。そしてついでにキラ(の本性)について助言を始めるのだが、キラのむちゃくちゃ加減とド素人っぷりから我儘で頑固で強情で容赦のない部分を説明しているところで、シンが「セイバーみたいにってことっすか?」と余計な合いの手を入れてしまったのがまずかった。(効果音はないけれど、「ピシっ」ってアスランの額にannoyがはいったのがハッキリと感じられた)。
そこからは怒涛のとんでもキラ評をシンに突きつけるアスラン。そこでさらにラクス絡みからまたしてもアスランの女難に触れる発言をするシン・・・。

そこから先はいつも通りの展開となり、口論は加熱。とうとう席を立ち会合も解散。席をはずしていたムウさんは、事の次第がわからず途方に暮れるものの、「まぁ互いに言いたい事は言えたようだし、いいんじゃない?」とお気楽モードでちゃんちゃん。

――という感じ。

互いを嫌っているわけではないというのは本当だろうし、シンがもうすこし大人になってアスランの子供の部分を解ってくれば解決する問題にも思う。でも、もはやアスランはそれを諦めてシンからを距離をとろうとしている状況。
正直、こんな関係になっちゃってるのが少し残念ではあるけれど、らしいっちゃらしいし、面倒くさいところは同じでもキラとシンは全然違うわけで、「裏ではこんなだけど」って、この先の表舞台においては、やるときはやるって2人が楽しめる話ではあるのかな、って感じかな。

アスランの話だったから、思わず昔のようなアスランフィルター全開した感想の書き方になってしまった。長いし。もうほとんど思い入れとかなくなってると思っていたのになぁー。

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コメント

たいむさんの感想待ってました〜!アスランとシンは、慰霊碑の前であった時の様子から、すっかり打ち解けているとばかり思っていたので、ギスギスしている関係にはじめはびっくり。でも、アスランがシンを苦手とする理由は納得で、この関係、面白いかも!って思っています。いや〜、やっぱり新作は良いね。

投稿: Moko | 2013/12/28 22:11

■Mokoさん、こんにちはsun
おひさしぶりhappy01

そうなんですよね。
一緒に慰霊碑に来てたようだし、仲良くとまでは行かなくても普通の付き合いができる程度にはなっているかと思ってましたよ、私も。
シンはともかく、アスランが売り言葉に買い言葉で険悪なムードを作っちゃうのが意外。
けど、それだけアスランがシンに対して素を晒けだしているってことのように思えなくもないし、本気でムカついている態度は、キラとかイザークに対するものに近いしね。
シン次第でそのうち落ち着くかなってね。

聞いている分には面白いですよ、2人のやり取りは。ガキの喧嘩っぽくて(爆)

全部そろったら聞いてみます?

投稿: たいむ(管理人) | 2013/12/29 10:56

こんにちは、はじめまして
この記事を読み、興味を持ったのでコメントします。
イザーク族とは面白いですね(笑)
しかし、たいむさんの言うとおりはイザークはザフトの隊長なだけあって少々プライドは高いところもありますが、ちゃんと人の話を聞くことができます。アスランといがみ合うこともあるかもしれませんが、シンのように険悪なままで終わりということもないと思います。(イザークがいたら大抵ディアッカも傍にいますし)
私から見たらシンとアスランの関係はちょっと「逆」のように感じました。
つまり、以前(アスランがザフトにいた頃)はアスランから少々距離をとっていたシンにアスランはなんとかアスランなりに距離を縮めようとしていましたが、まったくうまくいきませんでした。
そしていろいろあって現在一応シンも自分自身の自己中心的な部分を認めアスランに感謝を述べようとちょっと歩み寄ろうとしていましたが、当のアスランはそのいろいろに対して疲れシンとのことは「もうしかたがない」とあきらめているように見えました。
でも一応キラという清涼剤?がいますからよっぽどのことがないかぎりこれ以上仲が悪くなることはないと思います。

投稿: 桜花 | 2014/01/09 09:49

■桜花さん、こんにちはsun
はじめまして。
桜花さんがCDを聞いたうえでコメントされているのかそうでないのかで異なってくるのですが、聴いていないと仮定してお答えしたいと思います。

「イザーク族」とは、アスランが自分で言ったことなんですね。(セリフにあるんですよ)
とはいえ「対応に困る苦手な人」という分類上のことで、イザークとシンが似ているといっているわけでもないと私も思っていますよ。

ただ、SEED時代のスーツCDを聴かれたことがあるならばわかると思うのですが、アカデミー時代のイザークはとにかく優秀すぎるアスランを目の敵というか、目の上のタンコブみたいな感じに接していて、何かと勝負を挑んだり、突っかかったり、まくしたてたりしていたわけで、ややシンに近いところがあったんですよね。
けれどイザークも優秀だし、正論の部分はちゃんと通じていて、なによりアスランより年上というところでだいぶ違ってくるようにも思います。
そして今のイザークは相変わらずではあるけれど、大人になったなぁって思います。

たぶん2人の間でキラはなんの役にも立たないでしょうが、私も2人の仲はこれ以上悪くも良くもならないんじゃないかな?と思います。
でも、周囲もファンもいずれは・・って希望を持ってて、そうなることを願っている、そういうことで良いのではないでしょうか?


最後に、私なりに返答させていただきましたが、どんなに尽くしても、文章でのやり取りでは否定も肯定も批判も好意も、読み手によって正反対に変換されることがありますし、書き手の本意を正確に伝えることは不可能です。
申し訳ありませんが、討論する気はありませんので、言葉尻りをとらえての反論等はご遠慮いただけると何よりです。

投稿: たいむ(管理人) | 2014/01/09 10:47

こんにちは。お久しぶりです。(^^; 先日やっと新作ドラマの3まで聴けたので、自分でもアスランの出てるのだけ感想を書いてみました。それまでずっと試聴版とこちらの懇切丁寧な感想だけが情報源で・・とても詳細に書かれていたので、読んだだけでほとんど聴いた気分になれちゃうくらいでした♪最新の4の感想も即日UPしてくださって、本当に感謝しております。(^^) 

> やるときはやる
私もたぶんそうじゃないかなっては思います。アスラン的にはただ単に平穏な環境をキープしたいが故の「俺達は側にいない方がいい」ではないかと。

> アスランの子供の部分
これって、たいむさん的には具体的にどう見ておられます?参考までにぜひお聞きかせください。(笑)

投稿: 星咲沙夜 | 2014/05/01 18:54

■星咲沙夜さん、こんにちはsun
お久しぶり~(^^)
コメントもありがとう!
昔のお馴染みさんとまたこうしてお話しできるのがとても嬉しいです。
7万の出費は実際痛かったけれど、自分にはアテがないから買うしかなかったわけで、ならば当時のファンが聴きたいと思ってもハードルの高さゆえに諦めていることも少なくないのではと思い、優越感に浸るというよりは、少しでもお役に立てればなぁと、出来れば誰かと共有したいなって思っていたんですよ。
詳細に・・というよりは、自分の解釈と感想で書いてしまっているので、実際聴いたら「えー」なところもあるかと思いますが、そのあたりはご容赦くださいませ。

さて、
>平穏な環境をキープしたいが故
まったくその通りに私も聞こえました。なのになんでシンにはそういう意図というか、配慮というか、妥協案が伝わらないんだろうって思いますよ。

逆を言えば、アスランがそうした自分を知ってもらう努力を怠ってしまっているとも言えなくはない。
これは「アスランの子供の部分」にも含まれるのかな?

優等生で、面倒見が良くって、実際にそうなんだけど、それでも何でもかんでも受け止められるほど本当は大人でもないのがアスラン。
でもアスランって意識的にも無意識的にも大人ぶってるところが少なからずあると思う。何度もそれで失敗しているのにね。
基本なんでもできちゃう弊害っていうのかな?
世間の評価とそんなアスランを見て、シンがどう誤解しているのかもポイントというか、シンが”大人のアスラン”に甘えて突っかかっているんだとしたら勘違いも甚だしいというか、大間違いのもとなんじゃないかと思ったりします。
それ以前にシンがガキ過ぎるのが問題なのかもしれませんが。アスランじゃなくたって、常にあんな言われかたをされたとしたら辟易して敬遠したくなるのではないかと。さらに親友で兄弟でライバルでもあるキラという存在を引き合いに出すって当て擦りにしか聞こえないわけで。
ホントのホントはアスランに懐きたいのに~って意図があって、ぶんぶん振ってるしっぽが見え隠れしているのならまた違うんだろうけれど。

ということで、キラならまだともかく、シンのガキの戯言に笑顔で聞き流せるほどの心の余裕は今のアスランにはまだない。そもそも懐かない後輩は嫌いじゃなくても可愛いとは思えないものだしね。ならば何が何でも歩み寄ろうとしないのは性格だし、今回のように一歩下がって程よい距離感を探し、キープできればと考えるのがアスランだと思う。一見大人な判断。
けれど、何かといえば容易にシンと同じところまで下りきて言い争っちゃうあたりがムウさんの域には全然達していない証拠というか、それで周囲の気を遣わせちゃってるんじゃアスランもまだまだガキだなって思えるんですわ。
できることならば、「アスランも大差ないんだよ」ってことをシンには学んでほしいなって、アスランをちゃんと見てって感じです。

とはいえ、なんというか、そこまで言いあえるって同世代の仲間感覚で、所詮1-2歳しか違わない学校の先輩後輩みたいでもあるんですよね。
そういうのって一生モノというか、大人になってもガキの喧嘩が出来る関係っていうか、それはそれで良いように思ったりもします。アスラン的には面倒くさいだろうけれど。
公ではメリハリをきちんとつけられるのであれば、いつまでもガキ同士のようにいられる関係って悪くないと思ったりします。

うーん、長くなったのでこの辺でいいですかね。その割にはうまく言えていないというか、言い足りてないというか、ズレている気もするのだけど。
やっぱ文章で書くのはやっぱり難しいですね。

後で沙夜さんのところにもお邪魔しますねw

投稿: たいむ(管理人) | 2014/05/02 19:46

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