「ハンガー・ゲーム2」みた。

昨年秋の『ハンガーゲーム』の続編で2作目。1作目では一応決着のついた終わり方になっていたけれど、2作目は新たなる戦いの始まりであり、最終章へ向けての前哨戦ということで終わらないまま終わってしまう。これを知らないで見ているとカナリ疲れるのでご用心。
当然のように続きが気になるつくりにはなっているけれど最終章は前後編になるらしい。やれやれ。テンポよく公開してモチベーションが途切れないようにして欲しい。

前作のおさらいはしなかったけれど、たまたま買っていた『ダ・ヴィンチ』1月号に『ハンガーゲーム2 徹底攻略ガイド』なる付録がついていたので、多少なり予習復習ができていて助かった。まぁ単純なストーリーなのでおさらいするまでもない作品なのだけど、「続く」を知っているといないとでは全然受け止め方が違うしね。
それでも、前半は主人公：カットニスの逡巡でグズグズしているばかりなので眠くなってしまった。三角関係の匂いも色濃くなってきているし。

内容は、例外的に「ハンガー・ゲーム」を生き延びたカットニスとピーターが、政府の陰謀によって再び「ハンガー・ゲーム」に引きずり出され、より過酷な戦いに挑むことになるというもの。革命と希望の象徴となったカットニスを恐れた政府が彼女の抹殺を企んだものだが、水面下では既に一部の民衆により革命の火が燻り始めており、開催されたゲームと同時進行で計画が進み始めていた…といった感じ。

誰が敵で誰が味方か。出演者を見ればなんとなく区別がつく感じだけれど、まだまだ先はわからない、というのがこの作品の醍醐味なのかもしれない。

内容的にもフツーに楽しめるシリーズ映画でシリーズになったようだけれど、オスカー女優となったジェニファーのおかげで俳優陣も若干豪華になり、作品全体がややランクアップしたかのようにも思う。逆転劇は好きだけどまだまだ始まったばかりの2作目。とりあえず最後までは見届けようかなといったところどまり、かな？

好感度：★★★++