「ブロークンシティ」みた。
話は単純。ラッセル演じる白く見せることが大得意の真黒な政治家(ニューヨーク市長):ホステラーと、マーク演じるかつてダークサイドに落ちてしまった正義漢で、殺人罪になるべきところをホステラーによって救われた元警察官で現探偵:ビリーが、その7年後、市長選をめぐる裏舞台において真っ向対決することになり、最終的には”正義が勝つ”というもの。
けれど、冒頭でビリーがホステラーに弱味を握られちゃってることが明かされているし、ビリーも最初こそ仕事でホステラーの依頼を全うするものの、最後は敵対することが目に見えていたし、共倒れを選択するだろうことも想像に難くないので、正義が逆転勝利したところでこれといった爽快感は得られない。もうひとひねりとか、してやったり感が欲しかった。
まぁ、さすがはラッセルということで、腹黒ろ政治家の裏表っぷりがお見事で、特に市長選の候補者討論会のところでは、「これはホステラー勝利でしょ」って思っちゃうほどの圧倒感を味わせてもらった。対してマークにはコレって見せ場がなかったのがちょっと残念だけど。
一番のめっけもんがマークの助手(秘書?)のケイティ。探偵助手として意外に優秀で、なにより健気で可愛かった。
だから、そこのところにやっとビリーが気が付いたってラストは良かった。そのラストのおかげで平凡なこの映画の最終的な評価がちょっぴり上がったし。
好感度:★★★++
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コメント
たいむさん☆
確かに展開が平凡だったですよねー
ラッセルのワルぶりが良かったので、それなりに見られましたが。
って、私の場合少々ウトウトしちゃいましたが。
ラッセルの討論会はなかなかでした。
こういう人でないと、実際市長だの議員だのにはなれないのでしょうね。
投稿: ノルウェーまだ~む | 2013/10/28 00:39
■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
眠くなるのもわかる気が・・・。
そう、平凡なのよね。これって何かのない。
ラッセルでなかったら「ツマラナイ」ってぼやきまくってたかも???(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2013/10/28 13:06