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2013/06/24

「イザークの災難」 だな、これは。

Seed_dbluray_box1

「OMAKE quarters」が聴きたくて、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター Blu-ray BOX① 』を買ってしまった。
一応SEEDの「Blu-ray BOX」もひと通り投資し、美しくなった映像や画面サイズに視覚的な見やすさを感じ、新規OPやED、《パーフェクトストライク》といった新規MSを楽しませてももらったが、あとはそれ程収穫のない特典だったり、一層激しくなった作画のばらつきや音楽の変更がかえって肌に合わないなど逆効果もあったりで、結局早々に手放すことにしたという経緯があるだけに、本当は「あぁぁーー もうっ!pout」って感じなんだけど、ここまで待って付き合ってきたファンの弱み、だよなぁ。

これで「OMAKE quarters」がツマラナかったら目も当てられなかったりするのだけど、Vol.1は「イザークの憂鬱」ということでソコソコ笑わせてもらったので、とりあえず気持ちは穏やか。

「イザークの憂鬱」での出演はキラ・イザーク・エザリアの3人。
とはいっても、さすがにキラとエザリアの対面はなく、イザークが主人公でイザークのためのドラマと言ってよい。冒頭では現在のプラント(&ザフト)の情勢やイザーク自身のことに触れられているのもちょっと嬉しい。

内容は以下のとおり。(ネタばれしてるのでご注意を)

Omake1

停戦後、参謀本部で陸上勤務となった(させられた?)イザーク。そこで母エザリアは今がチャンスとイザークの縁談のために奔走。逆らうつもりはないものの、さすがのイザークもやいのやいのと口やかましいエザリアにちょっと辟易気味といったところ。
そんなある日、キラとイザークは軍本部のビルでばったり鉢合わせする。キラとイザークだしアスランやディアッカを通じて交流があっても良さそうなものだけど、未だ”面識くらいはある程度”でしかなかったふたりは微妙な空気に包まれる。

「こんなところで何をしている」と慇懃に問うイザーク。
どこかぎこちなく、ラクスとはぐれて、来るはずの迎えがこなくて、人けのないビルのフロアを歩きまわっているうちに迷子になったと説明するキラ。

ザフト側から見て最強で最大の脅威だったフリーダムのパイロットであるキラ・ヤマト。情勢は変化しているものの、さすがにそれが単身でザフト本部をウロウロするなど危なっかしいことこの上なく、オオカミの縄張りにウサギが放たれているも同然の状態なのに暢気にしているキラを思わず叱り飛ばしてしまうイザークだ。そしてそれにはドン引きしながらも、平静をよそおって応対するキラである。
つい声を荒げてしまいがちだが実は面倒見の良いイザークで、今もキラを心配してのこと。でもキラにはそんなイザークの気持ちが届いたりはしないのが残念なところ。
そこでイザークは、とりあえずキラの置かれた状況を把握しようとするのだけど、質問に対して天然炸裂の幼児並みの返答しか出来ないキラにどんどんイライラを募らせ、結局激しくツッコミを入れはじめる。そんな風に怒涛の勢いで捲し立てるイザークだから、キラも意識的にも無意識的にも後ずさり。なんとかしてその場を穏便にやり過ごそうとし始める。それなのに、そんなキラの気持ちに気付かないイザークはいよいよ業を煮やして「自分が送ってやる」と言いだす始末で、とうとう走って逃げ出すキラだ。
でもキラがそこまで余所余所しい態度をとったのにも理由があって、過去の因縁であり、巷のアヤシイ噂やアスランの微妙な助言から誤解混じりのイザーク像がすっかりキラに刷り込まれてしまっており、イザークは近寄りがたい(近寄っては危険な)存在になっていたようだ。

それは、顔の傷についていつまでもネチネチと恨んでいたこと。何かに付けてイザークから目の敵にされていたというアスラン。そして当時イザークが”ラクス・クライン ファンクラブ 会員№1”だったという噂から、ラクスの婚約者だったアスランが行き着いた結論により、おそらく現在は”標的”がキラにシフトしているかもしれないという忠告etc...
ツンデレが齎した副作用とも言えるけど、アスランにすらさっぱり気持ちが伝わっていないイザークがあまりにも不憫でならない。

結局キラにまかれてしまったイザークは、自宅に戻ってまた大変な目にあう。
どうしても縁談を固めてしまいたいエザリアママの暴走。イザークはそこで初めて自分に対する驚愕の噂を知ることになる。実は、会員№1のほかに”ホ〇疑惑”まであったのだ。

まさかの展開に唖然呆然のイザーク。エザリアの暴走は、しかるべき女性と身を固めることで”疑惑”を払拭したいという親心のなせる技でもあったのだが、青天の霹靂に打ちのめされたイザークはもはや逃げ出すことしか出来なかった・・・ 

――という感じ。

キラとイザークの会話は、スーツCD①②でのアスランとのやり取りにも近く、多少きちんと言い訳できるようになったところはキラの日常での成長が伺われるけれど、達観してイっちゃってた”キラ様”はどこへいっちゃったの?といった感じで、なんとなく懐かしくも嬉しく思ったりした。
ジュール親子の会話は、エザリア・・というより三石さんのはっちゃけぶりが凄まじく、アレが母親だったら誰だってドン引きだよってくらいにパワフル。

イザークの憂鬱はもはや災難へと発展し、同情したくなるようなでもどこか微笑ましいお話で愉しかった。
あらすじだけでも笑えなくはないけれど、でもやっぱり会話劇だから、ふざけたやりとりは聴いてナンボ。そうなると投資は大変だけどやっぱり次も期待してしまうわけで、本当に困ったものだ。

そうそう、そういえば【PHASE-12 血に染まる海】のEDは手が込んでいたなぁ。曲もスペエディⅠの「Result」だったし。
折角本編ではシンの初”種割れ”による大活躍だったというのに、やたらに多いキララクとデザインが弄られたストライクフリーダムがラストカットってどういうこと?
ストライクルージュにも”オオトリ”装備が追加されるのは聞いたけど、「DESTINY」のBlu-rayを売るにはどんどんサービスしないとダメっだって思ってるのかなぁcoldsweats01

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