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2013/06/05

「グランドマスター」みた。

Gm

トニー・レオンとチャン・ツィイーという、静でも動でも絵になる2人を見たさに鑑賞。
そして期待どおり美しかったお二方には満足。
でも、日本人の私が言うのもなんだけど、その他大勢の中国人の方々がさっぱり全然見わけが付かなかったんだよねcoldsweats01
それでも「なんか見たことあるんだけど・・」って思っていた”カミソリ”君は、『レッド・クリフ』での若き孫権だったらしいとあとで知った。

ブルース・リーの師匠としても知られる伝説の武術家イップ・マンの物語ということだけど、概ね中国武術の総元締めのお家騒動というか、後継争いと復讐劇が入り混じった、イップ・マンが主役かというとそういう感じでもないような、いま一つ纏まりのない印象だった。結局のところ、カミソリ君って何者なの?って判らないまま終わっちゃったし、ブルー・スリーは名言(字幕)のみの出演というか、もしかしてあの子だったのかな?って今になって思うくらいの印象薄。ついでにいうとイップ・マンとカミソリの対決もあると思ってたし。
まぁそれは、私が史実を知らないからだろうし、実話を脚色した物語で変えようがないということなのかもしれないけれど。

でもその分カンフーアクションシーンについては、手を変え品を変えといった風にこれでもかというくらいの見せ場の連続。そつのない立ち回りと防御、そして容赦のない攻撃は視覚的にも聴覚的にも痛そうなのだけど、カンフーってなんか美しい。特にトニーとチャン・ツィイーの対決は、華麗な舞を見ているように見惚れちゃう感じだった。

ということで、内容はともかく見た目に満足の映画だった。

好感度:★★★++

ただこの映画、日中戦争を中国側の視点から描かれている為、日本人としてやや身につまされる感覚が齎されるかもしれないのでご注意を。

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コメント

ひとりひとりの武術家のエピソードを際立たせ、
彼らをあまり絡ませての展開がなかったのは残念でした。
一番カッコイイアクションを見せていたカミソリのエピソードは全く絡みませんでしたね(苦笑)

そうそう、カンフーアクションシーンは目を見張るものがありましたね♪

投稿: BROOK | 2013/06/06 15:03

イップマンと言えば、ドニー・イエンってのが
刷り込みされているので、トニーさんってのに抵抗がありました。
まあ、カーウァイ監督ですから
カンフーアクションではなかったですね。
武術指導があのマトリックスのウーピンなのに・・・(笑)
ただ、切り取られた映像が美しくて、それだけで満足しました。

投稿: mariyon | 2013/06/06 22:11

■mariyonさん、こんにちはsun
私はカーウァイ監督も、ドニー・イエンも、ウーピンも良く知らないので、まったく違和感なく。

>ただ、切り取られた映像が美しくて
まったくそのとおり。
結局それが現在にどう繋がっているのか、どう繋がらなかったのかとか、なんだか良く分からなかったのだけど、それで満足でした。

>武術指導
EDクレジットで中国表記と英語表記が並んでいたじゃないですか。何気に漢字の中国表記が読めちゃうのが楽しかったです。
中でも「武術組=Stunt」になってて、無骨な感じがなんかツボにハマっちゃいました。

投稿: たいむ(管理人) | 2013/06/07 10:29

■BROOKさん、こんにちはsun
イップマンの話かと思いきや、”グランドマスター”に限りなく近かった者たちのそれぞれの物語でしたね。
それぞれに個別単独で見せ場があったし。

けど、未だにカミソリくんが何者なのか良く分かってなかったりして(^^;

投稿: たいむ(管理人) | 2013/06/07 10:33

ウォン・カーウァイがつくると、愛と切なさと映像の美しさでみせるカンフ映画になりました。カンフー映画のイメージとは違いますが、私は好きです。

チャン・ツィイーと、トニー・レオンのカンフーシーンは、戦いというより、愛を交わしているようにもみえる美しい映像でした。

チャン・チェンとトニー・レオンの格闘シーンが同じ雨の中ですが、二人の拳法の違いが際立って良い演出だと思いました。

投稿: 日月 | 2013/06/07 21:43

こんにちは♪

近代中国の伝統武術の流れや宗師たちの来歴を観る
には興味深くはあったんすけど、話があまりにも繋
がりないし、軸が見えて来なくてで、期待してだけ
に残念な結果となってしまいました。
功夫シーンもところどころで目を見張る演出があっ
たけど、スローモーションの多用と寄ったカメラワ
ークは…でした…ウーム ( ̄~ ̄;)

先日、こんなマンガみてぇなことってマジにあるん
だなぁということがありましてね。
愛犬の散歩によく行く公園で中国拳法の型の練習し
てる人がいたんで、どこに道場があるのか聞こうと
思って質問したんすよ。
そしたらその人は中国人の人で本作にも出て来た宮
若梅の八掛掌を地元で習ってたとのことなんすよ。
で、中国拳法もしくは韓国の?拳道を習いたくもあ
ったんで、それとなく教えてくれねぇかと思ったん
すけど、今は諸々の事情で教える気はないとのこと
でした。それでもその人の好意で技をかけてあげる
とのことなんで脇腹に軽い掌底突きを受けちゃいま
した。何にせよ当分は合気道でグランドマスターを
目指すべく精進します♪ (゚▽゚)v

投稿: 風情♪ | 2013/06/09 10:14

ご無沙汰してます。
いきなりいっぱいTBしてどうも。

この映画は試写会でみてきました。

カンフーがなぜかとても「美しいもの」に見えましたね。

カンフーの歴史そのものに興味のないひとには
ナレーションが退屈だろうし
カンフーが好きなひとには
スローモーション多用のこの撮り方って
う~~~なのかもしんないし
ここまで作りこんでるのに
どっちつかずな印象は否めなかったと。

ただ、トニーレオンとチャンツィイーが
見れただけで私は満足でしたが。
・・・でも眠かった・・・(わわわわわ)

投稿: Ageha | 2013/06/09 12:07

■月日さん、こんにちはsun
>愛と切なさと映像の美しさでみせるカンフ映画
良くも悪くもそれ以上でもそれ以下でもない映画という印象。
それしか印象が残らないのは、たぶん残念なのだとおもいます。

流派の拳法の違いも、私にはほとんど区別が付かなかったです。でも、チャン・ツィイーと、トニー・レオンのカンフーシーンは「お互い惹かれあってるなぁ~」って感じられるもので、色っぽくも見えましたがw

投稿: たいむ(管理人) | 2013/06/09 13:28

■風情♪さん、こんにちはsun
そうなんです。
行われるいることは分かるのだけど、ひとつひとつが関係あるようでいて、そうでもなくて、結局のところ何を軸にしていたのか私にもサッパリでした。

それにしても、なにやら愉快な体験をされたようですね。
>好意で技をかけてあげる
闘魂注入みたいな?(笑)
この手の心得のある方々は、そういう表現をされるのが一般的なのかしら(笑)
ドSとドMの両方持ち合わせているのね、きっと。

合気道、鍛練してくださいませw

投稿: たいむ(管理人) | 2013/06/09 13:33

■Agehaさん、こんにちはsun
ご無沙汰っす。
有川作品が映像化されるたびにAgehaさんを思い出すのだけど、縮小活動中でなかなかこちらから出向けなくってすみません。

カンフーは以前から美しい格闘技と思っていたけれど、今回のはその美しさを最大限に引き出していたんじゃないかなと思ってます。
たぶん、チャン・ツィイーとトニー・レオンのシーンは、殺し合いではなく、愛の芽生えから目一杯自分を表現する手合わせになっていたからだと思うけれど、髪の毛一本ほどの差でかわしたり、かわされたりって繊細かつ俊敏な動きはとにかく見事としか言えないです。

中身はあって無いようだったのが残念でしたが、それでも見たいところは見られたのでそこは満足しています。

投稿: たいむ(管理人) | 2013/06/09 13:40

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