「フライト」みた。
なんかデンゼル・ワシントンって”誠実”な役柄の印象が強いのだけど、それは勝手な思い込みなんだよね。「彼は英雄か、犯罪者か」なんて予告編でも、「やっぱ英雄」でしょとか思っていたわけだけど、冒頭から「本当にこんなのがパイロットなの?」ってくらいの不良っぷりを見せられて唖然。アルコールが検出?そりゃそうでしょうよ。
この映画は、決して事故の生還劇を祝福するような物語ではなく、ひとりの男が「アルコール依存症」と正面から向き合うための物語である、と言っておこう。
とにかく、デンゼル演じるウィトカー機長の素行は最悪だ。フライト直前まで彼女とよろしくやってて寝不足、のどの渇きはアルコールで補い、”気付け”のためにコカインをやるって何?もはや問題外な話。彼が重度のアル中であることは歴然。妻子もそれが原因で離れていき、自堕落な生活は更に歯止めが効かなってしまったようだ。
そんな状態でもパイロットとしての操縦テクニックと判断力はなぜが超一流。その奢りが彼を一層傲慢にさせてしまっているようで、強硬手段で危機回避や奇蹟的な生還劇をやってのけるのも分かるといったところ。
本当に、急降下から不時着までのコックピットと客室での模様は緊迫感に溢れ、手に汗握るものだった。
乗客乗員102人中生存者が96人。しかしその奇蹟的な生還劇が自らを窮地に追い込むのだから皮肉なものだ。事故はあくまでも機体不良が原因で、パイロットのアルコール摂取とは直接的には無関係な話。しかし、全員が生還したのならまだしも、世の中そう簡単には割り切ってくれるはずもなく。
当然彼はあくまでも機体不良を主張し、自らの手腕あっての生還劇だと主張する。彼の周囲もそう処理したいと考え、事実を握りつぶして彼に有利な方向に段取ることに成功する。けれど、彼はどこまでも傲慢で、彼の辞書からは「自粛」という文字が消されていたようだ。おそらく「我慢」も。
ミニボトルは、コイツなら取るよな~って、あとはなし崩し的にいっちゃうよな~とは思ったけれど、彼女の話を肯定したらどうしようって、あそこが一番ハラハラしたかもしれない。死者を貶めるようなことになったら、どんだけ後味が悪いんだろう、とか思ったし。
とりあえず、救われて良かったな。
それにしても、好きってだけであそこまでアルコール漬けになるものなのかな?トラウマ等があるのかその辺が良く分からないのは、彼に感情移入させないためなのかな?最後の決断を引き立てるための。
好感度:★★★++
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コメント
見事なまでのアル中っぷりでしたよね…。
男の更生物語となっていて、
最後は息子とのシーンで、綺麗に終わっていたとは思います。
投稿: BROOK | 2013/03/02 16:18
デンゼル・ワシントンって『トレーニング・デイ』でオスカーを受賞してから悪役を選ぶことが増えましたよね。
私も彼に対しては「誠実」というイメージが強かったので、そろそろそのイメージに戻ってほしいんですけどね。
投稿: にゃむばなな | 2013/03/02 20:30
■BROOKさん、こんにちは
終わりよければすべて良し、みたいな感じでしたね。
それにしてもアル中&薬中?
とんだ不良パイロットがいたもんですよね。
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/02 21:11
■にゃむばななさん、こんにちは
「悪役の方楽しい」って皆さんいうけれど、私も、やっぱりデンゼルには誠実な役をやって欲しいなぁって思います。
今回は、あのラストのおかげで持ち直すことが出来ましたがw
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/02 21:23
こんにちは♪
アル中、ヤク中のクズ人間が最後の最後に己の
行動を恥じて再生するは、D・ワシントンの力量
もあって見応えがあったんだけど、如何せんあ
まりの節操のなさに耐えられないものがあって
全く感情移入ができなくてオモシロいんだけど、
なんかダメな勿体ないと思える作品でした♪
(゚▽゚)v
投稿: 風情♪ | 2013/03/03 11:24
こんにちは。
そうなのよね~このダメぶりはデンゼルならではだし、「トレーニング・デイ」のオスカーはあるけれど、彼には良い人でいて欲しい思いが強いな^^
依存症の映画はたくさんあるけど、命を預かる立場の人間が、、、って視点で複雑な感情が多々あるわけで、そこら辺をもっと描いていたら良かったのにな~と思いました。
投稿: オリーブリー | 2013/03/03 14:06
■風情♪さん、こんにちは
良くも悪くもデンゼルだからこそな感じでしたね。
おかげで不快指数が上がりっ放し(笑)
墜落シーンは凄かったしね、更生物語としても悪くはなかったのだけど、嫌悪感がさきにたってしまうのでは上手くないですね。
ダメダメが変らなくても、ほんの少しでも同情の余地のある感じにして欲しかったものです。
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/03 18:53
■オリーブリーさん、こんにちは
そう、デンゼルはなにをやっても凄いなって思うのだけど、いい人役の方が断然好きだし、似合うと思うんですよね。
>命を預かる立場の人間が
そこですよね。
ずっと彼を放置し、当日についてはマーガレットも亡くなった彼女も同罪といってよいと思いますよ。あんなだって知ってたんだから。
ばれなきゃいい、事故らなければ問題ない、ってことへの意識改革としての映画ならこれでも十分だけど、折角ならもっと多角的な面で斬って欲しかったし、映画として感情移入できる余地も欲しかったかも。
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/03 19:02
たいむさん、こんばんは☆彡
デンゼルって誠実な役がピッタリですが、最近は悪役っぽいのが多いですよね(^_^;)
さっき、スマスマのビストロに出ていましたが、悪役のほうが、なんでもできるから好きって言ってました(笑)
今回も見事なダメ男っぷりでしたよね。
それでも、序盤の操縦とラストの公聴会では
いい男っぷりを覗かせてくれてましたが(笑)
>ミニボトルは、コイツなら取るよな~って、
さすが、たいむさん!私は、戻して、ホッとしたんですよ~そしたら、ミニボトルのクローズアップが~
あそこが1番ドキドキしたかも?(笑)
投稿: ひろちゃん | 2013/03/04 23:14
こんにちは。
開封した後、ミニボトル戻した時、よしっ!と思ったのに…。戒めか何かにしてると思ったのにぃ…。
ですので、死者への冒涜には至らなくてホッとしました。
車でも危ないのにお酒大量摂取して薬でイッっちゃってるパイロットさんの飛行機なんて怖すぎです。
ん?飛行機は揺れると酔うからふわふわしている方がいい?(←んなわけはありません)。
私にとっては、立派な人間像や更生劇とは思えない作品でしたが、デンゼルさんが巧いから、エンドロールあけまで座ってました~。
投稿: みぃみ | 2013/03/05 15:15
■ひろちゃん、こんにちは
そうそう、思い返すと悪役も結構やっているんですよね。
悪役が好きってコメントも何かの情報番組で視た気が・・・。
でもまぁ、デンゼルだから最後ガラっと人柄が変ったのもすんなり受け入れられる感じだし、デンゼルありきの作品かもですね。
>ミニボトル
あれだけ長々抜かれてましたしね~
来る、そら来た!って思いましたよ(^^;;
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/05 20:06
■みぃみさん、こんにちは
>開封した後、ミニボトル戻した時、よしっ!と思ったのに…。
ホントですよねぇ。
まぁこの映画の真の見せ場は、「私が飲みました」って言うところだから、あそこは取ってナンボ(笑)
空は気圧が低い分、酔っ払いやすいっていうのに、ミニとはいえ3本ってあり得ませんよね。
せめてなんでそんなアル中になったのかとかまで突っ込んで描いてくれたら良かったんですけどね~
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/05 20:09
こんばんは。
本当にどうしようもないアルコール依存症の機長の自堕落ぶりを描いた作品になっていましたね。
自分が想像していたのと全く別物に作品になってしまっていて肩すかしを食らってしまいました。
投稿: FREE TIME | 2013/03/06 00:05
■FREE TIMEさん、こんにちは
デンゼルなんで、「そういうはなしだったのね」で済む感じはあるけれど、予告編からは別物を想像しちゃいますね。
それにしてもダメさ加減には辟易でしたねぇ(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/08 07:29
こちらにもお邪魔します。
過去にオトンがアルコール中毒で、それを間近で見てた自分が思う所ですと、ウチの場合は『好き』だからというよりは『取り敢えず飲む』って感じでしたね。いつも飲まないと落ち着かない、意味も無くイラ付く・・で悪酔いして周囲に迷惑を掛ける、そして意識混濁で大怪我するというパターンだったので、今回のウィトカーの素行の悪さともビックリするくらい似通ってましたねぇ・・--;(汗
でも自分も『アンストッパブル』や、未公開ですが『グレートディベーター』という作品で正義感に溢れてるデンゼルの役柄を観てたのもあってか、今回もその路線かな?と勝手に思い込んでたトコがあったのも確かですね。救いもありましたけど、個人的にはイライラが勝ってたかもしれません^^;
面白かったか?という括りでも正直微妙です(汗
投稿: メビウス | 2013/03/08 21:50
■メビウスさん、こんにちは
>『好き』だからというよりは『取り敢えず飲む』
ああ、なるほど。ウチは父親がアルコールに弱い体質だし、そういったことはほとんど無縁でして。
だからこそ依存症なのですね。
やはりデンゼルは俗に言う正義側に分類したくなっちゃいますよね。
役者としてはバランス良く行きたいところはあるでしょうが、なまじ上手いんで受け手は戸惑いますよねぇ。
けれど、ラストはともかく嫌悪感のほうが勝っていては映画としてはマイナスかな~ってちょっと思ったり・・・。
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/09 09:59
たいむさん、遅ればせながら観てきました。
たしかに、デンゼルのダークサイドでしたが、
人間のもろさみたいなのが出ていました。
そして、最後は、彼らしくびしって決めてくれたし。
それにしても、アルコールだけでなく
ドラッグまで常用って・・・。
普段、診断みたいなものに引っかからなかったのが
不思議なくらいの依存っぷりでした。
最後息子と和解はちょっとできすぎ。
まあ、映画ですからね。
投稿: mariyon | 2013/03/14 19:42
■mariyonさん、こんにちは
デンゼルがあってこの映画かなと。
ダメさ加減も聖人加減もデンゼルだからこそ許せると言いますか。
現実でこんなに杜撰な管理ってあったらいったいどうなってることやら。
腕は良いけど人格に問題アリってパターンの作品は良くあるけれど、これはちょっと勘弁だわ~
投稿: たいむ(管理人) | 2013/03/15 19:24