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2013/02/24

「ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い」みた。

Fire_with_fire

ジョシュ・デュアメル&ブルース・ウィリス目当てでの鑑賞。予告編が面白そうだったからでもあるけれど、ほとんど話題にもならない映画みたいだね。
「なんだか”悪には悪を”な話だなぁー」と思っていたら、「(ファイト・)ファイヤー・ウィズ・ファイヤー」とは、「毒をもって毒を制す」と言う意味の慣用句だそうだ。ついでに「銃撃」や「火事」とかの”ファイヤー”も掛けられているとのことだ。ほんとそんな感じ。

内容は、殺人事件の重要証人となった消防士のジェレミーが、“証人保護プログラム”適用中にもかかわらず犯人の手下に命を狙われ、恋人のタリアが巻き添えで重傷を負ったこととで、自分だけではなく愛する人やその家族・仕事の同僚までもが一味のターゲットにされたことを知り、逆ギレしちゃう話。そこでジェレミーは“証人保護プログラム”のために個人情報のあらゆるデータが抹消されているのを良いことに、「やられる前にやってやる」と、逆襲に乗り出すというわけだ。

もちろん、理由はどうあれそんな行為が許されるワケが無いのだけれど、「なんのための“証人保護プログラム”だよ」って失態を演じてる連邦警察サイドでもあり、またジェレミーの“証人保護プログラム”が無効になったわけでもないので、彼をおおっぴらに探すことも出来ないでいるものだから、ジェレミーは色々やっちゃうんだなぁー。
そこにブルースがどう絡んでくるかというと、ブルースは同じ犯人に相棒を殺された過去を持つ刑事役で、刑事という立場は別にして、心情的にはジェレミーに肩入れするところなんだな。よって連邦警察と協力関係でありながら、ジェレミーの報復行為だと確信しつつも、時間的猶予を作ってあげたり、結果的に見て見ないふりをしてくれちゃうって感じ。

ド素人のジェレミーがプロのギャング一味に勝っちゃうにあたりでは、確かに多勢に無勢だし合理的な方法とは思うけれど、「消防士なのにソレはないだろ~」ってやや興ざめ。
最後まで出来過ぎ感満載なまま、悪者一掃と証拠隠滅でめでたしめでたし。

話はサクサク進むし、面白く観ていたけれど、ただ整っているだけともいえて、これでは話題にはならないのも頷けるかな?

好感度:★★★+

最近「まぁいいや」って感じの感想が多い気がするなぁ。

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