「攻殻機動隊ARISE」、カッコイイかも!
2月12日に開催された製作発表会で全貌が明らかとなった『攻殻機動隊ARISE』。
「攻殻ARISE」は全4シリーズとなり、まずは第1部『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』が6月22日よりイベント上映として2週間限定で公開されるとのこと。
地元上映あるかなぁ~。地元はまずこの手のイベント会場にはならないんだけど、最近地域的にアニメとマンガに力を入れているところだし、ちょっと期待したい感じ。
内容はというと、「草薙素子の公安9課に入る以前の話」ということで、ストーリーのプロットは原作者の士郎正宗さんのものらしい。しかし、神山監督の「S.A.C」も当初は士郎さんの意見を取り入れていたものの、やがて方向性の違いから士郎さんが完全に手を引くことで独自路線に進むことになったという経緯があることから、おそらく今回もこれ以上の士郎さんの関与はないだろうことが、冲方さんの「ビジョンが明確にある、一方で自由度が高い。問われているような原案」といった発言からも伺われ、冲方さんがどう料理するのか、といったところ。
でも、過去話といえば「S.A.C.2nd.GIG」でいくつか触れられているけれど、それはそれってなっちゃうのかな?やっぱ。
そして、若い(?)素子を演じるのは坂本真綾さんだそうだ。採用に”コドモトコ”の声を担当していたことは直接関係ないらしいけれど、アニメの攻殻に親しんできたファンとしてみれば、まったくの別人ではなく、少なからず素子の一部として認識のある彼女に決まって嬉しく思う。
ちなみに、公安9課に入る前と言いつつも、「攻殻機動隊」である限り9課のメンバーは当然登場するわけで、荒巻課長に塾一久さん、バトーが松田健一郎さん、トグサが新垣樽助さん、イシカワが檀臣幸さん、サイトーが中國卓郎さん、パズが上田燿司さん、ボーマが中井和哉さんに決まったとのことだ。当然とはいえオッサンさんばっかり
先行プロモーション映像も公式ページとチャンネルで公開中。これがなかなかカッコイイ!背景やメカ、アクションは歴代シリーズ作品と一体感があるし、「S.A.C.」同様に押井作品をリスペクトしただろうカットにはニヤリとしてしまう。さすがに黄瀬監督のキャラデザにはまだ目が慣れないが、素子以外は原作にかなり近いキャラデザのように思う。『009 RE:CYBORG』のキャラデザも割と直ぐに馴染めたし、ここは大した問題じゃなさそうだ。
イベント上映と同時にBlu-ray販売と有料配信がスタートする展開は「ガンダムUC」や「ヤマト2199」の成功を受けてのことだろうが、ぶっちゃけバンダイビジュアルの戦略だね。
攻殻は『イノセンス』以外は全部バンダイビジュアルだから仕方がないけれど、おかげで1本1時間にも満たない作品なのに、高額決定及び手を変え品を変えての繰り返し販売攻勢が目に浮かぶようでちょっと溜息。
・・といいつつ、もし地元に来たら、神山攻殻ファンと断言する私でも、浮かれちゃうんだろうな。ハハハ
なんであれ、現在は『PSYCHO-PASS』くらいしか気合い入れている作品がないし、「待ち遠しい」と思える作品は大歓迎。期待し過ぎす、期待して待ちたいと思う。
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コメント
たいむさんこんばんわ♪
自分も先ほどPV拝見しましたが、確かになかなかイイ感じですねっ。若々しい(?)素子が活躍する第4の攻殻との事でこれは自分も楽しみ。色々と情報が公開される前はまたテレビアニメかと思ってたので半ば諦めモードだったのですけど、劇場4部作で有料配信も予定されてるというのは、個人的には朗報です。・・とはいえ劇場版はおそらく地元では公開されないでしょうから、自分はやはりUC同様有料配信鑑賞になる・・かも?たいむさんの地元ではちゃんと公開されれば良いですねっ。
投稿: メビウス | 2013/02/13 21:45
■メビウスさん、こんにちは
思いのほか・・といったら失礼だけど、やっぱりI.G制作だし、「これも攻殻」って思える出来でしたね。
私はOVAになるかなーって思っていたのですが、あくまでも単発予想でまさか4部作になるとは!と驚いてます。
そして「ARISE」と言うところから始まりを連想しなくはなかったけれど、9課結成の物語に繋がるだなんてねぇ。楽しみ度がアップしてしまいました。
地元公開はたぶん無いと思うけれど、発表まで希望だけは持ちたいと思います。
私の場合、UCと同様で有料配信はパスして一般販売を待つことになりますし。
投稿: たいむ(管理人) | 2013/02/14 21:21