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2012年9月の15件の記事

2012/09/29

「ハンガー・ゲーム」みた。

Hgg

理不尽なサバイバルゲームに投じられた少年少女が、いかなる妨害や困難にも屈せず、ときには折れそうになりながらも心を通わせた者と共にゲームを終わらせるべく闘い続けるいった感じの物語。
そうした物語は、例えば『GANZ』とか『カイジ』とか『ライアー・ゲーム』とか、日本の漫画やアニメ、邦画にはたくさんあるけれど、この作品もやはりそれらをミックスしたような物語だった。
R-15を懸念していたけれどそれほどのことは無く、意外と安心して見られる映画だったと思う。

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2012/09/28

「ボーン・レガシー」みた。

Bジェイソン・ボーンのシリーズと世界を同じくして”アルティメイタム”と同時期に起こっていた別の話であり、”ホーク・アイ”が記憶に新しいジェレミー・レナーが主演ということで楽しみにしていた作品。
・・だったのだけど――― ん?
”アルティメイタム”のラストを思わせる冒頭にはドーッと気分が盛り上がったのだけど、あれれ?

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2012/09/27

「BATTLE DESTINY」から「Gジェネ OW」へ。

6月の末に始めたPSVita「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」も「VSモード」を100勝すればひとおおり終了し、トロフィコンプになろうというところまできた。(とはいえ、あと50勝はしなくちゃだから作業的にチビチビ進めなくちゃなんだけど)。

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2012/09/26

DVD『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚 -追憶編&星霜編-』みた。

9月のスカパー!開放デーの「キッズステーション」で無料放送された『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編』の録画をやっと見た。
佐藤健くん主演の実写版もなかなか好評で興行収益を伸ばしているようだが、それだけでは原作を知らない“るろうに初心者“には「剣心って何歳なの?」をはじめとしたいくつかの疑問が残るわけで、また「人斬り」「殺人剣」「不殺」「贖罪」といった矛盾を孕む奥深い内容について一度原作を読んでみようかと思っていたところでもあり、そうした部分が補完されているアニメOVAの無料視聴はとてもラッキーに思った。

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2012/09/23

劇場版「TIGER & BUNNY -The Beginning-」みた。

Tiger_bunny_the_beginning

TVシリーズが大好きだったから劇場版は無条件で観るつもりでいたけれど、1作目の「The Beginning」はあくまでも”ビギニング”であって、”エピソードゼロ”ではないことくらいは知っとくべきだったと思った次第。まったく劇場版の内容を把握していなかったのはどうも失敗だったようだ。
でも、映像や作画は抜群に良くなっているし、完全初心者でも置いてけぼりにならない丁寧な作りは好感が持てるかなと。

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2012/09/20

「名探偵コナン」77巻 雑感

Conan7777巻は、高木刑事の監禁事件の解決編から。 そして、再び”バーボン候補”の3人(沖矢、世良、安室)が入れ替わり立ち代わり、コナンや蘭らとともに事件にかかわるエピソードが収録されている。
しかしなんというか、もはや”バーボン候補”とコナン(新一&灰原)を絡ませるために事件が用意されているといった風。”バーボン”の正体は「黒の組織」に直結するものだから、すなわち話が進展するということで歓迎なのだけど、”アムロ”が有力と考えているだろう多くの読者を惑わせるための、再び”沖矢”を胡散臭く見せつけるエピソードが多く、結局まだまだ話を進める気はないのかなぁーと思うところ。

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2012/09/17

「鍵泥棒のメソッド」みた。

Kagidorobho笑ったぁ~
内田けんじ監督作品で、堺雅人&香川照之の共演だったことからめっちゃ楽しみにしていたけれど、大当たり
大真面目だからこその笑いはやっぱり良いね。あっと驚くドンデン返しってほどではなかったけれど、すっかり刷り込まれていただけにヤラレタ感は申し分なし。いや~楽しかった!

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2012/09/16

「白雪姫と鏡の女王」みた。

Mirrormirror「白雪姫」に現代風のテイストが盛り込まれたファンタジー・コメディ作品。
ジュリアのガハハ笑いがやたらに印象的だった予告編であり、完全なる女王様目線の”白雪姫・アナザーストーリー”かと思いきや、やっぱり白雪姫が主役のお話でした、ちゃんちゃん。
女王と姫と王子の三角関係バトルが意外にも新鮮で、笑わせてもらった。

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2012/09/15

「天地明察」みた。

Tenchi_meisatsu

原作は2010年に読書済み。(感想はこちら
今年の5月、日本全国老若男女が”金環日食”で盛り上がっていたのは記憶にも新しいが、何故その前後にこの映画が公開出来なかったのだろうと、非常に勿体ない事だと思う。
でもそれ以外では文句なく、笑いあり涙あり、映像も良いし、豪華な俳優陣は安定感があり、たっぷりと見応えのある映画。
今年の秋は邦画が美味で豊作なようだ。

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2012/09/10

「夢売るふたり」みた。

Yumeurufutari西川作品ではいつものことだが、この生々しさは怖すぎる。
ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな夫婦の物語。決して綺麗ごとを許さないリアル感に背筋を凍らせ、誰しも心の奥深くに持っているだろう狂気の発露に肌を粟立出せる。そして何かを思う、そんな映画だった。

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2012/09/08

「デンジャラス・ラン」みた。

001新米CIAエージェントと元スゴ腕CIAエージェントの裏切り者、そして謎の刺客。誰が敵で誰が味方か、何をすべきかすら定かでない中で繰り広げられるスリリングなアクションムービー。
残念ながら思い描いていたものとは違っていたので、ちょいと肩透かしな感じ?

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2012/09/07

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」みた。

OdfOD3では期待し過ぎてやや拍子抜けの感があり、過度な期待もお祭り気分も控え目にして臨んだファイナル。私としては文句のないフィナーレだったとして拍手喝さいを贈りたいと思う。
これまでの努力が報われる思いがする、”新たなる希望”が見えてきた「踊る」シリーズの着地点がとても嬉しいし、とても満足
有終の美を飾ってくれたことを感謝したい

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2012/09/05

コバルト文庫編集部に感謝を。~『月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!』 氷室冴子/著

Tukinokagayakuyoruni

20数年ぶりに《コバルト文庫》を購入した。しかも書店店頭で。
最近、書籍の購入はほとんどがオンライン書店を利用している私。もちろん書店は度々通っているが、ラノベやコミックスを店頭で購入するのは何となく恥ずかしくなってきたお年頃。そこで通販を便利に使っていたのだが、全般的に”在庫僅少”となれば話は別となる。
買ったのは、『月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!』。2008年にご逝去された氷室冴子先生の作品で、残念ながら未発表だった遺作でも、未完作品をリレーで完結させた作品でもないのだけれど、雑誌等の掲載のみで単行本には未収録だったの短編4作と既刊の『ざ・ちぇんじ』(1983年)を併せて一冊に纏めた、おそらく最後の文庫本になると思われるものだ。

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2012/09/04

《古典部シリーズ》、単行本未収録分を探して。

18

先日、TVアニメ『氷菓』の第18話 「連峰は晴れているか」が放送された。その前の週の予告編で副題を聞いたときから「あれ?」と思ったのだが、本編を観て確定。アニメ『氷菓』の既刊原作本はすべて読了したつもりだったが、この話は読んだ覚えが無なかった。
アニメオリジナルストーリーの可能性も考えたが、アニメオリジナルはネット配信とコミックスの特装版に付随させるなどあえて本編とは切り離した扱いをしているように思い(ドラマCDも聞くところによればかなりぶっ飛んだオリジナル路線を走ってるらしいし)、内容がこれまでの流れにしっくりと馴染んでいたことからも、おそらく原典は米澤氏の手によるものと思われ、いずれにせよ気になるので調べてみた。
そしてあっさり判明。雑誌掲載の単行本未収録作品があったと知った。

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2012/09/03

「ワン・デイ 23年のラブストーリー」みた。

One_dayようやく地元でも公開。最近は(ラブコメはともかく)純粋なラブストーリーモノは敬遠がちなのだけど、とりあえずアン・ハサウェイ目当てで鑑賞。
大学卒業の日以来20年余りの間“親友”として交際を続けたエマとデクスター。友達以上恋人未満の男女の恋の行方だけにもっと甘くもっと切なくなるものと思っていたが、意外にも淡白なつくりでやや肩透かし。泣かされるものと覚悟していたんだけどな。

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