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2012/09/04

《古典部シリーズ》、単行本未収録分を探して。

18

先日、TVアニメ『氷菓』の第18話 「連峰は晴れているか」が放送された。その前の週の予告編で副題を聞いたときから「あれ?」と思ったのだが、本編を観て確定。アニメ『氷菓』の既刊原作本はすべて読了したつもりだったが、この話は読んだ覚えが無なかった。
アニメオリジナルストーリーの可能性も考えたが、アニメオリジナルはネット配信とコミックスの特装版に付随させるなどあえて本編とは切り離した扱いをしているように思い(ドラマCDも聞くところによればかなりぶっ飛んだオリジナル路線を走ってるらしいし)、内容がこれまでの流れにしっくりと馴染んでいたことからも、おそらく原典は米澤氏の手によるものと思われ、いずれにせよ気になるので調べてみた。
そしてあっさり判明。雑誌掲載の単行本未収録作品があったと知った。

やはり『連邦は晴れているか』は、2008年6月発行の角川書店刊『野性時代(第56号)』に収録された新作短編(当時)で、著者のロングインタヴューや全作品解説なども掲載された米澤穂信特集号で発表されたものだった。
できれば短編をそのまま読んでみたいと思ったが、さすがに4年前の雑誌のバックナンバーが残っているはずもなく、とりあえずは書籍化を待つしかないと早々に追跡を断念。(残念ながら地元近隣の全ての図書館の検索でもヒットしなかったし)。
Yasei_105ただ、探しているうちについ最近2012年7月発行)に同じく角川書店刊『野性時代(第105号)』に、新作短編『鏡には映らない』が掲載されていたことを知った。
アニメ化&コミカライズでただいま人気沸騰中の《古典部シリーズ》だし、久しぶりに書き下ろされた新作だと思うと俄然興味が湧いてくる。基本単行本派なので雑誌に手を出すことは稀な事なのだが、単行本はいつ出るともわからないし、こっちはバックナンバーを探すことにした。

・・だが、世の中はなんと無情なのだろう。ほんの1-2か月前のバックナンバーがどこにも無いだなんて!
念入りにしつこく検索しまくったがほぼ全滅。なんだか脳裏に「yom yom」の悪夢が思い出された。それでも「yom yom」は探し回った挙句、まさかと思って見落としていた出版社に在庫があって定価+送料で手に入れたが、今回は角川書店にも在庫がないのだがら悲しすぎる。
とにかく、《古典部》人気のせいなのか、”官能”特集のせいなのか、マーケットプレイスやオークションですらほとんど出品がないのはどうしたことだろう?(アホみたいな価格で買うつもりは毛頭ないけれど)。

コレも合わせて単行本収録を楽しみに待てば良い話だが、なまじ手が届きそうで届かないところにあるものだから、諦めきれない私だ。こうなるとヤバイ。見つかるまで探し回り、手に入れるまでソワソワしっぱなしという悪い癖でいつも自分を振り回すことになる。
結果的に、何とも幸運なことに古本屋で良品を発見し、付録冊子は無しだが「500円」で購入でき(官能小説に興味ないから問題なし)、直ぐに精神の安定を取り戻すことができたが、まだゲット出来ていなかったら未だにチェックしまくっているだろうし、ホッとする。

肝心の『鏡には映らない』は、奉太郎らが中学3年の時の、”卒後制作”にまつわるエピソードを伊原視点と語りで描かれたものだった。
日常の推理というよりは、奉太郎の勘の良さはこの頃にはすでに発揮されていたことがわかる感じで、また伊原が奉太郎に対してつっけんどんな態度をとる由来がわかる話でもあり、伊原が古典部での奉太郎の姿勢を視て疑問をいだき、過去の真実を知ることで奉太郎を悪く誤解していたことを謝罪する、そんな話だった。

デザインの中に隠されていた暗号(メッセージ)については、概ね悪意に満ちたものであること、それを奉太郎が泥をかぶる形でもみ消しただろうことは、
種明かし前から想像できたが、奉太郎の人となりについて過去と未来(現在)と辻褄の合う、納得のエピソードというところだ。
そうそう、あの奉太郎に彼女がいた?! なんてドキッとする話が出てびっくりしたケド。。。

それにしても、『野性時代(第105号)』の特集は”異性の官能表現を追究した「男の官能、女の官能」”というもので、純粋に《古典部》を目当てにした中高生はどんな思いで書店で雑誌を買った事だろうと、ちょっと気になる
wink まぁ”純粋に《古典部》”が本当だとしても、お年頃として「特集」にも興味津々だろうし、付録の「官能小説短編集」はさぞかし刺激的だったのではないかと思ったりしてぇーhappy02

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コメント

なるほど、あのエピソードは原作本未収録ですか。
奉太郎の成長が伺える話だっただけに、てっきり短編ばかりを集めた原作に収録されているものと思っていましたよ。

投稿: にゃむばなな | 2012/09/05 21:44

■にゃむばななさん、こんにちはsun
そうなんですよ。私もTVアニメは4冊の既刊本で構成するものと思っていたので、「何?これ」と言ったところ。
でも未読エピソードは新鮮でよかったです。
奉太郎の省エネ主義は単なる怠惰じゃないって良くわかりますし、動機には彼を惚れ直しちゃう感じでしたからw

投稿: たいむ(管理人) | 2012/09/06 13:37

たいむさん、こんにちは。お久しぶりです。
「連邦は…」の話は私も「え?こんなのあったっけ?」と思って小説をもう一度探してしまいました。結局見つからなかったのでTVオリジナルなのかな、なんて勝手に決めうってしまったりして。

でも原作本があったのですね。「鏡には映らない」もたいむさんの感想を見る限り面白そう。読んでみたいですねー。氷菓人気からいつかそのあたりも短編集みたいな形で小説化されるような気がします。

そういえばアニメ「氷菓」も最終回になりましたね。やはり思った通り「手作りチョコ事件」→「遠まわりする雛」のラスト。それぞれの成長を感じさせるラストは狂い咲き桜とともに綺麗でした。「二人の距離の概算」が残ってるので、もう1冊くらい長編小説が出ればアニメのセカンドシーズンもありそうですね。

投稿: GAKU | 2012/09/23 09:48

■GAKUさん、こんにちはsun
「連邦・・」はなんかいろいろずるいって感じしませんか??
私も最初はアニメオリジナルかと思って、良くできてるなぁ~と、特にラストの奉太郎の発言と千反田の反応には、スタッフの理解度の高さに感心したのだけど、幻に近い短編があっただなんてね。
しかもアニメで人気が出てから『二人の距離の概算』の文庫本は発売だったのだし、あの薄さならこの短編も収録して欲しかったところです。
でもこれで短編が2本たまったし、1-2年で書籍化されるかもしれませんね。(あくまでもラノベではなく文芸だから単行本からだろうけど)
ちなみに「鏡には映らない」も”らしい”お話でしたよ。
楽しみにしていてくださいw

>アニメ「氷菓」も最終回
丁度GAKUさんとお話したいと思っていたところでした♪
チョコは大分省略されていて、逆に伊原が千反田に真相を話すくだりが追加されていたけれど、勝手に脳内補完されたこともあって、良い感じでしたよね。
そして雛。小説以上に奉太郎のハートブレイクが感じられて可愛かったです。
「ところで・・」のあとの奉太郎もカッコ良かった!
妄想ながら、本当に言わせちゃうアニメの演出に鳥肌が立ちましたよ。ドキドキしちゃったし。
桜の花びらを思いっきりハート型にして舞い散らせちゃうもの素敵だったし、綺麗な最終回でしたね。

かなり人気が高いですし、1クールなら2期もありかも。
有りがちな劇場版で「二人・・」という手もあるけれど、どうかな?

投稿: たいむ(管理人) | 2012/09/23 20:30

連投失礼します。
私もちょうど小説とアニメの違いについて気になってたんです。同じフェーズで話せるのはたいむさんくらいですからね^^

>「伊原が千反田に真相を話すくだり」「ところで・・・のあと」「桜がハート型」
同じこと思ってました!小説では語られない部分だけど、文字にはない空気感とか、それぞれの想いとかがきっちり語られた演出、ホントに良かったです。※ところでの演出は私も鳥肌立ちました。

映画化は最近の流れからするとあるかもしれませんね。

投稿: GAKU | 2012/09/23 20:55

■GAKUさん、こんにちはsun
いえいえ、こちらこそ、お返事が聞けて嬉しいです♪
共通の話題で盛り上がることほど楽しい事はないですから(^^)

このアニメ、活字でも想像しなくてはならない部分のアレンジが本当に上手いですよね。なんというか平面を立体にするといった感じで。

実は、チョコの放送の後にチョコと雛を読み直したんですよ。気になったので(笑)
で、チョコは奉太郎と里志の会話がもう少し濃く、千反田だけが何も知らないという部分もとても後味を苦くしていたのだけど、アニメでの伊原のフォローはそれを見事に緩和してくれたように思い、良かったなぁって思いました。
雛では、縁側での会話を桜の下まで移動させちゃうってアイディアが流石だと思いました。話の趣旨にも直結する風景が追加されることですっごく分かり易くかつドラマティックになり、小説家にはないビュジュアル的な美的感覚とその有効性を感じました。
アニメって絶対的に会話や語りの言葉数が少ないのだけれど、背景でそれを補足してあまりあるんだからスゴイですよ。
キャラクターの役割を把握した上で話の流れを変えることのない会話の取捨選択と、絵的に停滞させずにより効果的に見せる演出は、シリーズとおして抜群だったと思います。

「ところで・・」のところは、中村君の演技も含めて、小説よりアニメの勝ちだと思います。
録画をリピートして何回も見ちゃったし(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2012/09/23 21:53

 はじめまして、たいむ様。
あまり投稿しない性質なので吾輩は猫であるのごとくNHはまだありません(苦笑)。
連峰は晴れているか(小説の方)を探してちょっと寄り道でこちらにたどり着きました。アニメが一般にも評判になって私のような疎い者(ラノベは敬遠、SFとミステリはやや古めの海外に限ると思っていたので;汗)の耳にも古典部シリーズの名前が聞こえてくる頃、当然5年ほども前の雑誌が手に入るわけもなく・・・。私は映画でもアニメでも原作小説のあるものは原作を読む主義なのですが流石に今回は諦めて単行本が出るまで待つことにしました。単行本未収録の古典部シリーズは連峰も含めて3篇あるようなので来年辺り4篇目が出てそれからもう少し経って単行本というところでしょうか?。待ち遠しい限りですね!。

 折角の機会なのでちょっとだけ勝手な感想を述べておきます。
異論もあろうかとは思いますが私的には長編の中では氷菓が一番の出来だと評価しています。最初の小事件(教室閉じ込め事件)や司書とのやり取りにはやや不満があるものの、いろいろな伏線が丁寧に織り込まれていますし結末も一捻りしてあります。
アニメとの比較で言うとシリーズ全般ほぼ全ての作品で人物描写では小説、ストーリーではアニメが小説と同等か優っていたように思います。ただしストーリーについては無から有を作り上げた米澤先生とそれを元に不備な部分を補完したアニメスタッフとどちらの仕事が優れていたかを論じることは無益で一読者として結果だけ見るならばということですが。しっかりした原作があるとアニメも面白くなるという好例かと思います。

投稿: 名前はまだない | 2013/12/08 09:09

■名前はまだないさん、こんにちはsun
お返事遅くなりました。

この「氷菓」というシリーズについて、なんだか語りたくなる気持ちはわかる気がします。
アニメや映画から原作に触れたくなるということは私も良くあることで、「連邦・・」もぜひ原作で読んでみたいと思っておりますが、同じくいまだかなっておりません。
ただ、「連邦・・」は作品の人気上昇による雑誌の希少性から高額取引が横行し、DVDorBlu-rayの初回限定版の特典となり、割と手に入れやすくなりました。とはいえこれにしても価値観の問題ですしね。私もいずれ書籍に収録されるのを待つことにしています。
それにしても10月に短編が発表になっていたのですね。野生時代はチェックしていないのですっかり出遅れてしまいました。
けれど、とても気になりますが、こちらももはやプレミア価格ですし、雑誌を探すのは諦めて書籍収録を待ちたいと思います。


さて、「氷菓」が一番の高評価とのことですが、これは私も同意見です。それは米澤作品に初めて触れたのが「氷菓」だったからかもしれませんが。
続けざまに続編や別作品も読みましたが、基本的に技巧に走り気味の作家さんと思われるところがあるので、読めば読むほどこれでもかってトリックとダークちっくなオチがすこし鼻についてきちゃいました。これは好みの問題と思いますが。

けれど、私としてもアニメは絶賛したいと思います。事件等のイメージ映像がとてもわかりやすかったですし、どちらが優れているということではなく、アニメとしての魅せ方が良くできていたと思っています。
原作が良いのに映像が残念になってしまうのは、実写映画が多い気がします。なんであれ2時間前後で纏めようっていうのが土台無茶なのかもしれませんね。

最近はブログ更新もスローペースですが、また気になる何かがありましたらお気軽にコメントください。
今度はHNで(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2013/12/09 12:53

たいむ様

 いつまでも名前がないと不都合なのでHN付けてみました。私はやや古い人間なので「紙」、つまり電子書籍ではなく印刷したものでないとダメなんですね。紙の本のよいところは手軽に複数箇所のページをいっぺんに見比べることができることで前の方で見落としていた伏線を再確認して納得したりとか。
 さて古典部シリーズのアニメですが確かによかったです。私の経験則だと通常は「小説→漫画→アニメ・映画→ゲーム」の順につまらなくなる(単純化される)のですが今回は原作同等というか原作を映像で補完する関係にあったと思います。幸か不幸か原作が少なかったため贅沢に時間を使って事件の細部まで表現することができたのが大きかったと思います。難を言えばえるの言動が過剰にアニメ受けを狙って演出(このことにつてはアニメの監督さんがえるを徹底的に可愛く描いたと言っていたと思います)されていたことでこれが過ぎるためにえるの旧家の娘としての落ち着いた雰囲気がともすれば失われがちになっていたことですね。
 原作に話を移しますが古典部シリーズに関しては起こる事件が高校生の身の丈をちょっと超える程度のものというところが好印象です。平凡な高校生が毎日殺人や誘拐に遭遇しては大変ですからね。シリーズの中でも特に氷菓はデビュー作とあってかきっと構想を温めていた時間が長かったのでしょう、本当によく練られた作品に仕上がっていたと思います。逆に愚者のエンドロールはやや不出来感が拭えません(これは出発点が悪いです。高校の文化祭の脚本程度でそれを任された生徒が学校に来なくなって奉太郎達が直接話も聞けないというのは如何にも無理筋だし、「死者に口無し」とさほど変わらない設定で唐突すぎです)。
 米澤作品ですが確かに小ネタがいっぱいちりばめられていますよね。普段は緩いけどここぞというときに流石という大きな仕掛けが一発あるタイプの作品が好きか、全編一言一句拘った作品が好きかで評価が分かれるところと思いますが、古典部シリーズに限っては主役が高校生なので小さい仕掛け満載で小粒にまとまっていてもいいかな?とも思います。ただこの作家さんはよいネタが浮かんだらそれを織り込むことに頭がいっぱいになって視野狭窄?になる部分があるようです。発想がよく文章としては成り立ってはいるのですがそれが現実になるとどうなるかまでは想像されていないようです。例としてはクドリャフカの順番で標的とされた部活ですがパンフレットの特定のページに偏っていれば直ぐ分かるはず(部活の一覧表なんて普通は持ってないでしょう。そこに一覧の載ったパンフレットがあれば多くの人は次の狙いに予想を付けようとそのパンフレットを見たり印を入れると思います)なのにそれが分からなかったり、氷菓で司書と会話する場面で司書が自分もかつては古典部員だったことを黙っていたり(優しい闘士のことはともかく自分が古典部員だったことまでは隠す必要はないし古典部の後輩を前にして黙っている方が不自然ですよね?)と、文として読んでいる分にはおかしくなくても現実としてはそれはあり得ないという場面が散見されます。そういうところにまで気を回して作品を仕上げてもらえればもっと没入できるすばらしい小説になると思います。

 古典部シリーズ最新作の「長い休日」ですがこれは奉太郎が省エネ主義になった顛末が語られる短編です。タイトルについてはそれが持つ意味は小説を読めば自然と分かるので単行本の発売をお楽しみに!(でも発売はいつになるやら?、いつになるやらと言えば奉太郎達はあと何年で高校を卒業できるのでしょうか?)。
 あと私を悩ます疑問として「クドリャフカの順番」というタイトル、これが作品内容とどのようにリンクしているのかさっぱり?なんですがもしよろしければお教えいただけるとありがたいです。
<ここは独白:連峰の小説、ネット探したら違法にアップされていましたが誘惑に負けてしまいました。本が出たらその埋め合わせに3冊くらい買うので許してください(汗; なんかまずそうなのでこの部分は消した方がよかったら削除願います)>

投稿: やっぱり紙が好! | 2013/12/14 18:13

■やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
私も電子書籍って苦手でアマゾンとかの試し読み程度しか利用したことがありません。基本、読みたい本は買う派ですし。
また、同じく本のページを行きつ戻りつするのが好きです。でもそれが数~数十ページ前の部分だったりした場合は電子書籍では不可能に近いですよね?
推理小説等では相関図や間取りや暗号等、途中挿入された図を参照しなくちゃならないのもあるし。
そして一度読んだ本ならあとで気になった部分がどのあたりで書かれていたかとか、ページの厚みから概ねの位置を探すことができたりしますし、これからも紙ベースでしか読まないだろうって思ってます。(と、これだけパソコンで文章を入力していていうのもなんですが・・^^;)
ということで、私も断然紙媒体派です!

それはさておき、再びのコメントありがとうございました。
あまり突っ込まれた内容のやり取りだともう一度小説なりなんなりをリピートしないと厳しいのですが、とりあえず作者の技巧などについてのご意見だったのでほっとしてます(笑)
そう、私も米澤氏の発想力と構築力は素晴らしいと感じていますし、このシリーズの等身大からちょっと背伸びしたラインでの事件にもならない事件を扱っているところに好感を持っています。けれど、いささかアイディアの詰め込み過ぎというか、全部盛り込むために不都合な部分を「いいじゃないですか、それくらい」と、それこそ『愚者のエンドロール』を地でやってしまっている気がするんです。
そして細かなところはなぁなぁにしているのに完璧に仕上げたつもりで自画自賛しているような感じというのでしょうか(ちょっと言い過ぎですが)。
文章では音(声)も外見も背景も読者が勝手にイメージしてしまうので、それを逆手に取ったミスリードが可能でしょうが、映像だと整合性が必要で一歩間違えたらアンフェアにもなりかねない。そうしたツメの甘さは多々あるように思いますし、もし最初から映像化を意識していたら違っていたかもしれませんね。
その辺、アニメは可能な限り頑張っていたと思います。たとえば「パンフレット」は細かく再現しながらも、注目させないカット割にしているとか(笑)
まぁ京アニだけに、女の子がおんなのこおんなのこしていて、おっしゃるとおりだとは思いましたが。

>「長い休日」
情報ありがとうございます。
奉太郎の省エネ主義は、謎めいたやり手のお姉さんが関係しているのではないかと想像していましたが、それが明かされるエピとは楽しみです。
いつになるかわかりませんが、そうしたシリーズは山ほど待っているわけで、今はいつか読めればそれで十分です。

>「クドリャフカの順番」
えーと、”タイトルが作品内容とどのようにリンクしているのか”・・というのは古典部シリーズ3冊目の小説の表題という解釈で良いのでしょうか?
ネタバレになりますが、そもそも”クドリャフカの順番”とは、生徒会長が今年の文化祭で描くはずだった漫画(原作)のタイトルだったとして作中(奉太郎の謎解き)で登場しています。
ただそういうことなんじゃないですか?
けれどそれは限られた人しか知らない事という設定で、読者はタイトルの意味不明が最後になって明かされて「そういういことか」って思うように狙ってつけたのではないかと私は思いましたが。作者はそういう仕掛けが好きっぽいと思うので。
まぁあくまでも私の解釈ですので参考まで、としてください。

最後の部分は、、、一部非表示とかはできないので、とりあえずはそのままに。ここは大したブログじゃないですから大丈夫でしょう(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2013/12/14 20:47

たいむ様

 駄文にご辛抱いただきありがとうございます。
私は大まかな印象とストーリー以外は読む端から忘れてしまうので作品中の細かな設定など話題にしたくてもできません。ですので今後も作品リピートといったお手間を掛けてしまうことはきっとないでしょう。そんなだから紙の本で振り返りながらじゃないと読めないんですけど。パソコンは自分が文章を書くには便利なんですけど読む分には忍耐、大体5ページもあると印刷衝動に駆られてしまいます。

 まずは「クドリャフカ」の件、ご回答ありがとうございました。
あまり深い意味はなかったんですね。狙われた順番にABC以外に別の意味付けが隠されていたのかと思っていましたが勝手な深読みだったようです。
あとアニメでのパンフ紹介、そこまでがんばって作っていたとは全く気づきませんでした。京アニさんの策略に嵌って可愛い女の子に気を取られ折角のスタッフ苦心の場面をスルーしていたようです(苦笑)
氷菓のアニメは主役の目の色が赤やら青やらだったりしたので第一印象がマイナスとなってしまいました。これで髪がピンクや緑だったら即刻見るのをやめていたと思います。えるの「わたし、気になります」のときの瞳はアニメ表現としてありですが、作品の性質から言って普段の主人公たちの目の色は黒とか茶色とか現実的な色にして欲しかったという思いは今でも変わりません。とは言えそれ以外の部分では今思い返してみても絵も音楽もストーリーも本当によくできたアニメだったと思います。

 作者の文章を逆手に取った読者のミスリードですがこれは多分そんなことは狙っていないというか、おそらく作者自身が自分の文章によって自分の想像自体をミスリードしてしまっているのではないかと思います。
 「いいじゃないですか、それくらい」、これは沢木口さんですね。「愚者」での目からうろこの発想とあの性格、あれくらいぶっ飛んでいればむしろ清々しいです。それに彼女は作品の一部を無邪気に面白い方向に引っ掻き回す存在なのでスパイスとして大いに肯定しますが、逆にお姉さんの使い方には同意できない部分があります。一連の作品でお姉さんの言動は海を行けば海面が割れ陸を行けば通ったあとには大木もなぎ倒されて草も残らないかのごとき別次元の存在といった趣ですが、なんでもかんでも無条件に超越されては作品がぶち壊しになってしまいます。例えば「クドリャフカ」でお姉さんが重要なアイテム(件の傑作漫画)を持って文化祭に現れるところなどいきなり深海から出現したゴジラに壊される東京タワーもびっくりの脈絡の無さ。それでも特撮ファンには東京タワーは怪獣に壊されなければならないというセオリーがあるのかもしれない(私の文章も脈絡がない;汗)ですが、あのアイテムが奉太郎の手に渡るようにするにはお姉さんを登場させなくても自然で適切な方法、もっと言えば必然とも言えるルートがあったはずで、いくらなんでも「いいじゃないですか、それくらい」で済まされるものではありません。ミステリアスな存在、最終兵器は慎重に、それこそそういう存在でなければ役目を果たせない場面でのみ登場させてもらいたいです。

 最後に『長い休日』ですがお姉さんが絡むのはタイトルに関係する部分だけです。もうちょっとだけ内容を怪しげ通販広告風に紹介すると

「奉太郎、小学6年生にして達観する・・・きっかけは同級生の髪の長い女の子!」
あの日あのときまで奉太郎は(信じがたいことに)むしろ人の頼みを気持ちよく引き受ける少年だった。そんな健気な奉太郎少年にいったい何が起こったのか?、奉太郎をして「クラスでも目立たない子」と言わしめたその女の子は如何にして奉太郎を「省エネ少年」の道へと導いたのか?、。奉太郎の人生観を決定付けた衝撃のあの事件が今語られる(個人の感想であり普遍性を保証するものではありません)

とこんな感じですね(あとで騙されたとか言われるでしょうね;笑)
まじめな話をすると氷菓でお姉さんが言った台詞、「奉太郎、古典部に入りなさい」、これは「長い休日」を終わりにする宣告だったんでしょうね。
(こういう使い方ならミステリアスなお姉さん、大歓迎なんですけど)

投稿: やっぱり紙が好! | 2013/12/15 16:13

■ やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
みたび訪問ありがとうございます。

作者がどんな理由でタイトルを付けたのかは実際に聞いてみないことにはわかりませんが、私は別に気にならなかったわけで、「ABC殺人事件」に絡めた何かは最初から定義されていたとしても、あとは卵が先かニワトリが先かくらいの差で設定されていったって感じじゃないでしょうかねぇ。
まぁそれはそれとして、お姉さんの存在と言動に対する感想はほぼ同意見といったところでしょうか?
わらしべプロトコルにしても「夕べには骸に」にしても、さらに「夕べには骸に」の別ルートで伊原が絡むことになるのもあまりにも出来すぎ。
個人的な意見と好みになりますが、たとえ矛盾はないとしても、そういう唐突なアレコレをこれでもかって盛り込んでおいて、結果として一見鮮やかな着地になったように見えても、逆算すると伏線以上の作為的な意図がハッキリ透けて見えるようなのはあまり好きじゃないんですよね。

総てを見透かしたような存在であるお姉さんはいわばジョーカー。仰るようにもう少し使い方を考えてもらいたいと感じます。

>『長い休日』
おお、少なくともタイトルにお姉さんが絡んでいましたか(笑)
実は、読めそうです。
世の中には図書館という便利な公共施設があるんですよね。(「連邦」はもはや無理でしたが)
短編ですし、感想をアップするかは未定です。
なにか思うところでもあれば、ですかね。

投稿: たいむ(管理人) | 2013/12/17 16:28

たいむ様

野性時代があるなんてすごい図書館ですね
ところで私はあの雑誌が発売されてから1週間以上経ってから気づいたのでなかなか売っているところがみつからなくて苦労しました
近所の本屋は古い号を堂々と置いたままでそのまま肝心の号は入荷しないし(苦笑)
色々探した結果ジュンク堂のネット販売で買うことができました
ひょっとしてここだとまだ手に入るような?
店頭にに在庫があるようなので時間は掛かるけど取り寄せてくれると思います
最悪品切れもありうるとは思いますが駄目元で申し込んでみてもいいかも?
ジュンク堂のよいところは「送料無料」、ついでに買うときに包装のところでブックカバーにチェックすると店頭で買うのと同じようにカバー付けてくれます
(自分で直接店頭から取り寄せると送料が発生するので我慢して待ちましょう。送料掛かっても確実に入手したければ在庫のあるお店に直接申し込みの一手ですが。)

http://www.junkudo.co.jp/mj/products/stock.php?product_id=3000086303
(上手く検索できないようならジュンク堂のHPから「野性時代」で検索してください)

*今回の小説ではお姉さんは普段のお姉さんらしからぬ「よくできた普通のお姉さん」のような言動をします。ただし全てをお見通しのような「全てを見通す目」のような能力は既にこの頃からお持ちだったようです。

投稿: やっぱり紙が好! | 2013/12/21 21:56

■やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
小説系の雑誌は結構ありますよ。yomyomとかもあるし。とはいえ、最大2年分くらいだし、人気の号はみんな目的が同じでほぼ貸し出し中。予約をして順番まちとなります。

シリーズものの単発雑誌掲載は、よほどアンテナをはっていないとで、気付いた時は後の祭りってね。でも今回は割と早く教えていただけてラッキーでした。
また、いろいろお考えくださってありがとうございます。
まぁすぐにでも読みたい気持ちもありましたが、読めるよ判れば買う必要もないと割り切れてますので。近い未来、読める日を楽しみに待ちたいと思います。

投稿: たいむ(管理人) | 2013/12/24 14:33

たいむ様

 あけましておめでとうございます。
野性時代は分厚いので買っても邪魔になりますからね。
置き場所も考えなければならない紙派としては確実に単行本化される作家さんの作品なら単行本まで待つの方が正解かもしれません。
ただし今回は特集記事も載っているのでその部分に価値があると思えば買ってみるもよしです。

唐突なアレコレをこれでもかって盛り込んでおいて、結果として一見鮮やかな着地>
これはそうですよね。「事があって結果」ではなく「結果ありきの原因発起・事象発生」がたくさん目に付くとしらけて作品に移入できなくなってしまいます。ついでにいうと結果を発生させるための発端の方もかなり唐突なんですよね。氷菓で文集を探す場面がありますがあれは作者が奉太郎たちを図書室と新聞部に行かせたいがためにその理由付けとして無理やりバックナンバーを探すという目的(口実)を後から割り付けた感じがありありなんですよね。バックナンバーを探すこと自体はいいのですが古典部の文集は「部員がいないのに作成予算が取ってある」(苦笑)ほどオフィシャルなものだから行方を捜すならまずは「顧問に聞いてみる」が自然な行為でもっと言えばそういう性質の文集なら部室が移ったときに一緒に新しい部室に移されるか学校が一時預かりするはずで何の管理もされず旧部室に放置はあり得ないですよね。この件で作者としては図書室と新聞部へ行かせる上手い理由を見つけたつもりになっているのかもしれませんがもうひとつ注意深く考えて欲しいところです(公平に見て図書室に行くのは思い立った当日のことで顧問もその場にいないからOKな範囲なんですが新聞部の方はどうでしょうね?。そもそも新聞部でのエピソード自体が物語の構成上不可欠でもなんでもないし)

<追伸>
あまりにありそうにないことを無理やり「現実化」してしまう小説は好きではないのですが、リアルの世界の方でありそうにないことが現実化してしまいました。嬉しい誤算、今年はあり得なさそうなことが書いてある小説も少しは広い心で受け止められるかも?(笑)。
書庫の年末整理でもした人がいたのか昨年暮れに立ち寄った古書店で2007年~2010年頃のいろんな文芸雑誌が売られていてその中に連峰の載った野性時代を発見!(しかも野性時代はこの1冊だけ)。値段の方もそのお店ではこんな雑誌が巷で話題とは思いもよらなかったらしくプレミアではなく通常の中古本価格の315円。流石にこの値段なら置き場所とか図書館とか迷わず購入!。
連峰の他に作者インタビューで作品の小ネタが解説されていたりしましたが読んだ感想は「空回ってるなあ」という感じ。作者的にはいろいろ意図して盛り込んでいたようなんですが少なくとも私の粗雑な頭では付いていけていませんでした。

投稿: やっぱり紙が好! | 2014/01/04 16:57

■やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
明けましておめでとうございます。

特集記事もあるとは楽しみですね。
まぁ雑誌はよほどのことがない限りめったに買わないし、買っても読み捨てしちゃうタイプですし、今回は全くの出遅れなので待ちで良しとしています。

米澤作品の逆算した予定調和的な作風は、目につき始めるとすべてがそう見えてくるから困ります。
決定的にダメだと思ったのは「クドリャフカの順番」だったかと。
とにかく「夕べには骸に」を絶賛している伊原があとがきを読んでいないハズがないし、次回作が予告されていたならば、いの一番で探すだろうし、事件に何かしら引っ掛かりを感じても良いハズ。それ以前に入学した時点で作者を探していないってちょっと不自然で考えられない話でもあるって思ったんですよね。
お姉さんはそれでピンときて、奉太郎に雑誌を渡したわけだし。(その用意周到さについては百歩譲って、壁新聞をみて自宅に取りに帰ったとしても)。

そうなるとあれもこれもって鼻についちゃうわけで、キャラも苦い決着(落としどころ)も好みではあっても手放しとはいかなくなってしまいました。
とはいえ、ネガティブキャンペーンをしたいわけでもないし、これからも新作を楽しみにし続けると思うのでこの件はここまでにしませんか?


さて、お宝号を発見したとのことですが、ラッキーでしたね。引っ越ししてからまだ日が浅くて古本屋めぐりも要領を得ず、最近はそうした幸運にめぐり合うことがないのでうらやましいです。

けどまぁ本編はもちろん、過去の作者インタビューも気になるところですが、きっと今となっては・・・かな?
こちらはやっぱり書籍化を待つか、それこそ、古本屋で特典付DVDが投げ売りされるのを発見できたらいいなって感じです。

投稿: たいむ(管理人) | 2014/01/06 08:26

■やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
早速アドレスを削除されたのか、お礼を送信出来ませんでしたのでこの場にて。
ありがとうございました!

ちなみに、
>56なのに57
「私も気になりました」ので、ちょっと調べてみたのですが、vol63からさらに1番増えて、現在は2番違いになっているようです。
逆にいつからずれたのか遡ってみましたが、vol35からずれたようで、34号と35号の間に何かあったものと想像。
ますます気になりますね(笑)

追伸:
再びご連絡ありがとうございます。
今度は届いたでしょうか?
とりあえずエラーは出ていないようですが・・・
2014/8/26 9:50

投稿: たいむ(管理人) | 2014/08/24 20:13

たいむ様

ご心配おかけした用ですみません。今朝のメールは届いています。
ただもし昨夜も出されていたのでしたらそちらは届いてないです。
野性時代号数の不可解と一緒にこの謎も是非とも省エネ探偵さんに
解いていただきたいですね(笑)

情報の件はお礼を言われるほどのことでもない、というより
今年は今のところ雑誌掲載予定がないようなので当面連峰の単行本化は
無理っぽいという知りたくないもない内容だったですね(苦笑)
小説掲載の野性時代を買い損ねた過去の怠惰を反省して野性時代の
HPと米澤先生のHPは時々チェックするようにしました。
特に毎月10日前後数日間の野性時代のHPの閲覧は欠かさないように
していたのですが今から数ヶ月間はサボってもよさそう(嬉しくない)。
次回は「掲載されているのでぜひ買ってください」という吉報を
報告したいところです。

ではまたよろしくお願いします

投稿: やっぱり紙が好! | 2014/08/27 00:01

■やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
重ね重ね、お手数をおかけしました。

いつか必ずあるであろう吉報を待ちましょう!

投稿: たいむ(管理人) | 2014/08/27 17:45

たいむ様

 こんばんはです。このところぐっと寒いですね。
さて多分これが今年最後のご報告になります。
カドカワのHPでは野性時代の次号の内容は分からないのでこのところ毎月10日頃に本屋で当月号の次回予告をちら見する習慣になっているのですが来月も米澤氏の小説の掲載はありません・・・と、これはまあ予想通り。
 ちょうどその野性時代の側に「このミス2015年版」が平積みされていたのでそちらを見てみると「満願」が第一位に選ばれていてインタビューも載っていました。短編集が(短編限定ではない)何かの賞に選ばれるのはなかなか難しいそうなのでこれは快挙なのでしょう(とは言ってもこの本は既に賞を貰っているから驚くには当たらないのですけれど)。古典部の短編集(遠まわりする雛)の時には私の個人的な嗜好のせいなのかもしれないですが作品間の出来具合に大きな差があって全体としては評価できなかったのですが満願は粒ぞろいだったのでしょう。1つでも出来の悪いのがあるとそれが足を引っ張ってしまいますからね。
 インタビューの中で来年前半にベルーフシリーズの最新刊が出るとありその他の出版社の短編もいくつか話を進めているそうなのですが、古典部シリーズは来年は出るようなでないような?、でもどちらかというと期待の持てる感触です。小市民や犬はどこだは順番的に苦しいそうです。単行本としては古典部はあと2,3本入れれば短編集として纏まるそうなのですが「来年以降になる」そうです。短編が2,3本必要なら来年野性時代に1本載せて+書下ろし1本で再来年あたりでしょうか?。2015年もまだ明けていないのですがいまから2016年に期待しましょう!

投稿: やっぱり紙が好! | 2014/12/14 21:25

■やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
いつも情報をありがとうございます。
私もたまに雑誌の掲載情報をチェックしていますが、いつも落胆していました。

「満願」は、「追想五断章」が肌にあわなかったので未読です。たぶんこれからも読まないかな?
出来不出来というか、好みとそうでないものがパッキリしている作家さんって私にとっては珍しいのですが。

書籍は早くても再来年ということになりそうですが、もう10数年待っているシリーズ作品がいくつかありますしね、気長に待ちたいと思ってます。

投稿: たいむ(管理人) | 2014/12/16 10:02

たいむ様、ご無沙汰しております
汎夢殿の予定情報の刊行予定に11月に古典部中短篇集(仮題)とあるようです
年は書かれてないですが流石に今年2016年中の予定かと思います

それにしても古典部の面々はあと何十年高校生でいるつもりなのでしょうか?
彼らがのんびり楽しく高校生活を謳歌しているうちに現実世界ではゆとり教育が終わって
カリキュラムが厳しくなっているので学力不足で留年しやしないかとちょっと心配
・・・そうなるとますます卒業が遠退いちゃいますね
作者は卒業するまでシリーズを続けるつもりとどこかで表明していたはずですが
私が生きているうちに彼ら彼女らが卒業できるのか、私気になります(苦笑)

あと小市民シリーズの雑誌掲載とかもあるようですので古典部以外の作品に
興味がある方も是非一度HPをご確認されたらよろしいかと思います

汎夢殿 http://pandreamium.sblo.jp/

これでヤ○オクとかに人の足元見て暴利で出品している連中はご愁傷さま!(嬉)

投稿: やっぱり紙が好き! | 2016/06/26 19:29

■やっぱり紙が好き!さん、こんにちはsun
まいど情報感謝です!
11月というなら今年であることを祈りたいものです。
古典部シリーズ掲載の野生時代の売れ行きを思えば、出し惜しみなのかなんなのか?アニメ2期でも狙っているのか、いずれにしてもカタチになってくれるのは嬉しいことです。

ただこれは単行本になるのかな?
本来はラノベじゃなかったし、そこがとっても気になります!

投稿: たいむ(管理人) | 2016/07/05 17:34

たいむ様

本の体裁はおそらく通常の単行本と思われます。
今の角川のシステムだと古典部シリーズの場合はいきなり文庫本では出せないはずでまず新書版でということになっているかと思います。この辺りのことは本の初版の形が揃わないことについて作者が事情を説明していたと記憶しています(氷菓はスニーカー文庫だったので文庫版で出ていますが途中からこのレーベルがなくなったので新書版云々)。

あと文芸カドカワという書籍ができているようですね。『8/10 「箱の中の欠落」(「文芸カドカワ」角川書店 〈古典部〉シリーズ)』とう告知が汎夢殿に出ています。古典部シリーズは野性時代の目玉掲載作品かと思い込んでいたので他紙に載るのは驚きなのですがそれよりもこの書籍が電子配信のみということにもっと困惑です。電子書籍の端末は持ってないのでPC版を購入しようかとは考えているのですが迷って決断が遅れても売り切れの心配がないのがよい点といえばよい点ですね(もっとも電子書籍でなく紙だったら迷う必要がないのですが;苦笑)
http://pandreamium.sblo.jp/
http://bunkado.kadokawa.co.jp/#about

対応書式はここが参考になるかな? なんで角川のHPは不親切なんだろう?
http://www.cmoa.jp/title/1101085260/

投稿: やっぱり紙が好き! | 2016/07/10 15:15

ところでPCで読む場合にお勧めの形式、書店ってありますか?
専用アプリではなくPDFで、DLしたらネット接続不要でずっと読めるってのが希望なんですが文芸カドカワにそんなのがあるのでしょうか?
最悪PCでアプリ使用しかない場合、どこの書店で買うかが重要になってくると思うのですがこれもどこがよいかわからないし。

電子配信のみ・・・ついに来るべき時代が来てしまったのでしょうか?

投稿: やっぱり紙が好き! | 2016/07/10 19:41

■やっぱり紙が好き!さん、こんにちはsun
あらら電子書籍でも予定がいつのまにか告知されていたのですね。ありがとうございます。
確かに電子のみはちょっとビックリですね。時代の流れですかね~
ただ私も基本紙派ですが、買うまでもないけどちょっと読みたいなって本などで最近少し電子にも手を出していたりします。
タブレットで楽天Koboを利用しています。
使用感などは他のモノを使ったことがないのでごめんなさい、良く分かりません。
でもなぜ楽天かって言えば、ポイントで購入出来るし、毎月200円引きのクーポンが届いたりするから。(ほかでもそのようなサービスがあるのかもしれないけれど)
どうでも良いものは処分に困らない形が楽だし、感覚的に試し読みで全編読めましたって感じ?
そこで本当に気に入れば紙で買い直します。

あと基本的に専用アプリもDLしたらネット接続不要で読めますよ。
それぞれの書店でも「1巻購読無料」などがあると思うの試してみてはいかがですか?

紙は絶滅しないと思いますが、電子のみ・・というのも勘弁してほしいものですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2016/07/11 09:00

たいむ様

いただいたアドバイスに従って電子書籍の試し読みしてみ回りました。電子書籍は形式が同じならどこでも同じと思っていたのですがこれが大きな勘違い(恥)で表示フォントの種類や太さが違っていて読み易さにかなりの差があります。他にもweb閲覧かアプリ使うかで違いますしアプリの操作性も快適な読書には大きな要素、やはりお得感(クーポンとかの割引)だけでは選べないですね。
ちなみに私が調べた範囲で評判が良いのはbooklive(品揃えがよい上クーポンで安く買える機会が多い)、漫画についてはeBOOkJAPAN(画質が良い)とかあるようです。今回文芸カドカワを買うのでカドカワのbookwalkerも見てみたのですが可もなく不可もなくかな?(品揃えは偏っているようです)

(追記)
読み比べに氷菓の文庫本を参考文献にしたのですが個人的に一番よかったのは紙でした(どこまでも保守的だ;笑)

投稿: やっぱり紙が好! | 2016/07/31 21:08

カドカワの電子書籍のサイト(bookwalker)に文芸カドカワの9月号がアップされました。まだ購入は受け付けていないのですが流石自社の書籍のアップは早いようです。米澤先生、古典部シリーズも含め全体に作品の発表が一気にペースアップしているようですが粗製乱造になっていないことを祈るのみ(野性時代の前作はイマイチでした)。
私は検討の結果eBOOKで購入することにしました。この雑誌に関してはPCでeBOOKのアプリで試し読みしてみると図をクリックすると別ウインドウで拡大表示してくれるので小さな図表でも快適に読めるのとこれは全く個人的な好みなのですがページの上角に記事名が表示(アプリの機能ではなく書籍のデータ自体に文字が入っている)されているという理由です。あと文庫本の類だとアプリで読むと文字が太目で読み易い(代わりに1ページの表示文字数が少ないですけど)ものが多いです。ただ全ての書籍がそうなっているわけではないので、結論として一応eBOOKをメインに考えるがどこで買うかはシリーズごとに都度検討(業者を使い分け)ということにしました。保守的な私ですが必要に迫られようやく電子書籍デビューです。

投稿: やっぱり紙が好! | 2016/08/06 17:30

いつの間にか古典部の新作が告知されてました。
昨日粗製乱造は御免をと書いたばかりなのに(苦笑)。
これからは野性時代ではなく文芸カドカワが発表の場になるのでしょうか?
発行部数の少ない野性時代と違って売り切れることがないのはありがたいといえばありがたいのですが・・・

9/10 「わたしたちの伝説の一冊」(「文芸カドカワ」角川書店 〈古典部〉シリーズ)

投稿: | 2016/08/07 07:58

■やっぱり紙が好!さん、こんにちはsun
お返事おそくなってすみません。
いろいろ試してみては、なんて勧めておきながら、自分は「楽天Kobo」しか使ったことがないものですから、そんなに違いがあるとは知らなかったです。
紙でも紙質からフォントなど違いがあるから当たり前なのかもしれませんが・・・
文字のサイズなどは昭和の文庫本等驚くほぼ小さかったりしますしね。(もはや電子は自由自在だけれど)

確かに売り切れがないのはありがたいことですけど、毎度電子で発表というのもね。

11月の新刊にこれらは収録されるのでしょうかね?
ちまちま掲載するくらいならば、新刊で書き下ろし短編をオマケしてくれたら良いのに・・とか思ったり。

投稿: たいむ(管理人) | 2016/08/12 08:12

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