「ミッシング ID」みた。
どの辺が『ボーン』っぽいと言えば、ある日偶然から自分の過去も家族もすべてが偽りだったことに気が付き、それが切っ掛けで自分の周囲で渦巻いていた何らかの陰謀が動き出していることを知る、というところ。
ただし主人公のネイサンはごく普通の高校生で、物心もついていない幼い頃からすでに偽の両親のもとで育てられており、ネイサン自身が少年兵のごとく特殊教育を施されたのち記憶を改ざんされたとかいう事ではない。
例えば、身分ある御仁の落胤で一族から命を狙われる運命にある子供を護るため、成人するまで信頼できる者たちのもとで隠密裏に育てられているといった感じの話が良くあるが、ネイサンも身の危険が懸念されるソコソコ重要な人物の子供であり、もしもの時に備えて護身術とは知らずに体を鍛えさせられていたり、状況判断等を教え込まされていたりはしていたわけだ。
最初はまったく訳がわからずパニクっていた普通の高校生が、おぼろげながらに状況を把握し始め、偽物だったけれど愛情を持って育ててくれた父親の教えに気が付き、それに基づいて冷静に行動するようになるあたりは定番ながら心地良い。そして窮地での起死回生のアクション逆転劇と、クライマックスに向けてのやや危なっかしい頭脳戦が見どころで、ここぞってところでの本物の登場であり、電話のやり取りやニアミスも好みの感じだった。
異様に濃い眉毛のヒロインとの恋模様はどうでもよい感じだし、ベタベタだけど、”特殊能力の無い”普通の高校生によるアクションモノとしては楽しめたかなと。
好感度:★★★++
ルックスがイマイチなテイラー君。やっぱマットに少し似てる?
うーん、全否定はしないけれど、あんまり認めたくはないなぁ。
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