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2012/06/01

「人生はビギナーズ」みた。

Beginners

父親に「実はゲイでした」とカミングアウトされ、戸惑いながらも父親が残された人生を謳歌している姿を見つめ、臆病だった自分の人生を見つめ直す・・という物語。
告白された息子役がユアン・マクレガー。『フィリップ、きみを愛してる』では可愛らしいゲイ役だった彼だけに、勝手にめぐりあわせのようなものを感じたりしたのだけど、(一応息子のオリヴァーはストレートだが)、それは別にして、幾つになっても「ビギナー」として始められるってステキなことと思える映画だった。

父親のカミングアウトで腑に落ちたことと、新たなる疑問の芽生え。
子供心にも両親の関係がイマイチ希薄だと感じていたオリヴァー。それでも”仲の良くない夫婦”くらいにしか考えが及ばなかっただけに、まさかのカミングアウトにショックを隠せないのは道理。母親のやや皮肉めいた不可思議な言動には納得。けれど、では「自分は何だろう?」と考えてしまうのもまた道理というものだろう。

オリヴァーは何かが可笑しい家庭環境で育ったが故か、奥手で煮え切らない性格となり、それはそのまま彼の恋愛観に直結、「どうせ、うまくいかない」が、常に彼の最後に行き着く答えになってしまっていた。
しかし、息子の戸惑いなどとは無関係に父親は生活を一変させてしまった。末期がんに侵されながら貪欲なまでに本当の自分を取り戻そうと必死に生き、残りの人生を謳歌した。そんな誰かを愛し共に生きる喜びを間近で見守ることになったオリヴァーは、事実と真実の違いを理解し始め、何かを掴みかける。

父親の死によって再び無くしてしまいそうなる感情だったけれど、彼に待っていたのは運命の出逢い。ただ、似たもの同士の出逢いは心地良くある半面、互いが同時に壁を壊さなければならないという難問を抱えていたりする。
見ていて痛々しいほど求めあっている二人なのに、なんでかな~という終盤。でも・・・なラスト。一歩踏み出すことの素晴らしさがしかと感じられた。

とにかく、SWのオビ=ワン好きからユアンを注目し出したけれど、最近どんどん素敵になっている気がする。もはや「オビ=ワン」の冠なんてつけちゃ失礼かなって思うくらいにね。そして父親役のクリストファー・プラマーが素晴らしく、メラニー・ロランのプリティな恋人役も素敵だった。そして、愛犬アランの名演技は『アーティスト』のアギーに匹敵するんじゃないかな?
なかなかいい映画だった!

好感度:★★★★

夜のハウツー本で何番と何番が試したい、ってとこは笑った。残念ながら?実戦シーンは無かったけどhappy02

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コメント

ゲイとか関係なく、男性としては父親にこんなにも人生を謳歌されると嬉しい反面、同性として少し悔しさも感じますよ。
しかも自分の人生がうまくいっていないと余計にね。

でもそんな悩める主人公の良きアドバイザーがいい味を出してましたね。
やっぱりワンちゃんはかわいいですわ。

投稿: にゃむばなな | 2012/06/02 22:06

■にゃむばななさん、こんにちはsun
羨ましいって気持ち以上に何か掴みかけていたものがあったと思いますが、それだけに父親を亡くしたショックが大きかったんだろうなと、アナとの付き合い方をみて思ってました。

ワンコが喋ってるかの演出は良かったですよねw

投稿: たいむ(管理人) | 2012/06/03 15:28

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