「ファミリー・ツリー」みた。
カメハメハ大王の血を引き、祖先から受け継いだ広大な原野を所有しているといった一般的日本人にはやや浮世離れしていると感ずる家族事情を除けば、突然身に降りかかった予想外の出来事と寝耳に水の妻の不貞を知ったことを切っ掛けに、人生を見つめなおすことになった男とその家族の再生の物語。
たとえどんなにつらいことがあったとしても、本当に大切なものと共にあったなら、やがて必ず癒されると思えるような、とても温かい映画だった。
当たり前だと思っていると、ついつい忘れてしまったり、置き去りにしてしまったり、ということは良くあること。ふいに気が付く機会が得られたとしたらそれはまだマシなほうで、気が付いた時には既に遅すぎた、なんてことも良くある話。
ジョージ・クルーニー演じるマット・キングは後者のほう。マットはカメハメハ大王の末裔である祖母を持ち、一族は棚ぼた式に資産を受け継いてきたことからいくらでも悠々自適に暮らせる環境にあったが、そうした暮らしを良しとはせず、多忙な弁護士家業で一家を支えるという真面目な男だった。けれど、妻は仕事三昧で家庭を顧みなくなった夫に愛想をつかしはじめ、やがて本気の浮気に走ってしまっていた。そんな時に妻はボート事故で瀕死の重傷を負い、延命措置を施さなければ数日の命と宣告される状態に陥ってしまう。
マットは事前に記されていた妻の意思を尊重し延命装置を外す決断をするが、情緒不安定となった10歳の娘(スコッティ)と、母親に反発ばかりしていた17歳の娘(アレックス)の対応には戸惑うばかりで、さらに追い打ちで知らされた妻の浮気の事実に動揺し、途方に暮れることになる。
妻は既に意識はなくただ生きているだけの状態。浮気に関しては理由も言い分も本心も、決して聞くことができないまま、「被告人死亡のままの起訴」のように事実だけが残り、残された者がそれぞれで気持ちに折り合いをつけなければならないという、なんとも酷な話だ。またマットは先祖から受け継いだ広大な土地の売却問題に頭を悩ませており、心労が重なっていく。
やがて浮気相手が判明。土地売却と微妙な接点が浮かび上がった時にはキナ臭さが強くなったものの、事実上浮気相手探しが目的だった娘たち(オマケ付き)とのミニ旅行から、マットは忘れていた大切な何かを思い出し、心境には変化が齎らされていた。
「家族」という特別な繋がりと大自然のパワーはやはり偉大だ。これほどの大自然が我が一族、我が身に託されていたのだと思えば、ちっぽけな個人の問題など瑣末なもので、心の持ちよう次第でどうにでも解決できるものだと思えてくるし、マットが心境を変化させたのも解るというもの。そして家族ならばきっと最後にはマットの英断を支持してくれるんじゃないかなってね。
涙がこぼれたシーンもあったけれど、全体的にはシビアなハズなのに心地良く観ていられる映画だった。さすがはジョジクルであり、独特の文化や風習が残るハワイの穏やかさのなせる業かな?
好感度:★★★★+
しかし、なんで予告編で一番素敵なラストシーンを見せちゃったんだろう・・・。「大丈夫だよ」ってことを最初から知っていて欲しかったのかな?
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コメント
あぁ~分かります。あのラストシーンは予告編から除外してほしかったですね。
ただ予告編では彼らが見ている番組が南極ペンギンの番組だと明かされていなかったのだけはありがたかったですけどね。
投稿: にゃむばなな | 2012/05/19 22:21
■にゃむばななさん、こんにちは
予告編を観ていたときからヘンだとは思っていたんですよね。
語っていることは「子供たちは反発ばかりで手を焼いている」みたいな感じだったのに、仲良くアイス食べてブランケットを共有しているって場面は微妙に矛盾してるし。
まさかすべてが終わったラストシーンだとはね。
本当に何で?って思いましたよ。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/19 23:47
こんにちは

TB&コメントありがとうございました
確かにこの映画は
とってもシビアな題材を扱っているのに
思わず口元が緩んでしまうようなシーンもありましたね
その微妙なバランスがこの映画の面白さでもあり
共感できる部分でもあったような気がします
どんなに理不尽な現実であっても
そこから目を逸らさず現実と向き合って前に進む姿勢は
純粋に応援したくなりました
投稿: テクテク | 2012/05/20 10:05
ハワイの景色とハワイアンミュージックに癒されながら…
重いテーマだけれども、そんなに重くならずに、
観終った後はむしろ心地良くなりました♪
投稿: BROOK | 2012/05/20 10:46
たいむさん、こんにちは!
>全体的にはシビアなハズなのに心地良く観ていられる映画
そんな感じありましたね。
これは動揺することはあっても、マットが終止誠実に物事に向き合うというスタンスをとっていたからかもしれないですね。
妻の事故で彼は自分ができていなかったことはすぐにわかったのだと思います。
それから娘のことについても、基本的に彼は誠実に向き合っていました。
そういうところが娘たちにも伝わったのだと思うし、観ている側も心地よく観れたのかもしれないですね。
投稿: はらやん | 2012/05/20 13:28
こんにちは♪
本当はシリアスな内容なのにハワイの風景と音楽で重くならなかったのが良かったですね。
私も見終わった後に温かさを感じる作品でした。
いままで観たジョージ・クルーニー出演作で一番良かったかも。
投稿: yukarin | 2012/05/20 15:40
■テクテクさん、こんにちは
>シビアな題材を扱っているのに
>思わず口元が緩んでしまうような
日常でもそうですけど、シビアな問題に直面しているからって笑っちゃいけないことも無いし(モチロンその時々で空気は読まなきゃだけど)、ごくごく自然な反応がいい感じでした。
そんな雰囲気が共感を呼ぶのかなーって。
ほんと前向きに、誠実に頑張ろうとしている人は応援したくなりますよね。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/20 18:58
■BROOKさん、こんにちは
ハワイだからって部分は少なからずあるようにおもいました。
ハワイアン音楽って癒し系だと思うし。
自然の流れから納得の結論。
鑑賞後の心地良さは、最近ではピカイチかもです。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/20 19:01
■はらやんさん、こんにちは
最初から特別傲慢さが際立つ男ってわけではなかった気がしますが、現実を真正面から受け止めようしているのが良く分かったし、我が身も反省してすべてを人のせいにしない誠実さに、皆が敬意を持った感じでしたね。
このような人は見ていて気持ちが良いし、見事に心地良くさせてくれたジョージには拍手です。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/20 19:11
■yukarinさん、こんにちは
シビアな内容なのだけど、当事者が声を荒げたり、争ったりってことがほとんどなくって、ただただマットの言動を見守っていた感じ。
そんなマットが誠実だから見ている方も心地良い。
ジョジクルは小難しかったり、胡散臭い役どころが似合うと思っていたけれど、フツーのお父さんもこんなに見事に演じてくれちゃって、ますます見直しました。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/20 19:15
たいむさん☆
ハワイアンののん気なメロディーが、辛い心を癒してくれますね。
私も予告でラストを見せているのがビックリでした!
でもあくまでも予告の段階ではアレがラストとは分からないので、いいのかなー?
投稿: ノルウェーまだ~む | 2012/05/20 22:30
■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
>ハワイアンののん気なメロディー
日本でも琉球民謡とかありますけど、島独特のなにかに癒される感じってありますよね。
ラストシーンは、確かにひとおおり見ることでこうなるのねって思うものなのだろうけれど、予告編で見たばかりに冒頭ではギャップを感じるし、ネタバレ感がありますよね。
予告編で見せていなければ、ラストシーンが凄く良くって納得だよね、ってなるんじゃないかなって思いますよね。
もったいない、もったいない。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/21 14:19
こんにちは。
「アーティスト」もそうでしたね。
あのタップシーンが、まさかラストとは思いませんでした(苦笑)
でもラストシーンのステキな映画が続きますね♪
全体的には泣き笑いで、マットの気持ちは十分に察するけど、二人の妻を思えば、あまり深追いして欲しくなかった気もしてね…。
けど、ハワイの自然とのんびりした音楽に、なんとかなるさと前向きになれる作品でした。
こんなジョージみたいな役、ジョニーもやって欲しいとさえ思っちゃった(爆)
投稿: オリーブリー | 2012/05/21 16:21
■オリーブリーさん、こんにちは
ラストを見せる予告編ってネタばれもイイところだし、もう映画を観る人のことを少し考えて欲しいなぁって思います。
ステキはステキだし納得のシーンだと思うのだけど、初見ならば「うわ~♪」ってもっと幸せな気持ちになれるんじゃないかって。
妻側が何も言えない状態なのが不憫ではあるのだけど、そこがこの話のポイントだしね。
いろいろ痛々しいのだけど、反面再生が心地良く、人間って都合良くできるなぁって思ったり。
>ジョージみたいな役、ジョニーもやって欲しい
うーん、もう少し年とってからの話かなぁって。
でも、マット好きの私としては、お父さん役が多くなっているこの頃のふっくらマットも好きなので、普通で素朴な役で魅せて欲しいって気持ちはわかるかも。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/21 21:55
こちらにもお邪魔します♪
内容はシビアで、結構重いお話でしたが、アカデミーの脚色賞に輝いただけあって、ユーモアを織り交ぜての展開で、気軽に(気楽に)観ることができました!
ジョージ演じるマットの身になったら、笑ってみちゃいけない問題ばかりでしたが(^_^;)
>さすがはジョジクルであり、独特の文化や風習が残るハワイの穏やかさのなせる業かな?
そうですね^^特にす~っご~いジョージのファンと言うわけではないですが、彼の演技の幅の広さには
驚かされますね(*_*;
そして、ハワイ、あまり映画の舞台になることはなかったような気がしますが、舞台も良かったですね^^
予告編で流れたのが、ラストシーンだったとは!
ちょっとびっくりしましたσ(^◇^;)
投稿: ひろちゃん | 2012/05/23 22:52
■ひろちゃん、こんにちは
ハワイらしく?ジョージはずーっとアロハだったし、フツーのおっさんでしたね。
フツーのおっさんだからすべてがカッコ良くうまくは行かないところがふとした笑いに繋がるし、ハワイならではのまったり感が妙にマッチしてて、とても良かったです。
ジョージがこんなにも家族モノにハマるとはビックリでしたw
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/24 21:28
TBをありがとうございました。
家族の絆が、よく描かれてていたように思います。
ハワイという設定も功を奏していますね。
ラストシーンについては、あれはあれでよかったのではないでしょうか。素直に、とてもよかったです。
違和感というほどのものは感じませんでした。
総じてアメリカ映画らしいユーモアも、自然体がよかったようで・・・。
投稿: Julien(徒然草) | 2012/05/25 07:52
■Julien(徒然草)さん、こんにちは
ラストシーンはとても良かったです。
それ故に、予告編で先にみちゃってもったいなかったかなーという気がしています。
いろいろな出来事と紆余曲折を経てあの光景が生まれるものだと思ったので。
人生、辛いときでも何もかもがつらいわけじゃないし、笑っていてもつらいときはあります。
人間って弱かったり強かったり、どっちでもありどっちでもない。
まさしく自然体が心地よさの理由だと思います。
投稿: たいむ(管理人) | 2012/05/25 12:40
こんにちは!
最近あまりジョージの映画観てなかったけど、これは良かった!
雰囲気も温かく、重いテーマだけど笑ったり泣いたりしながら、楽しく鑑賞出来ました!
わたしもラストシーン大好きなので、あれがラストだと知ってちょっとびっくり!
予告で見せないで欲しいよね!
投稿: みすず | 2012/06/18 10:37
■みすずさん、こんにちは
ジョージはシリアスな役どころが多いけれど、ほのぼのパパ役も出来るんだぁ~って、多様な才能を感じますね。
笑いあり、涙あり、自然な感じがとても良かっただけにラストシーンは納得だけど、予告編で見せなくたってねぇって思いますよねw
投稿: たいむ(管理人) | 2012/06/18 22:01
こんにちは♪
なんかシリアスな内容なんだけど、あったかくなりましたね。
ジョージがやっぱり素敵でした(笑)
予告でここはみせなくてもいいじゃんって思いましたね~!!
投稿: Nakaji | 2012/09/13 14:55
■Nakajiさん、こんにちは
こんなジョージ観たことないって感じで、とても良かったですよね。
やっぱあの予告編は勿体ない。一番イイとこ見せちゃダメですよね。(^^;;
投稿: たいむ(管理人) | 2012/09/15 14:38