「わが母の記」みた。
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以前《Prototypeシネマレビュー》のGAKUさんのところで紹介されていたことから興味を持ったのがこの小説。けれど、やはりはじめての作家さんというのは手が出しにくく、忘れない程度に忘れていた本だった。ところが先日、書店の特設コーナーにて「2」が並んでいるのをふいに見つけ、手に取ってパラパラと、『時計仕掛けのオレンジ』の話から読書感想文と前後のやり取りに目をとおしたところ、「これはアリ!」と第1巻[栞子さんと奇妙な客人たち]、第2巻[栞子さんと謎めく日常]を併せて即時購入した次第。
古書を扱っているだけに小難しくて読みにくいところがあるかと思えば、サクサクっと読めてしまう本。登場する古書(本)の内容を知っていても知らなくても問題なし。文庫初のミリオンセラーを達成し、2012年本屋大賞にノミネートされたのも頷ける小説だと思った。
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73巻の記事にて以後のレヴューアップは未定としていたが、このまま完全にやめてしまうと、後々調べたいことがあった時に探し難くなるため、覚書程度に何巻かまとめて続けていこうかと思い直した。ただし、詳細は“名探偵コナン 全事件レポート編纂室“(http://websunday.net/conandb/top.html) で調べた方がよっぽどというところは変わりなく、あらすじ等はやらない。あくまでも検索するにあたってのヒントとしてであり、内容についての感想を書こうと思うので、読んでいない人が見ても解らない内容になる可能性が大かもしれない。
劇場版は順調?に20周年を目指しているかに思うが、既にアニメ放送は原作に追いついており、何かの足しになるかどうかはわからないが、とりあえずは74巻分から始めようか。
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第84回アカデミー賞の作品賞ほか5部門を受賞したモノクロサイレント映画。
話題性は抜群だし良質な映画であることも確信できるのだけど、慣れない形式に心配があり、とりあえず信頼している方の感想待ちからようやく鑑賞を決心した次第。
私としては、とりあえず劇場で観て良かったと思っているけれど、映画に慣れない方が話題性だけで鑑賞ということならば、あまりおススメしないかなぁと。
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先日TB頂いたブログさんにて、小野不由美先生の『十二国記』が再始動するとの記事を見つけ、非常に喜んでいる。
『十二国記』は、『黄昏の岸 暁の天』(2001年)以後、いくつか短編の発表はあるものの、本編は”未完”のまま現在に至っているシリーズ。思い出すたびに新作(続編)はまだかと思いつつも、とりあえず一編一編は完結しているため、例えこのまま発表がなかったとしても、とても残念に思うくらいで済むとは思っていたのだが、以前 ”yomyom”で短編が発表された際、(『丕緒の鳥』(2008年)はともかく)『落照の獄』(2009年)では完全に出遅れてしまい、存在を知った瞬間から泡くってアチコチを探し回りやっとのことで手に入れたというエピソード記事をここでアップしていたことを思い返すと、やはりこの度の新潮社の一報には歓喜(内心は狂喜乱舞)するところに違いない。
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当初1月末に届くはずだった「風守」がやっと到着!
「UN-GO」が終了して半年も経過してしまっただけに多少なり今更感があるのだけれど、そんな思考とは裏腹にニヤケ顔で眺めたり手に取ったりしている私だ。やっぱすきなものは好きなのだ。
ここ暫くは欲しいオモチャもなかったから(欲しいものはひととおり手に入れた?!)部屋の装飾品に変化のない日々が続いており、あえて死角に風守を配置したつもりだったが、帰宅早々「増えてる」とツッコミを入れてきた相棒。「UN-GO」は面白いと一緒に観ていたし、この手のことはもはや諦めモードで咎める気などさらさら無いのは知っているが、私としては気付いてもらえたことが嬉しくて、ご機嫌度がアップした次第。
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3年ぶりに”3匹のおっさん”たちが帰って来た!
雑誌の連載はひとつも手を付けずに待っていただけに、文字通り”待望の新刊”だ。
今回も全6話で構成。ますます盛んに現代の身近な問題を3匹が斬りまくる・・・と思いきや、そうした(大がかり?)ものは半分の3話にとどまり、清田家・有村家・立花家の身内話を絡めた一般家庭にもアルアルな話題がそれぞれ1話ずつ(1話・3話・5話)収録されている。
いずれにせよ身近なテーマ(問題)が取り上げられており、さくっと感情移入出来るようになっているところは何時もながらの有川作品で、また今回もイメージ増幅器になっている須藤真澄さんの挿絵もバッチリだ。更に『植物図鑑』とクロスオーバーで書かれた短編『好きだよと言えずに初恋は、』も収録。私のお気に入りの一冊がまた増えてしまったようだ。
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