「ミッション:8ミニッツ」みた。
「このラスト、映画通ほどダマされる」って宣伝文句は、いったい何について言ってるんだろう?
いやに挑戦的なふれこみだったので、映画好きとして負けるもんかとアレコレ勘ぐりながら観ていたけれど、中~後盤にかけてはほとんど思った通りになっていくし、ひょっとして「何かあるぞ!」って深読みさせた=騙されたってことなのかなぁーとか思ったり・・・。
映画自体は面白かったんだけどねー。少しばかり構え過ぎちゃったかな?
おそらくネタばれは致命的と思うので避けたいと思うけれど、となるとなかなか感想が書きにくかったする。
この映画は、何度か予告編を見ていれば1回目を観て「ああ、そうか」ってなるから、いきなり置いてけぼりを喰らうことはなさそうなんだけど、予告編すら観ていないとちょっとキビシイかも?。疑問・質問には一切答えることなく、アイスドールのごとくただ任務の遂行を促す女性オペレータと責任者らしき男にイライラするのは主人公と同じだし。
それでも、少しずつ回答を得ながら2回3回と繰り返すうちに、同じ過去の時間を何度も体験するといった主人公の身に起きている現象は「時間旅行」ではなく「時間変換」だとわかってくるし、そこにすべての答えが詰まっていると言って良いと思う。
とにかく画期的(?)な技術によって生きている人間の意識を死ぬ寸前の人間の意識の残滓に飛ばすことで、死に至った事件の核心を掴み持ち帰ることで未来に役立てよう、っていうプロジェクトに無理やり組み込まれたのが主人公ということになる。
確かに成功すれば多くの命を救うことができたり、犯人の確保に大きく貢献することが可能になり、一見良いことばかりだ。そもそも時間は不可逆なものだから、何であれ既に過ぎ去った時間に何度戻り、何に干渉したとしても決して未来(現在)に影響は無いというのがこのプログラムが成り立つ理由なのだけど、同時にもれなく付いてくる副作用が問題で、映画のオチということになる。
残念ながら、予想はひとつも裏切られなかったし、「『インセプション』を凌駕した」っていうのはちょっとおこがましいように思うけれど、”8分間の繰り返し”でも飽きさせない見せ方になっていたし、最後の8分の使い方がとても素敵で、全体としては悪くなかったんじゃないかな。
総評:★★★++ 好き度:★★★++ オススメ度:★★★++
・・とはいえ、主人公と救われた人々のことのみを考えると、「ハッピーエンド」にほっとするところだけれど、最初の世界(ひょっとしたらそれすら最初かどうかも定かじゃないのだけど)の彼女の未来は?それ以前に何度も繰り返された分だけ生まれたものは?とか思うとやっぱり禁忌の技なのかなぁと思ったり。(忘れちゃならんのがショーンの存在。彼だけはどうしたって救えないのんだよね)。
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上映時間 93分
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コメント
スティーヴンスは8分後の世界でも幸せに暮らせているのでいいとしても、そのスティーヴンスに身体と意識を乗っ取られたショーンはどうなるねん!でしたよ。
赤の他人の彼女を奪うプログラムになってしまったソース・コード。
こちらの意味でも画期的なプログラムでもあるんですけどね。
投稿: にゃむばなな | 2011/11/01 21:48
■にゃむばななさん、こんにちは
そういえば、ショーンだけは絶対に救えないってことですよね。
現実に影響しない分、無責任にも失念する部分だけれど、自分の世界に都合がよいだけの欠陥だらけなプログラムですねぇ(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/02 11:20
こんにちは♪
宣伝文句はよくわかりませんでしたね^^;
うっかり繰り返しでウトウトしてしまったのでちゃんと理解して観てなかったかもしれません、、、
いまひとつノリきれませんでした。
投稿: yukarin | 2011/11/02 12:44
■yukarinさん、こんにちは
ああ確かに、「あなたの助言・・・・(ニッコリ)」って繰り返しと大尉のストレートな暴走の繰り返しは少しウンザリしたかも。
私としては先が読めたんで、読めた分だけずっとほかの可能性を探っていた感じ。
ダメだろ~って部分も残っているけれど、そこを割り切ってみれば面白かったです。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/02 14:00
さすがに『インセプション』は超えてないよね。というか『インセプション』は多層の世界観も面白いんだけど、それを映像として見事に表現している所が優れてると思っているんで、そういう意味ではこの作品は普通だし。
しかし「映画通ほどだまされる」ってホント何に対してなんだろう?映画観る人の殆どは映画通じゃないのに(苦笑)
投稿: KLY | 2011/11/02 17:29
■KLYさん、こんにちは
ほんと、映画通って誰だよ、でもありますね。
それにしても、どうして宣伝に映画通だの『インセプション』だのを持ち出すのか。煽り過ぎは失敗のもとだし、本気でそう思ってるならこの宣伝マンはどうかなぁーってね。
設定とか発想は面白いと思うんですが、ツメが甘いのが残念な感じ。もう少し矛盾を整理して練り込んだら良かったと思いました。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/03 11:24
ホント、挑戦的な宣伝文句でしたな(笑)
>禁忌の技なのかなぁと
これは感じました。
それじゃあ、ショーンが気の毒とか(苦笑)
まあ、何だかんだと気になっても、面白くは観れました。
投稿: オリーブリー | 2011/11/03 21:29
■オリーブリーさん、こんにちは
巷は芳しくないご意見が多いように感じましたが、私も面白く観られました。
まあ、いろいろ御気の毒なことがいっぱいのだけど、大尉が別の未来を掴んだところはほんのり嬉しくなりましたし。
実際にはおそらく不可能な技術ですけど、影響もわからずに手を出しちゃいけないモノってやっぱりありそうですね。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/04 08:29
たいむさん、こんにちは!
最初の世界の彼女は残念ながら死亡しているんですよね。
けれどスティーヴンスの選択により、ソースコードの中の世界では救われ、新たな世界が出現したということでしょう。
いわゆるパラレルワールドですね。
「映画通ほど」っていうのはタイムマシンものなどを見慣れているので混同してしまうということがあるということでしょうかね。
本作は素直に観れば矛盾点はないんですよね。
投稿: はらやん | 2011/11/06 17:16
■はやらんさん、こんにちは
そうなんですよね。
そのまんま「新しい世界」を受け入れればとりあえず矛盾は無いんですよね。置き去りの問題とか、良し悪しは別として。
ただ、第3者がコメントで矛盾をただしたところで、映画を観た人に意図が伝わって無ければ意味が無いのと同じですから、やっぱりツメが甘いんでしょう、この作品は。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/07 17:23
やっと観てきました。(やっぱ映画は1人でいかないと機を逃しますね)
確かに、何に騙されるかは謎でしたが、このラスト大好きです。
大尉が死んで列車事故もあった未来もあれば、列車事故を回避して研究所の中にいまだに大尉がいる未来もあるような気がします。(時空が並行している世界?)
そして。大尉が死んでいないバージョンのショーンは、やがて自分を取り戻すのではないかと・・・。
投稿: mariyon | 2011/11/09 20:38
こんにちはー^^
面白かったです~♪
2回見てきましたが、満足してます^^
ジェイク好きだし、色々な表情の彼も楽しめたからより良かったです^^
投稿: みすず | 2011/11/11 15:26
■mariyonさん、こんにちは
ええ、この映画の感じだと、どちらの世界もあると私も思ってます。
基本的にハッピーエンドが好きなので、今回のラストはすきなのだけど、それでもやはり新しい世界をどんどんと作り出す技術は、良いばかりじゃないとは思うので、グッドウィンに送ったメールは警告だったら尚良かったなーと少し思いました。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/11 22:13
■みすずさん、こんにちは
随分と気に入ったようですね~(^^)
そうですよ!
素直にみれば良くできていて面白いですよねw
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/11 22:15
たいむさん、こんばんは☆彡
たいむさんにしては、更新があまりないなあって
思っていたのですが、お風邪だったんですね。
最新記事見ると、怒涛の鑑賞なので(笑)お風邪治ったとは思いますが、こんな陽気ですので、引き続き体調には、お気をつけ下さいね(^_-)-☆
このところ忙しかったり、鑑賞意欲がイマイチだったりで、全然映画鑑賞していないのですが(^^;、たいむさんに追いついたら、またお邪魔しますね♪
さて、この作品なんですが、私は好きでした♪
キャッチコピーは、ともかくとして(^^;
私も、ショーンだけが犠牲って言うのが・・・
でも、SFって、こういう作品って、辻褄合わせとか
いろいろ考えてたら、私の頭がついて行けないので
深く考えないことにしました(笑)
なので、素直に?観て、楽しめました♪
投稿: ひろちゃん | 2011/11/14 00:45
■ひろちゃん、こんにちは
怒涛の鑑賞になってますが、実はまだ完治してません。だいぶ良いには良いのだけれど、咳が出ないのを良いことに騙しだまし観に行ってる感じです(^^;
この手のSFは、ひっかかると受け付けなくなったりするんで、ダメ出しも多いのかと思いますが、素直に受けとれば面白かったですよねw
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/14 18:20
タイムさん、こんにちは。
以前「ライトゥミー」でコメントさせていただきましたmaruです。
この映画、今夏飛行機の中で観ました。で、宣伝予告を後に観まして、「ラストって何?」と思っていたのですが、やはり謎ですね。結局現実の彼の身体のこと?とか思ったりもしますが…。あれが何を指しているのか、配給会社に聞いてみたいものです。
投稿: maru | 2011/11/17 12:18
■maruさん、こんにちは
本編を見た後に、あの予告編をご覧になったらさぞかし「何?」だったことでしょうね。
パラレルな世界観と結末を納得したかしないかでも違うかもしれませんが、それでも「それほどのこと?」って私も思うような気がします。
予告編もキャッチコピーも、広報のセンスが問われるところ。
見せすぎもダメ、見せなさすぎもダメ、っていうのが難しいのは重々わかるけれど、挑戦・挑発的なモノは7割くらいは「そうだった」と言わせるものじゃないとかなと。
でも、この映画自体は好きでした。
話は変わりますが、「ライトゥミー」もいよいよファイナルシーズンですね。
レンタルが開始になったので見始めてます。
だけど、FBIとは縁を切ったというし、ローカーに対する博士の仕打ちはますますヒドイものに。(アイ情のウチとは言うけれど)。なにより、フォスター博士との間がいまいちギクシャクと不協和音が広がっているのが気になります。互いに無二の相棒だと確かに思っているハズなのに・・・。
まぁまだ2巻までなので、これからに期待です。素敵なファイナルをあきらめません!(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2011/11/18 14:09
こんにちは♪
こんにちは♪
>「このラスト、映画通ほどダマされる」って宣伝文句は、いったい何について言ってるんだろう
って本当に思いますよね。。。どこをだまされるって言ってんだろう。。。
って考えちゃいました。
結構面白かったです。こういった時空をいじっている映画すきなんですよね~
投稿: Nakaji | 2011/12/05 17:25
■Nakajiさん、こんにちは
タイムリープと勘違いされた方は???になるかもしれないけれど、全然そうじゃないってちゃんと説明しているし、まったくヤラレタ感は無いですよね、これ。
「シックス・センス」みたいな感じじゃないとこういうコピーは使っちゃだめだなーってつくづく思いますよ。
私もこの手の作風は好きです。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/12/05 22:51