「ブリッツ」みた。
警官のくせに箍が外れるとついついやり過ぎてしまう凶暴刑事:ブラントと、連続警官殺しの愉快犯:ブリッツとの対決が描かれている映画。
クライム・サスペンスに分類されているけれど、ブリッツの正体はほとんど最初から明かされているし、警官襲撃も「これからやりますよ~」って見せ方な上にフェイクもないので、暴力的なシーンを見たくなければ見ないで済むつくり。いまひとつスリルには欠けている気がした。
何より”ブリッツ”は、ブラントが彼のプライドを刺激することで犯行を煽るために投げつけた言葉のとおり、対して賢くもない単なるクズ野郎の小物。もう少し歯ごたえのある悪役だったらなば頭脳戦でも楽しめたのではないかと思う。結局、法で裁くことが出来ないような周到な悪でも、成敗されちゃう程度のモノでは所詮・・というところか。
凶暴刑事とゲイ刑事の意外な共通性から誕生した”バディ”モノでもある映画なので、場合によっては続編とかもあったりするかも?とすれば、「天職」とは「刑事」であり、「仕事人」ってことになるのだろうか?まぁ、やるならやるでもっとハデにやらかしてくれるものをお願いしたい。
スカっとするはずのエンディングなのに、あまりそうした感覚は得られず、決して面白くないわけではないのだけれど、アクションも少なめだし全般的に弱くって物足りない感じだったかなと。
総評:★★★++ 好き度:★★★+ オススメ度:★★★+
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コメント
正直あの2人がバディになるのが驚きでした。
作りもある種テレビドラマっぽいと言うか、映画らしい捻りや派手さとは無縁でしたね。
何だか私は一昔前のダーティーハリーや太陽にほえろを思い出しちゃいましたw
投稿: KLY | 2011/10/15 21:36
■KLYさん、こんにちは
。一匹オオカミものかと思ったらバディものになるところは意外でした。でも、はみ出し者同士がただくっついたみたいな感じでやっぱり弱いんですよね。
TVドラマっぽいとは私も感じました。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/10/16 19:54
こんばんは。
正直、ジェイソンでなければ、もっと、どうかな作品だったかもです(苦笑)
彼の人徳で赦され観れる部分が大方なような気がしました。
そうそう、英のTVドラマな仕上がりだったかも(笑)
投稿: オリーブリー | 2011/10/18 00:55
■オリーブリーさん、こんにちは
ジェイソンありきですね、たしかに。
でなきゃ、ボロク・・・自粛。
もう少し、捻りがあればねぇ。。。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/10/18 17:46
たいむさん、こんばんは☆
本当におっしゃるとおり!
何かと中途半端な、スカッとさせたいのか、モヤモヤさせたいのか判らないつくりでしたね。
追いかけっこだけのジェイソンはある意味、意外性をついているつもりだったのでしょうか?
投稿: ノルウェーまだ~む | 2011/10/28 18:28
■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
じつはあまりジェイソン作品を見ていないのだけど、名前だけで折角のオーラが生かされてなかった感じでしたねぇ。
イギリスだからそうなのかなぁ?とか思ったり。
投稿: たいむ(管理人) | 2011/10/29 12:08