BSプレミアム 海外ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』!
私はシャーロッキアンでもなんでもないのだが、一応、サー・アーサー・コナン・ドイルのシリーズはひととおり読んでいる。NHKで放映された不朽の名作『シャーロック・ホームズの冒険』も大好きだった。よって『SHERLOCK』番宣の段階では「えー、こんなのシャーロック・ホームズじゃないっ」とか思っていたが、いざ観始めるとすっかりハマりこんでしまった。
ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウのコンビで2009年に公開された映画『シャーロック・ホームズ』もド派手でなかなか奇抜だったけれど、思い切って舞台を21世紀に移した『SHERLOCK』の比ではない。それでいてオリジナルをベースに、よくもここまで作り上げたものだと感心しちゃうところだ。
確かに、ホームズの頭脳と携帯電話だのパソコンだのといった文明の利器という最先端技術は相性が良いというか、組み合わされれば実に効率的に事が運ぶに違いない。おかげで展開もスピーディになり、1話90分でも内容は映画並みに濃くなっている。
現代にタイムスリップしたホームズという設定の作品は以前あったけれど、更に進化した現代を舞台にし、ホームズすら現代人にするという発想の転換は見事と思う。
またそれ故”ホームズとワトソン”のコンビも、”シャーロックとジョン”になってよりフレンドリーな関係に変化。この軽さがなかなか良く、若干シャーロックがツンデレ気味なところがいい感じのスパイスになっている。(その分、シャーロックに振り回されまくるジョンが不憫なくらいなのだけど)
ベネディクト・カンバーバッチのシャーロックは、”弾丸トーク”からもどことなく『ソーシャル・ネットワーク』でジェシー・アイゼンバーグが演じていた”Facebook”のマーク・ザッカーバーグを彷彿する感じ。でも、なんだかちゃんとシャーロックなんだなぁ。
マーティン・フリーマンのジョンは可愛い感じ。でもシレっと凄いことしちゃうところがあって、シャーロックが気に入るのも頷ける。
そして「シャーロック・ホームズ」に欠かせない永遠のライバルといえばモリアーティ教授。『SHERLOCK』では3話目にようやく明かされたモリアーティで、意外(?)なヤツだったけれど、こちらも犯罪を楽しんじゃってる今時の犯罪者風で納得。
オリジナルを知っていればニヤリとしながら楽しめるし、シャーロック・ホームズに興味がなくても無関係に楽しめる推理ドラマと思う。現代の推理モノが好きな方にはオススメ。ただし、シーズン1のラストには唖然茫然となること間違いないと忠告はしておくが。
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コメント
こんばんわ♪
たいむさんも見てました?
私も楽しんで見てました(笑)
なんか3回しかないの勿体ないですよね。
12回シリーズじゃないにしても5回くらいやればイイのにって思ちゃいました。
シーズン2が日本で放送されるのはいつのことでしょうねぇ…。
投稿: エミ | 2011/08/26 22:16
■エミさん、こんにちは
ほんとは見るつもり無かったのだけど、一応チェックする感じで観始めたらそのままどっぷり(笑)
3回だと知ったのも初日でしたよ~~
でも毎回90分はたっぷりで見応えありました。コマーシャルがないし(爆)
シーズン2は1年後位には欲しいですねー。
その間に再放送2回くらい(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2011/08/26 23:42
これ見たんですね!
チェックはしてたのに見るの忘れちゃった><
全3話で終わりかと思ったら第1シーズンなんですね。
再放送しないかなー。
投稿: yukarin | 2011/08/28 23:17
■yukarinさん、こんにちは
あら、残念でしたね。
面白かったですよー(^^)
私は録画していたのだけど消しちゃったし、再放送があったらまた見ます!!
投稿: たいむ(管理人) | 2011/08/29 14:46