2011/06/29
文庫版「図書館戦争」シリーズもいよいよ本編ではラストとなる『図書館革命』が発売。
今回収録された短編は、アニメDVDの第2巻に収録された『プリティ・ドリンカー』。郁の査問以後、秘密を共有する関係になっていた柴崎と手塚だったが、手塚が柴崎に対する恋心をはじめて自覚した時の出来事が描かれているもので、郁と堂上ももどかしいが、手塚もかなりのニブチンだよなぁといった話になっている。
故児玉清さんとの対談も今回で最終回。最後までと思っていたのにね。アルアル感の多い対談だっただけにこれでお終いなのがちょっと残念。
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2011/06/25
映画「アマルフィ 女神の報酬」からTVシリーズ「外交官 黒田康作」と続き、再び映画になって戻ってきたのがこのシリーズ。「アマルフィ」の内容自体は賛否が割れる映画だったように思うが、型破りな外交官という黒田のキャラが面白く、私は気に入ったので続編を望んでいたが、実際望みどおりTVに映画にと続編が作られたことを嬉しく思っている。
そして、パワーアップして戻って来た、といって良いと思えるデキに満足している。
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2011/06/24
天才と巨匠による超大作なだけに安心して観られるSF映画。
それだけに大味ではあるけれど、火薬の量はハンパ無くてド迫力だし、厭味にならない程度のじらし加減(見えそうで見えない等)とか泣かせ要素は丁度良く、私は嫌いじゃない。さすがに21世紀の「E.T.」というにはちょっと弱いかな~と思うけれど、親子で楽しめる良質の映画なんじゃないかな?
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2011/06/23
1年と4カ月ぶりとなる「陰陽師シリーズ」の新刊。
「笛吹き童子」「はるかなるもろこしまでも」「百足小僧」「きがかり道人」「夜光杯の女」「いたがり坊主」「犬聖」「白蛇伝」「不言中納言」の9編からなる短編集。
毎度のことだが、清明と博雅コンビが微笑ましくも愉しげで、心地よい読後感がもらえる作品になっていた。
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2011/06/20
予告編を見たとき、これが生還するには間違いなく”むちゃくちゃ痛い”ことになるだろうと想像していたが、まったくそのとおりだもんなぁ・・・
痛いのが苦手なものだから、観るのをやめようか随分迷ったけれど、巷の評価が高そうで、ここで見逃したらきっと観ることはないと思い直して鑑賞した。
それにしても予想以上に心も身体も痛くなってくる作品。でも最後は「良かったね」と言ってあげたくなる映画だった。
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2011/06/19
72巻は、「名探偵(ホームズ)の弟子」の解決編、「金持ちジイさん誘拐事件」、「米花大学祭殺人事件」、「カルタの暗号事件」、そして「時計の番人殺人事件」の5編が収録されている。
「名探偵(ホームズ)の弟子」はほんの1話分を残していただけであり、これだけなら71巻に入れてくれれば良いのにというあっさりとしたもの。「金持ちジイさん誘拐事件」は少年探偵団の話、「米花大学祭の事件」は久々に園子の推理ショー。「カルタの暗号事件」は哀ちゃんが活躍する話。
肝心の本線には触れられることなく、手を変え、品を変えての延命かなというつなぎの72巻と思う。
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2011/06/18
いやはや、なんとも感想の書きようのない映画だこと。
キャッチコピーに「そこには愛も英雄も存在しない」とあるけれど、まったくそのとおり何にもない。あまりにも何も無さ過ぎて、ただ見ているだけになってしまった。
はて、これに続きはあるのだろうか?
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2011/06/15
映像化が頻繁化している有川浩作品から『阪急電車』の映画化。
有川作品の中でもベスト3に入る好きな本なだけに楽しみである反面、映像化が心配していたのだけど、巷の評判は概ね良好そうであり、ようやく地元でも公開ということで意気揚々と観に行った次第。そして、なかなか良かったと思う。
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2011/06/13
新しいガンダムのTVシリーズが制作されるということで、どんなものかと発表を楽しみにしていたのだけど、どうやら”ガンダム”というブランドを使っただけの単なるお子様向けロボットアニメということになりそうでがっかり。
平和の先にあるのは外宇宙との対話・・・といえば聞こえは良いけれど、アンノウン・エネミーの襲来ってことは、つまりは宇宙人の襲来ってことなんだよね?
サンライズにはその手のロボットアニメ番組がたくさんあるんだから、今更ガンダムでやることないじゃんって思うんだけどな。
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2011/06/10
X-MENシリーズのスピンオフ作品ということでとても楽しみにしていた。とはいえ重鎮のチャールズやエリックの若き日となれば、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に比べてやや華に欠けちゃうかなとは思っていた。
しかしながらX-MENの原点や元は仲間だったという彼らが袂を分かつことになった切っ掛けは気になっていたし、過去にさかのぼることで色々なことが解明されるのは嬉しく思い、実際、会得の行く肉付によってシリーズの理解が深まる作品になっていたと思う。
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2011/06/06
過去に未来にと広がり続けている”桜宮サーガ”にまた1冊が追加された。『チーム・バチスタの栄光』から続く田口&白鳥シリーズを本線としたら、本作はサイドストーリーのひとつにあたるが、時系列的にも近く、本線のゴタゴタにかなり絡んでいるストーリーに思う。
国内初の新型インフルエンザ罹患者の発生と、厚生労働省への浪速地検特捜部のガサ入れ。一見まったく無関係と思われる2つの事件は密接な関係性を持っており、事態は予想だにしない方向へと発展していく。
どんどんあらぬ方向へ進むストーリーは、終盤になって突如軌道修正されることで唐突に終わる感があるけれど、壮大な構想や情報量はハンパなく、”桜宮サーガ”としてはポイントとなる作品と感じる。『アリアドネの弾丸』の続きを楽しみにしている方は、待っている間に読んでおくべき話と思う内容だと思う。
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2011/06/03
昭和30-40年代での学生運動が盛んだった頃は、まだ生まれていないか赤ん坊であり、彼らと同じ年頃になった時にはバブル真っ盛りという世代のため、未だに彼らの心理とか行動原理がのみこめない私で、どうもこの頃の話は苦手だったりする。
しかし、松山くんと妻夫木くんが高い評価を得ている作品を逃してしまうのも勿体なく思い、意を決して鑑賞。
やはり食わず嫌いはするものじゃないね。これは観て良かった。
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2011/06/02
ブッダと言えば、お釈迦様のことで仏教の開祖である。そんなスケールのでかい物語を、よくぞここまで頑張って作ったという印象。
残念ながら、原作はまともに通しで読んでいないので詳しいことはわからないが、手塚治虫の『ブッダ』はお釈迦様の一生を描く大河ドラマといって良いと思う。
その中で映画は、ブッダがまだ”シッタールダ”と呼ばれていた釈迦国の王子だった頃の話で、熟考の末に出家するまでが描かれている。
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