2010/12/30
2010年の映画鑑賞も一応終了。 鑑賞作品総数(DVD含) :87本。内訳は外画:54本、邦画:33本(内アニメ:11本)。ちなみに複数回劇場に通っても1タイトルと1本としてカウント。昨年が外:64 邦:46であり数字的にはだいぶ減少。個人的な印象として全体的に不作・・とまではいかないものの、忙しいけど「これは観たい!」ってやり無理時間を作って観に行く作品が少なく、「観ようかなー」程度の作品をかなり流してしまったからだと思う。特に邦画は本当に観たい作品しか観に行かなかった。(アニメが1/3を占めているのはそのせい)。よって分母の割に選出される確率が高くなったのはあるかも。 ちなみにカウントには含んでいないが、自宅でBS等TV放送を録画して見た頻度がかなり上がったかもしれない。有料は契約していないけれど、NHKは名作を繰り返し放送してくれるしね。 以下、”ランキング”というよりは私の好みにのみ基づいた総決算と思ってほしい。
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2010/12/29
秋に冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル(圧縮)』のアニメが劇場公開され、その絡みからバンダイチャンネルで5話までが無料配信されたのを切っ掛けにTVシリーズ『蒼穹のファフナー Dead Aggressor』を一気見 することになった私。そして前日譚のTVスペシャル『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』もDVDで視聴。あまりに救いのない、あまりに切なすぎる内容に何度も打ちのめされながらも、希望を求めて見続けてしまうような作品で、劇場版で後日談が公開されると知って楽しみにていた。 一応ハッピーな形で終わっていたTVシリーズだが、残された約束がひとつ。この劇場版では、その約束が果たされるのか・・・がポイントのひとつとなっている。
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2010/12/25
実は2011年3月公開の『攻殻機動隊S.A.C. SSS 3D』の劇場用3D予告編見たさにスルーを止めにしてワザワザ観に行った映画だったりする。 スルーしようと思った理由は、まず「ディズニー映画」というだけの食わず嫌いであり、3Dしかないというところ。確かにこの映画は「3Dならでは」と感じられ、デジタル世界でのメカ物は3D映像と相性が良いと思ったけれど、専用メガネはやっぱり苦手だ。
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2010/12/24
全国でも公開予定劇場が10館しかないのに、めずらしく地元公開が確定し喜んでいたが、こうなると気になってくるのが予告編。作品は太鼓判でもどんな3Dになるのか期待と不安が半々だもんね。けれど3Dの予告編を見るためのハードルは高く、現在公開中のディズニー映画『トロン:レガシー 3D』の上映前でしか拝めないという。 しかーし!幸いなことに私はまだ『トロン:レガシー 3D』を観ていなかったのだ。通常公開初日か2日目で新作を観てしまうことが多い中、この映画はなんとなく延ばし延ばしにしており、そしたらこの情報が出た。これも一種の虫の知らせってヤツ?ならば、これは行くっきゃないってね。
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2010/12/21
2期目のDVDもこれで最終巻。たった1クール:13話でしかない2期目だったのに、1巻につき2話で全7巻だなんていう阿漕な商売に眉をひそめるところだったけれど、1期目の最終巻と同じく、未放送の1話をつけてくれるあたりはファンにとっては嬉しいサービスと思う。 ただし1期目と大きく違うのは「番外編」ではなく、原作に合わせる形で幕間を埋めた1話が追加になったこと。思わぬ形でスキップされていたエピソードが救済されて良かったと思う。 特典映像の「SPECIAL VOMICⅡ」は原作ファンにも嬉しいサービス。隠された表紙裏の活用だなんて上手いこと考えたよね。
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2010/12/20
70歳を超える習い事のお師匠さまから「買いなさい」と薦められた小説。これまで小説を薦められたことなど無かったし、私としてはアニメがらみで認知していた「冲方丁」の名前をアニメを一切見ない先生が知っているという意外な話にビックリしたものだが(結局そっちの仕事のことは知らないようだったが)、それはともかく本屋大賞などで注目を浴びた作品であり、私もいずれはと思っていたこの『天地明察』である。 歴史上実在する人物とその功績が描かれている物語だと実は知らなかったのだが、その分実に興味深く、評判通りになかなか面白かった。
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2010/12/19
年末といえば大型時代劇!って言いたいところだけれど、最近はTVでも力の入った骨太の時代劇が少なくなっている気がする。そういう意味ではまさに年の瀬を飾るにふさわしい良き時代劇だった。 賛美として語られる「忠臣蔵」の表舞台から離れ、その側面から全てが終わってなお己の忠義と使命に命を掛けた男たちの物語にグッと来た。
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2010/12/15
原作は高校生の時に早熟な友達から借りて読んだ。実は内容も知らずただ赤と緑の装丁が綺麗な話題のベストセラー小説ということで薦められるがまま安易に借りたのだったが、そのおかげで鬱々とした気分を味わうハメになるという苦い記憶がある。それでも一応内容の何たるかの知識は持っていたので理解は出来たし、衝撃と嫌悪感と好奇心を戦わせながら最後まで読み切った。とはいえ自分を取り巻く環境とはまるっきりの別世界の出来事でしかなく、お子様の私には正直なところまったく理解が出来ないものでもあった。以来村上春樹作品はどんなに話題になろうとひとつとして読んでいない。一種のトラウマだね、たぶん。映画も観ないでおこうかと思ったが、確認の意味で観るのもの悪くなかろうと思い直した次第だ。
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2010/12/13
『のだめカンタービレ』もとうとう完結 でもまぁ本編自体は23巻ですでに終わっており、文字通り”アンコール”オペラ編。おかげで「のだめ」に対して深い喪失感を味わうことなく、ハッピーな後日談からフェイドアウトしていけてとても良かったと思う。 《白い薔薇歌劇団》 with R☆Sオケでのオペラ公演『魔笛』はいよいよ本番を間近にし、掛け持ちで世界中を飛び回っては日本にもどって稽古と勉強三昧の千秋。のだめはのだめで日本での凱旋コンサートを控えつつも、何やら企んで(?)いるようだし、千秋の心が休まることは無しってね。
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2010/12/10
『ワールド・オブ・ライズ』や『消されたヘッドライン』ですっかりしまりのないボディになっていたラッセルだけど、ちゃんと伝説の英雄”ロビン・フッド”として耐えうるラインまでは絞ってくれたようでひと安心。まぁ無理に脱がせなくたって・・って思わなくはないんだけどねー とにかく、伝説の英雄譚がそのまんま、直球が直球のままに作り上げられていたところに拍手
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2010/12/08
最近やっぱオヤジ好きかも~、ってことでジェラルド・バトラー目当てで鑑賞。 映画自体はどこかで見たような臭いがプンプンだったけれど、ジェラルドを堪能できたんでまぁ良しとする。とはいえ設定に既知感があったとしても、もう少し人間模様を掘り下げるなど作り方次第ではもっと面白く出来たのではないかと残念な気もする。ゲームの中の欲望にまみれた狂気の世界にあれほどまでに作り込むのだったらね。
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2010/12/06
『24』ファイナルシーズンもとうとう最終巻。劇場版の制作は進んでいるようだが、TVシリーズとしてはこれで打ち止めとなる。 最後まで足掻いたデイナを執拗に追いつめ、証拠に手にしたところで復讐鬼と化したジャック。ルネに死を招いたすべてを敵と見なし、下から順に追いつめて行き、とうとう大黒幕にまで辿り着くジャック。けれどその敵はあまりにも巨大で・・・。 今度こそ絶体絶命のジャックだ。 (以下ネタばれを含んでいるのでご注意を)。
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2010/12/05
放射能の脅威は消え、守るべきハッサン大統領を失ったことでジャックの勤めは終了・・・というところで終わっていた16話。テロの首謀者もジャックに撃たれ事件も全て終わったかに見えたが、8話を残していると思えば、真の黒幕はまだ居ると誰もが思うだろう。 まったくそのとおりで事態はさらに深刻に、政治的陰謀へと流れ始める事になるのだが、アイツの登場に愕然としてしまった。『24』史上もっとも愚かで最低の大統領:チャールズ・ローガン。シブトさだけはジャック並み??とにかくファイナルでこの顔を見なきゃいけないだなんて最悪な気分だ。 (以下ネタばれを含んでいるのでご注意を)。
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2010/12/04
敵のワナにまんまとハマってシステムダウンしてしまったCTU。おかげでマンハッタンに核燃料棒が持ち込まれてしまうことになるが「まだ半ば・・」と思えば、NYが放射能に汚染されることなくこの件が終息に向かうもとと長年のファンは予測するだろう。実際、案の定となるのだが、反面「えー?テロリストが本当に約束を守るの?」と嘘みたいない展開が待っていて、面白いんだけど何かいつもと違う「ファイナルシーズン」といった印象が強くなっている。「24」らしい同時多箇所展開はいつもどおりだけど、一見無関係のようにして最後に交わるエピソードの挿入が少なく、普通に映画を見ているような感じ。 (以下ネタばれを含んでいるのでご注意を)。
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2010/12/03
年末にかけて公開される邦画の中で一番期待していた作品。予告編からもほのぼのとした空気が感じられたけれど、まったくそのまんまで羨ましくなるような「家族」が描かれていた。 ”御算用”という裏方仕事に誇りを持っていた実在の人物とその家族の物語。地味で地道な努力がもたらす小さな幸せをしみじみ思うような、嫌なところがまったくない心温まるとても素敵な映画かっただ。
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2010/12/01
実写版の制作決定からキャストが発表された時は、一体どんな「ヤマト」になるんだかと、不安8割恐いもの見たさ2割といった具合だったけれど、いざ見て見ると思いのほか悪くはなかったかな、という気がしている。(良かったとも言い切れないけど) アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の骨格を踏襲し、所々にエピソードを盛り込んでリスペクトているものの、ストーリーや設定は大胆にアレンジ。だからパッキリ割り切って見ることが出来たのかも?
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