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2010/11/30

DVD『24 -TWENTY FOUR-Ⅷ』(vol.5-6)

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最初の黒幕セルゲイを捕獲したものの、父に反抗した息子:ジョゼフが核燃料棒を持ち逃げ。あと一歩のところで届かなかったCTUというところで終わっていた第8話。
『24』シリーズでは良くあるパターンで一見ふりだしに戻ったかに見えるけれど、ジャックの強引な捜査は完璧だったテロリストたちの計画に僅かでもほころびを齎しているわけで、毎度毎度トンデモない脅威が24時間で解決する所以だったりする。
でも漸く中盤に入ったばかり。真の黒幕はまだ登場していないだろうし、下っぱ犯人と脅威のロストとドンデン返しはあと数回はあるだろうから、捜査的にはまだまだ我慢の時ってね。
(以下ネタばれを含んでいるのでご注意を)。

第9話は24:00からスタート。
大統領主席補佐官のワイスは、支部長のヘイスティングスに核燃料棒に繋がる唯一の手掛かりを失った失態の責任の全てをルネに被せることを指示。ヘイスティングスはワイスが任命した支部長であり、自身のダメージを懸念してのことだった。ヘイスティングスは部外者のルネに協力要請をしたのは自分であり、恩を仇で返す行為には一応反対を唱えるものの、権力の前にあっさり屈してしまうのだった。しかし、それを知ったジャックは激怒。ルネを救出に向かうが所詮部外者の立場は弱く、とうとうCTUから叩き出されてしまう。そんな矢先CTUにファラドからSOSの電話が入り事態は急転。一刻を争う事態にも関わらず戦術チームリーダーのコールは単独行動で連絡が付かないと知ったジャックは、捜査に全面協力することでルネの釈放をヘイスティングスに約束させる。
中間管理職:ヘイスティングスに対する心理戦。ヘイスティングスの当初の印象だとクロエに対する嫌味は酷いし、融通の利かない保身第一の無能支部長に見えたが、ちゃんと筋の通った話ならば聞く耳を持つし協力もする。結果を出せば文句は言わない案外まともなヤツだったようだ。「非常時でのCTU支部長の権限を最大限に生かせ」とジャックに言われてすっかりその気で強きになって、ワイスに意趣返しするところにちょっと見直した。
ところで、今更ながらファラドがCTUに救助を求めた理由だが、ファラドもまた仲間に騙され裏切られていたのだった。やっと手に入れた核燃料棒は予定通りに国外へ持ち出されることはなく、NY攻撃用に放射能爆弾へと作りかえる算段になっていた。事の重大さに恐れを成したファラドは不意を突いて逃亡、仲間から命を狙われることになった。
即座にジャック主導によるファラド救出作戦が開始されるが、残念ながら間に合わずファラドは射殺され、燃料棒の在りかも不明のままとなった。そこでジャックはファラドが生きたまま病院に収容されたと偽情報を流して敵をおびき寄せる作戦を立てる。

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まんまとワナに掛った敵だったが、敵もなかなか周到でファラドの口封じのために爆弾ベストを着た刺客を送ってきたのだった。クロエのおかげで起爆装置の遠隔解除に成功するが、逃がした犯人は密室に立てこもり、起爆装置を修復してしまう。自爆されてはまた糸が切れてしまうと焦るジャックだったが、母親に引き合わせることでやっと説得に成功する。ところが犯人一味がバックアップシステムで装置を作動。仲間の一人の名前を聞きだしたところで時間切れになってしまう。
マルコスから聞きだした名前は、ハッサン大統領の警護官で、娘:カイラの恋人のタリンだった。タリンはハッサン大統領の怒りを買ったことで反逆の罪を着せられて拘束中だったが、大使館への護送中に逃亡していた。そしてタリンは亡命を申請し、密かにカイラと駆け落ちをしようとしていた。
何も知らず束の間の至福の時を過ごしていたカイラだったが、良心の呵責からタリンがシャワーを浴びている隙に母親からの電話に出たことで、タリンの正体を知る。居場所も明かすのだが、ジャックらがホテルに到着する前に勇み足で突っ込んだ市警のおかげで取り逃がし、地下道に逃げ込まれてロストしてしまうのだった。
駆け落ちから一転誘拐事件へ。娘を人質にとった犯人一味は、核燃料棒をマンハッタンに持ち込む為の手段として、ハッサン大統領が握るアメリカの機密情報を要求する。ところが、脅迫の為の公開処刑の危機にあったカイラを救ったのもタリンだった。けれど、それも敵の仕掛けた狡猾なワナだと気が付いたときは既に後の祭り。やっと再起動したばかりのCTUなのに、またしても崩壊することに・・・。

挙動がおかしくなったデイナを心配していたコールは、とうとうデイナの真実を知ることになった。けれどそれは最悪の結果で幕を閉じることになる。仲間割れの果てに死体となった2人のならず者。コールの行為は正真正銘正当防衛と言えるが、デイナの犯した罪は消えないと、絶望的な事態に葛藤しつつコールは証拠隠滅という最低の選択をしてしまうのだった。戦線に復帰するコールとデイナ。
・・思いのほか悩みの種が早く片付いてしまったなぁと思っていたら、そこはやっぱり『24』。そう簡単には終わらないってことで、ケビンの保護観察官:プレイディがデイナの前に現れたことから、デイナはまたしても追いつめられていくことに。愛は盲目というけれど馬鹿なデイナの為に罪を犯してしまったコールが不憫だ。

なんとなくCTU内部のゴタゴタ(足の引っ張り合いとか密通者)がいつもよりあっさりしている感じだけど、自暴自棄になったデイナがらみではまだ何か起こりそうな予感。デイナ不在からクロエが重要ポジションについたけれど、新システムの処理はまだまだデイナが上。役不足はクロエも自覚しているから火花を散らすって感じではないけれど、やっぱりクロエの神業が見られないと物足りないんだよね。

やっと半分。いつもならばそろそろ最初の脅威(今回なら核燃料棒)の確保に成功ってころ合いなのだけど、保身や裏切りといったドロドロ加減も控え目だし、ちょっと読めない感じ。残りの9巻から12巻は12/3(金)にはレンタルが開始されるし、とりあえずは7-8巻を見て、出来る事ならば一気にクライマックスを確かめたいと思う。

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