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2010/10/15

『xxxHOLiC 18巻』より。

Xxxholic18

「侑子さんを待つ」。その願いが叶うまで、時を止めて店に籠り続ける四月一日。
【籠】編に入ってからというもの切ないこと続きなのだが、百目鬼は大学院を卒業した後そのまま大学で助手の仕事に就き、小羽ちゃんもそこの大学生になっている。それだけの時間が流れており、その時間で知識を蓄え、経験を積んだ四月一日。その分だけ心も力も強くなり、ほんの少しこれまでより安心して四月一日を見ていられる気がした18巻だったように思う。
(以下、若干ネタばれしているのでご注意を)

相変もかわらず、店から出られない四月一日の為に買い物をして店に訪れる百目鬼という風景からスタート。とはいっても、そうそう何時でも入り浸っているわけではないらしく、今回の百目鬼の訪問は久しぶりだったようだ。モコナに四月一日の様子を伺う百目鬼。四月一日は相変わらずだし、客も時折来ると答えるモコナ。
すっかり大人になった2人は今では縁側で酒を酌み交わす仲。四月一日がひとりで全てを背負いこもうとするのを止めてからというもの、本当に良い関係になったものだとつくづく思うが、今回の客は特別で百目鬼にも小羽ちゃんにも姿を見せないようにしている四月一日だった。
迎えを待っている客。けれど、その客を別のモノも狙っており、百目鬼は客を護るために必要とされていた。姿はみえずともそこに在ることは感じられる小羽ちゃんであり百目鬼。その客の為に別のモノを祓う役目を即答で承諾する百目鬼だ。
四月一日の張った結界を破り、とうとう別のモノは客を奪いに現れる。必死に破魔矢を射る百目鬼だが、次から次へと襲いかかる別のモノの勢いはなかなか止まらない。そして客と百目鬼の為だけに防除術を使っていた四月一日自身は別のモノの攻撃によって傷だらけのボロボロに。ようやく別のモノを祓いきった時、迎えの橋が架けられたのだった。「次」の為に橋を渡ってゆく客。
10年間仕事をして力の使い方を学んできた四月一日は、最近では加減を誤ってケガをすることなど無くなっていたというのにこの有り様に驚く百目鬼。けれどずっと四月一日を見てきた百目鬼には察するところがあったし、後にちゃんと客を見せないようにしていた理由や自分自身を守らなかった理由、客の正体であり事の発端と顛末を”占い師おばあちゃん”や四月一日自身の口からちゃんと百目鬼は聴かされることになるので、四月一日は全てを解った上でその”時”を待っていたのだとわかる。四月一日と百目鬼って本当になんなのだろうね。
・・にしても、この客に対する四月一日の想いは少し特別なモノがあったように感じられた。ヒトの都合で存在を許されなかった客に対して、在り得ない存在にされてしまった四月一日。アヤカシが欲しがるところの根本が同じに思えるし、何としても護ってあげたかったんじゃないかな、なんてね。(深読みかな?)

昔からモテ男の百目鬼にまつわる依頼をしに訪れる女性客も来た。ここでは四月一日の侑子さん顔負けの店主っぷりが拝める。でも、侑子さんより心持ち優しさが感じられるのはやっぱり四月一日だから?
そして、四月一日とは縁の深い小狼くんたち御一行様も登場!(彼らの登場はそれだけで嬉しくなるんだよね)。「心も、力も、強くなった」というのは小狼くんが四月一日に向けて言った言葉であり、四月一日にとっては何よりの励みになるだろうし、ジンとくる2人だけの会話シーンだった。

今の四月一日にも分からない何かが動いているらしく、何かの兆しが感じられた18巻。良い方向への兆しなら良いのだけど・・・。今はただ時が満ちるのを待つのみ、なのだろうね。

次巻:19巻はまたまたオリジナルアニメDVD「あだゆめ」付き限定版が発売されるとのことだ。発売予定は平成23年3月9日。限定販売とはいえ急ぐこともなかろうが忘れないうちに予約しなくっちゃだ。

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