「エクスペンダブルズ」みた。

この火力はハンパじゃない！やっぱ傭兵系のアクション映画はこうでないと
超豪華なアクションスターが勢ぞろい。政治家は見識の広さを見せつけ、おハゲは紳士的に凄んで見せただけだったけれど、まさかこのメンツでの駆け引きが同じスクリーンで拝めるだなんてね。
冒頭でドガン　中盤でもドガンドガン　最大の見せ場ではドガンドガンドガンドガン……アハハ、サイコー！

最近原点回帰するような映画が増えている気がするけれど、まさしくこの映画もそんな感じ。どっから見てもむちゃくちゃに悪い奴と、踊らされている悪い奴、そして強気なヒロインに、屈強な男が揃いも揃った傭兵集団。ストーリーは説明するまでもなくそのまんまなのだが、これが面白くないワケがない。
重量級の肉弾戦とスピーディな拳法を取り入れたアクション、ハイテク技術に頼らない昔ながらの武器アイテムでの戦い。特に銃撃戦の中でキラリと光るナイフの効果が抜群だ。（肉弾戦かと思えば間髪近距離で銃撃するちょっぴり卑怯な手段は”傭兵集団”だから許すとするが）。臭かろうがなんだろうが仲間の絆ってのは見ていてアツくなるし、ツーカーで気の利いた悪態でのやり取りも愉快。男たちのオンとオフの切り替えっぷりが大好きだ。

いかにもなスタローン映画だが、集まったビックネーム全員にそれなりの見せ場（アクションに限らず）がちゃんと用意されているところも嬉しいし、”お祭り映画”として絶賛しておこうかな。

総評：★★★★+　　　好き度：★★★★+　　　オススメ度：★★★★+

本当は格闘戦は見るのが苦手で、特に刃物恐怖症の気があるから何度も顔をそむけていたのだけど、貫禄と余裕による安心感から楽しく見ていられたように思う。