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2010/10/10

DVD『24 -TWENTY FOUR-Ⅷ』(vol.1-2)

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待ちに待っていた『24 -TWENTY FOUR-』ファイナルシーズン。予告編ではデレデレおじいちゃんになっていたけど、『24』の復活ということは”連邦捜査官:ジャック・バウアー”が復活するということで、結局ジャックに平穏無事な日々なんてものは死ぬまで訪れないってことなのだね。
映画でもなんでも外国作品は基本的にオリジナル音声を好むのだけど、このシリーズだけはちょっと別。すっかり小山力也のジャックが耳に馴染んでおり、一度は必ず日本語で見ることになる。今回も力也氏の「俺はジャック・バウアー」ってお馴染みの名台詞(?)が何度も聞けて、しみじみ復活を実感したのだった。(以下、ネタばれしているのでご注意を)

今回は午後4:00からスタート。NYで療養していたジャックのもとに家族で訪れていたキム。そしてロスへ戻らないかとジャックに提案するキムで、ジャックも考えた末にロスへ引っ越すことを決心するのだった。ところがそんなジャックのもとに、嘗てのジャックの情報屋:ビクターが手負いで現れ、今まさにテイラー大統領と和平協定を結ぶべく訪米している、中東の国:カミスタンのハッサン大統領の暗殺計画が進んでいると告げる。組織から命を狙われているビクターはジャックを仲介にして、情報提供と引き換えにCTUに保護してもらおうとしていたのだった。いくらジャックが「俺は引退した。関係ない!」と言張っても、ジャック・バウアーを良く知る者ならば、ジャックがこうした危機的状況を見過ごすことなど出来ないとほとんど確信しているし、結局ジャックもすべてが終わるまでズルズルとのめり込んでいくことになるワケだ。

テーラー大統領の元で復活したCTUのNY支部長はヘイスティングス。コイツがまた使えない。どういう経緯で支部長の座を射止めたのかは知らないが、自分の間違いは証拠を潰し、部下の手柄は自分のものにするような、自分ひとりイイトコどりして世渡りしてきたような人物。クロエもCTUに復帰していたが、日々進化しているシステムにブランクが響いて苦戦中。当然そんな空っぽな上司と合うはずがないのだが、夫のモーリスが失業中ではストレスで失職するわけにもいかず、モンモンとしている真っ最中だ。
CTUと連絡を付けたジャックは、ビクターの移送を開始するが善良な市民の善意(?)に邪魔をされ、組織に居所がバレたことでビクターを守りきることが出来なくなってしまう。ただビクターは「内通者がハッサン大統領の近くにいる」と言い残しており、CTUは捜査を続行する。
ところが国連サーバーの違法ハッキングという物的証拠からあっけなく犯人は浮上し、あっという間に拘束される。しかしあまりにもスムーズな解決を返って訝しみ、時間稼ぎのワナであり陽動作戦であり可能性をヘイスティングスに進言するクロエだった。だが拘束した記者:リードを真犯人だと決めつけるヘイスティングスはまったく聞く耳を持たず、クロエが見つけたワナの可能性を裏付ける手掛かりでさえも無視してしまう。
その頃ジャックは報告書の聴取が終わったことからキムの元へと帰ろうとしていた。すっかり行き詰っていたクロエは、そんなジャックに協力を要請するが、苦渋の表情を見せながらも頑なに拒絶するジャックだった。
・・ここまで切羽詰まったクロエというのは初めてで、やはりクロエも正義の人なのだね。「私はこれまでどんなときも、どんなにヤバイことでもジャックの頼みに応えてきた。だからお願い、今度は私を助けて。」という切り札まで使うクロエの悲痛な訴えは意外でもあり、切なくなるところだった。そしてもうひとつ意外なのがキム反応。散々ジャックの行き過ぎた正義感を嫌悪してきたキムだったが、母親となったことが変化を齎したのか、すっかりジャックの良き理解者となっていた。ジャックが心底キムと共にあることを希望しているのは分かるが、同時に今起こっている事に対して後ろ髪を引かれているということ、協力を拒んだことで最悪の事態に陥った場合、死ぬまでジャックが自分を責め続けるだろうことを見抜いており、ジャックが心置きなく残れるように背中を押すことが出来るようになっていた。本当にあのバカ娘がここまで成長したかと思うと涙が出るくらいに良いシーンだった。
とはいっても、ただの民間人でしかない今のジャック。独自捜査するにしても丸腰というわけには行かないためCTUから武器を失敬しようと画策するが、すぐにヘイスティングスにバレてしまう。それでも、ヘイスティングスの無能と保身体質を見抜いていたジャックは、言葉巧みにヘイスティングスの痛い部分を突き、まんまと武器の使用とクロエの補佐を了承させるのだった。

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クロエが監視カメラの映像で見つけた不審人物を追い始めるジャック。ようやく不審人物が立ち寄った家にたどり着くが、そこでは警察官とその妻が殺害されていた。クロエに連絡を取る間もなく、警察官の同僚が乗り込んできたことで、犯人扱いされるジャック。身分証を持っていないジャックであり、CTUに身元の確認を頼むが、同僚を殺されたと思い込み怒り狂った警官は不正にジャックに拘束し、殴る蹴るの違法行為を働き、ジャックはすっかり足止めを食らってしまうのだった。
その間にもハッサン大統領の暗殺計画は着々と進行していた。警官の隙をついて形勢を逆転させたジャックは、なんとかモノの分かる別の警官に再度の身元確認を依頼し、不審人物が警官に偽装している可能性が高いことを突き止める。考えている時間すらない事を知っているジャックはヘイスティングスをすっ飛ばして直接現場捜査官:コールに指示。そのおかげで間一髪ハッサン大統領の暗殺は阻止されることになる。
警官に化けていた暗殺者を発見し追跡するコール。しかし、ようやく到着したジャックの援護で命拾いするコール。暗殺者はジャックによって射殺され組織に繋がる証言は得られなくなるが、身体にはロシアマフィアの一員である刺青が施されており、CTUはロシアマフィアに詳しい元FBI捜査官を招聘する。
ここでシーズンⅦで活躍していたルネが登場!最終回では黒幕:ウィルソンに拷問を加えようとしていたところで終わっていたルネでその後が気になっていたが、ジャックを真似た結果の厳しい現実によって受けた傷が癒えないまますっかり荒んでしまっているルネがそこに居た。そんなルネに自分の手柄の為には手段を選ばないヘイスティングスは潜入捜査を要請。今度こそロスへ向おうとしていたジャックはルネの身を案じ、自らも潜入捜査に加えるようヘイスティングスに直訴する。ルネはジャックの無用の気遣いを非難し拒絶するが、自暴自棄になっているルネをますます放っておけないジャックだ。(ルネにはなんとなく死亡フラグを感じるのだけど)。
そして設定を作り、潜入捜査が開始されるのだが・・・・、あまりに強引なルネの行動は・・・ひえぇ~~bearing

いやぁ、これぞ『24』の世界だ。
新CTUのグレードアップしたシステムは凄いが、内部のゴタゴタは相変わらずなのに笑ってしまう。保身に走る上司と身元が不確かなスタッフって定番の設定で、この先プライベートのトラブルが捜査の足を引っ張り始め、ザルになりはじめるセキュリティと機密情報ってところだろうか?また、最初の犯人:リードはとりあえず無実扱いになったけれど、一度シロになったからって安心できる『24』じゃないし、再登場するようならばかなり怪しいかも?

まだまだ序盤戦で、最終的な陰謀も黒幕もおそらくまったく登場していないものと思うけれど、次々に襲いかかる危機とその回避に目が離せなくなるのがこのシリーズ。3巻・4巻も早いとこ借りられると良いのだが。。。

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