「ガンダムSUPER EXPO 東京2010」行ってきた。
今年は”ガンプラ30周年記念”が主体となっているEXPO。毎回必ず展示されている1/10サイズは一切なく、ジオラマも「SDガンダム三国伝」がらみのものがあるだけで、あくまでも”ガンプラが主役”になるような意図が感じられる展示になっていた。(UCや00関係でさえも最小限の展示)。
されど所詮はガンプラ。あれこれ関連付けからコーナーを設置することで小さく纏まらないように考えられていたが、一つ一つモノが小さいだけにその苦労が伺われる。(それでもやっぱり”大きさ”という存在感にはかなわないよね)。そういえば、2007年に国立博物館で開催されたロボット博では丁度MGシリーズが100体目という節目で、100体すべてが展示してありなかなか圧巻だったという記憶があるが、今回はそれっぽいパネルが少し並んでいただけだったのが残念に思う。大きさに対抗できる唯一の手段は数。ガンダムという作品としても、ガンプラの歴史を感じるものとしても、これだけのシリーズを一度に見せる展示は何度見ても面白いと思うのだけどな。
個人的に興味が引かれたコーナーが「バンダイホビーセンター」のコーナー。何度か工場見学の応募をしたことがあるが、いまだに当たったためしなし。コスプレギリギリ?の各種制服とか階級章の一覧を面白く拝見した。(階級章はちょっと欲しいかも?)。ANAのデカくて青いガンプラは思いのほかカッコよく、シャアザクヘッドやガンダム(ガンプラ)の携帯電話キットの実物は初めて見たので面白かったな。
子供向けだろうとほとんど期待していなかったアニメ『模型戦士ガンプラビルダーズ ビキニングG』が意外にも(といったら失礼だが)面白かった。声優のチェックもしていないくらいだったが、まず主人公のハルくんが代永くんだったのに思わず反応、友達のケンタが最近やたらと耳にすることが多くなった岡本くんで、神谷くんまで登場してきたときにはニッコニコ。物語には”ガンプラバトル”通してガンプラを作る楽しさとか、ガンプラに掛ける愛情とか、ガンプラを愛する者同士の友情とかが込められてあり、しかしその実は「ガンプラが欲しくなる~、ガンプラが欲しくなる~」という”呪文”が掛けられたアニメだったりする。でも”カスタマイズ”という見た目のオリジナリティであり、ほとんど反則技だろっという改良武器の使用がアリとされた”ガンプラ”ならではの機体による対戦は非常に愉快。バトルはバーチャルゲーム方式で自分の作ったガンプラに自分搭乗する。(バトルによる衝撃はあってもダメージによる痛みの再現はなさそう)。何より機体の壊れっぷりが”ガンプラ”そのものなのが笑える。ビギニングガンダムの左腕がポロリと外れてしまうところでの、「パチリと言うまでシッカリ嵌めないからだっ!」という神谷くん(コウジ)のセリフには吹き出してしまった。ビギニングガンダムの三爪流?(両手があったら六爪流?)にも別の何かを彷彿。ほかにも(ガンダム好きなら分かる)小ネタ満載には大いに笑わせて貰ったし、ビギニングガンダムの謎は気になるし、浪川くん演じる謎のガンプラビルダーの登場で終わっている事もあり、第2部以降が俄然楽しみになってしまった。(もう一度EXPOに行く暇はないけれど、15日のBS11での放送でもう一回見たいと思う)。
限定グッズに興味はないけれど、お土産に『ガンダムシリーズ歴代映画ポスターカードブック』が付いた劇場版『00』の前売券と”黒い3連ペン”を購入。(ちなみに”3倍書ける!シャア専用赤ボールペン”は昨年購入済)。今後ボールペンのシリーズがさらに増えることをちょっと期待。
小一時間の滞在だったが今年も「ガンダム EXPO」を堪能させてもらった。来年はどんなEXPOになるのか。たぶんここまで来ると都合を付けて来ちゃうんだろうなぁ・・
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