« キング・カズマ、LOVE♪ | トップページ | 「ベスト・キッド(吹替版)」(先行)みた »

2010/08/06

「カラフル」(試写会)みた。

Colorful

「おめでとうございます、抽選にあたりました!もう一度、人生やり直してみませんか?」
な~んて関西弁の少年が愉しげに言う予告からコミカルな作品だと勘違いしていると、思いのほか圧し掛かってくる重さに押しつぶされそうになるのでご注意を、と先に言っておく。
人間も、人生も、多種多様。つまり、人とは元来”カラフル”なもので、それが普通で当たり前。それなのに勝手な思い込みでまず自分の色を失い、更に他人の色までひとつに決めつけてしまう人が案外たくさんいるように思う。この映画は、そんな色を失ってしまった「ぼく」が再び”色”と”真”を取り戻すという物語である。(人と家族の再生物語ともいう)。

原作は未読で、2000年に公開された実写版も観ていないため、予告編と”カラフル”という華やかなイメージから、なんとなく”やり直し人生を謳歌するドタバタ劇”を想像していた私だった。しかし、次々明かされるあまりにシビアな事実によって、やっと想像していたものとはほとんど真逆なストーリーだと気が付かされることになった。それでも「当たりましたよ~、チャンスですよ~」という少年に対して、「えー、あんなトコに戻りたくないし・・・、辞退します・・・」なんてネガティヴ発言をする「ぼく」に私は「あれれ?」と首をかしげ、この段階で雲行きのあやしさを感じ取ることが出来たので、早めに気持ちを切り替えることが出来たのだが、「こーゆー話だったのね?」とギャップの深さに「失敗」と思う人が少なからずいるのでは?と思ったりもする。(※追記:公開直前にはカナリ核心に触れたCMも流されるようになっていたので、心の準備をして観に行けた人も少なくないかもしれない)

大まかに内容を説明すると、「ぼく」とは
過ちを犯して死んだ罪な魂であり、このままだとただ消滅してしまう憐れな魂でしかない。そんな「ぼく」に与えられたチャンスとは、もう一度下界へ戻り、自分の犯した罪過ちを思い出すことが出来れば、罪は赦され「再生」が可能になる(生まれ変わることが出来る)というものだ。ただし、「ぼく」の前世の記憶はすっかり消えており、下界では代わりの入れ物(「ぼく」の場合は「小林真」という死んだばかりの少年の身体)を借りて、その人間を生きながら「ぼく」自身のことを思い出さなければならないというルールになっている。
代用の身体は前世での因果から必然的に決まるらしいが、「ぼく」にあてがわれた「小林真」を取り巻く環境は家庭も学校もなかなか複雑で、そもそも「小林真」の死んだ理由が”自殺”というのだから穏やかじゃない。「なんでこんな奴に」と不貞腐れる「ぼく」だ。とはいえ「ぼく」は「小林真」にはなるものの、生前の「小林真」である必要はないため、やがて開き直った「ぼく」である「小林真」を取り巻く
環境や人間関係が徐々に変化し始めることになる。実は、それこそが狙いであり、そうした変化によって「ぼく」が「ぼくの罪」を感じ取れるかどうかが鍵になるわけだ。
客観的であることで、多角的な視点が持てるようになり、狭くなっていた視野を広げる切っ掛けを掴む。「ぼく」の器が「小林真」であった理由はまずそこにあった。それゆえ「ぼく」は「小林真」の持つ別の”色”を見出すことになるし、すべての人々が”色々”な一面を持っている事に気が付くことになるのだけど、「ぼく」の器が「小林真」でなければならない最大の理由は最後の明かされることになる。
私としては、
最初から「ぼく」が、別人と知っていながらとても自然に「小林真」そのものをやっていると感じていたため、最大の理由も、「ぼく」の罪も、早々に判っちゃったのだけど、その事実はあまり重要ではないように思う。感じるべきはほかにあるというかで。

原恵一監督は「家族」を描くのがとても上手い。「親とは、子供とは、家族とはなんぞや」をストレートにつきつけてくれた「クレしん」の「オトナ帝国」は傑作だと思うし、「河童のクゥ」も家族の信頼と絆を見せつける素晴らしい作品だった。そして今回、崩壊寸前の家庭とその再生が見事に描かれており、家庭の原点は食卓にあり、言葉を交わすこと(思いを言葉にすること)の大切さを痛感させてくれる作品となっている。(音楽の使い方が巧妙で、やっぱり泣かされちゃったし)。

100%愉快な作品と勘違いして観に行くと、
全体的に重くるしく説教臭い作品に感じるかもしれないし、「ぼく」の「小林真」の不愉快な態度にイラっとさせられそうだけど、だんだん本音の部分に「解らないではない」という感覚を持ちはじめ、そのまま引きつけられて最後には納得しているような、等身大で身近な作品だと思うんじゃないかな。
アニメだけどほとんど大人向けの作品。作画も好みが分かれそうな感じだが、見て損は無し、と思う。

総評:★★★★   好き度:★★★★   オススメ度:★★★★

声優は本業を!と思っている私でもあり、この作品も(下手とまでは言わないが)どうもキャラクターとしっくり馴染んでいない声とイマイチな滑舌にもう一歩と感じてしまうんだなぁ。
ちなみに「ぼく」の声は元”河童のクゥ”だそうだ。あの時は抜群に可愛かったんだけどなぁー

| |

« キング・カズマ、LOVE♪ | トップページ | 「ベスト・キッド(吹替版)」(先行)みた »

コメント

なるほど、予告編で気にはなってましたが、
かなり重めのアニメみたいですね。

要は映画「悪人」を見るつもり、
くらいの感覚で見に行かないとギャップが大きいのかな(笑)

でも「ぼく」が後世で何を悟るのかは気になるところ。タイミングが合えば見てみたい。

投稿: GAKU | 2010/08/06 08:15

■GAKUさん、こんにちは
うん。この映画、重いです。
でもちゃんと救いがあって、最後には気持ちが軽くなるようになっているから良いけれど、とにかくいろんなものが詰まっていて、いろいろ考えてしまうの。
公開が先なので、できるだけストレートなネタばれをしないようにすると更に感想が書きにくくって、久しぶりに凄く時間がかかりました。

二子玉川の電車のエピとかは、原監督テイストが良く出た作品という印象です。
受け取り方は人それぞれな感じる作品かと。
機会があればぜひご覧になってください(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2010/08/06 20:16

いいなあ、試写会で一足早くご覧になったんですね。
原恵一監督なので、かなり期待している作品です。
これから鑑賞するので、上の方と評価を見させて頂きました。2000年に実写版が公開されていたんですね(°.°;そっか~~かなり重いんですね。
観た後いろいろ考えちゃいそうですね(^_^;)
鑑賞したら、またお邪魔しますね(^_-)-☆

投稿: ひろちゃん | 2010/08/06 23:48

■ひろちゃん、こんにちは
久しぶりに当たったのがコレでした~
原監督だし泣ける作品だとは覚悟しつつ、でも愉しい作品だと思っていたのだけど、思いのほかシビアな作品だったのにびっくりでしたよ。
思春期の子供を持つ家庭ならば、何かしら該当するところがありそうな、そんな感じの作品です。

ご覧になったらまたいらしてくださいねw
期待は裏切られないと思います。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/08/07 14:29

想像以上に素晴らしい内容でした。
原作は未読です。

小林真を通して、家族が再生していく様子が感動的に仕上がっていました。
あの鍋のシーンは涙涙・・・。

ラスト付近の展開はちょっと驚きつつ、
最後は爽快感がありました。

投稿: BROOK | 2010/08/21 15:28

■BROOKさん、こんにちは
ファンタジーの要素はあるけれど、中学生の男子を取りまく、現実的にありそうな日常生活。
泣かせどころも、ごく普通にありそうな家族会議のところだったりして、グサっと来ちゃいますね。
早乙女くんの存在の大きさと貢献度に、肉まんを御馳走したくなりました(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2010/08/21 18:58

こんにちは。

この映画、昨日から始まっていますが、
昨夏の『サマーウォーズ』と比べて
入りはどうなんでしょうね?
個人的には、圧倒的にこちらが好きなのですが…。
たいむさんのご指摘で、
あっと思いました。
原監督は家族が、ひとつのテーマですね。
それにしても、この映画はよかった。
今年の邦画の個人的なベストワンです。

投稿: えい | 2010/08/22 13:53

■えいさん、こんにちは
どうでしょうね?上映館数はどっこいという印象です。でも作品としてはいい勝負と思いますが、画的にも、対象年齢的にも、『サマーウォーズ』には及ばないのでは?と感じますが。

えいさんは大絶賛ですね(^^)
私は、母親とのことがちょっと重すぎで居心地が悪かったので、そこまで絶賛できないかな~。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/08/22 21:44

たいむさん、こんばんは♪
カラフルとイメージの明るいタイトルでしたが
しんちゃんもクウも笑うところはあっても
いろいろと考えさせられたので、ドタバタ喜劇までは
思っていませんでしたし、たいむさんがテーマ(内容)が重いと書かれていたので、心の準備があったせいか
(笑)押しつぶされそうにはなりませんでした^^

全体としては、とても地味な作品ではあると思うの
ですが、心に響いた作品でした(T^T)
原監督の作品にはいつも号泣させられますσ(^◇^;)

たいむさんの言われる通り、アニメだけど大人向けの
作品だと私も思いました。
そして、多分(笑)、たいむさんより、えいさんの
ほうに年が近いと思う(想像ですが)私なので、
私もサマーウォーズと比較したら、こちらのほうが好きかもと思いました。これって年代の差かもしれません
(笑)

>声優は本業を!~

以下の感想は、アニメにも声優にも詳しい
たいむさんならではの感想ですね(^_-)-☆

投稿: ひろちゃん | 2010/08/23 23:54

■ひろちゃん、こんにちは
心構えがあるとそれだけ作品に入り易くなりますよね。
地味なのはコレといって何もおきない日常だからかも。だけど、心に響くのは普段は気が付かない些細な幸せを見ることで思い出す、そんな感じで、子供の両親に対する悪態なども日常茶飯事ということで、共鳴してしまうんじゃないかなーと思いました。

思うに、私が「サマーウォーズ」を好むのは、年齢とかではなく家庭環境にあるんじゃないかな?って思ってます。
この家族はあまりにも自分のものとかけ離れていて、何一つとして投影するところも共感するところがないんですよ。
「サマー・・」での親戚一同ってのは経験があるんだけどー(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2010/08/24 19:38

食卓のシーンが絶妙でしたね。
すき焼きに泣きました・・・。

やっぱり原恵一監督にハズレなし!


 でも,おなじく声優さんで完成してほしかった。。

投稿: AKIRA | 2010/08/25 17:38

■AKIRAさん、こんにちは
食卓、家族で食べることって「サマーウォーズ」でもあったけれど、やっぱり原点だって思うんですが、実際ここで号泣って感想がとても多いですよね。
原監督作品はなんとなく地味なんだけど、ハズレないですよねw

それにしても「サンライズ」だったとはびっくりでした。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/08/25 19:34

たいむさん、こんばんは!

僕は原作者の森絵都さんって「DIVE!!」のイメージが強くて、その後この「カラフル」の原作を読みました。
そうしたらけっこうヘビーな内容で驚いたのとともに、人がみんな感じているけれど人には言っていないような感情について正面から描いているのに感心しました。
その原作の雰囲気を活かしつつ、大人にも、というより大人だからこそ感じられる作品になったと思います。
森絵都さんの作品は他の作品も、やさしい文体でありながらも、けっこう人の本質を突く鋭さを持っているように思えます。

投稿: はらやん | 2010/08/29 18:56

■はらやんさん、こんにちは
森絵都さんの小説ってひとつも読んだことがないんですよ。好きな作家さんぞっこんタイプなので、新規開拓んびは消極的だし(^^;
なんとなくウマが合いそうな雰囲気だけど・・・どうかな?

>大人だからこそ感じられる作品
私もそう思います。
なんというか、大人になってから気が付いたことを子供に戻してやらせているというか、そんな印象なんですよ。中学生の時点ではなかなか気が付けませんよね(^^)
だから中学生に見てほしいというのもわかりますがw

投稿: たいむ(管理人) | 2010/08/31 21:21

ほんと、原恵一監督は家族を描くのが巧いですよね。
特にみんなで鍋を囲むシーンは結構涙しましたよ。

投稿: にゃむばなな | 2010/09/02 17:51

■にゃむばななさん、こんにちは
鍋のシーンはこれぞ家族ってしみじみ感じるところでしたね。
でも、私のてば、この映画ではほとんど涙が出なかったんですよー(^^;
普段はめっちゃ涙もろいのになぁ。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/09/05 21:35

たいむさんこんばんはーー
やっと観てきました。原作とは微妙に違ってたけど、母親の扱いを除いては、充分満足できました。
誰でも、溶け込めないで苦しむことがある。
それは学校であったらり、家族であったり、いろいろなカテゴリのなかにあると思うし、だれでも一度は通る道だと思うんですが、それが、とても丁寧な書き方で、好感を持てました。
ぷらぷらの声がいまいちだったのが、残念。

投稿: mariyon | 2010/09/15 21:29

■mariyonさん、こんにちは
原作を読んでいるのですね。
映画見る人はほんと、読書家も多いですよね(^^)
にしても、母親の扱いが違うんですか?それは良い方に??

確かに、馴染めない、溶け込めない、そんな経験はだれしも持っているだろうし、そうした個々のツボを刺激する見事な作りでした。
泣かせは自然であり技巧でもある。やっぱり原作品は凄いです。

プラプラの声はもう少し考慮しても良かったように私も思います。
子供を起用するのは良いとしても、もっとイイ子がほかにもたくさんいますし。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/09/16 00:10

DVDで観ることにします。
映画観そこねてしまって・・・

投稿: カモミール | 2010/09/26 12:42

■カモミールさん、こんにちは
もったいなかったですね。
でもまぁDVDとかTVでも十分と言えば十分かな。

それでも、見て損は無し。一度はご覧になってください。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/09/28 20:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「カラフル」(試写会)みた。:

» 『カラフル』(2010年・原恵一監督版) [ラムの大通り]
----これと同じタイトルの映画って、以前にもなかった? 確か、そのときは実写だったような…。 「うん。中原俊監督版だね。 それを、その年のぼくのベストワンでもある『河童のクゥと夏休み』を監督した原恵一が 手掛けるというんだから、 これは期待するなという方が無理」 ----でも、期待しすぎてがっかりというのもよくあるよね。 「いやあ、そこを言うなら、 この監督ほど期待を裏切らない監督もいない。 ぼくの原恵一至上主義は、しばらく続きそうだね」 ----どういうところがいいの? 「物語について語るのは野... [続きを読む]

受信: 2010/08/17 22:40

» 劇場鑑賞「カラフル」 [日々“是”精進!]
「Colorfulカラフル」を鑑賞してきました森絵都の名作児童文学を「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督でアニメ映画化した... [続きを読む]

受信: 2010/08/21 15:22

» 『カラフル』 行き先はどこでもいいのか? [映画のブログ]
 【ネタバレ注意】  『カラフル』のエンディングで、THE BLUE HEARTS の名曲『青空』のカバーが流れる。  その歌詞には、こんな一節がある。 ... [続きを読む]

受信: 2010/08/21 20:25

» 必要なのは家族愛。映画「COLORFUL」見てきました [よう来なさった!]
見てて疑問に思ったのは、中身は別人なのに、なぜそこまで他人の家族に感情を込められるのか。演技ならば、それはそれで必然性を感じないので違和感を感じるし、何かしらの感情が心の中に渦巻いているのならば、やはり所詮は他人なのだから、感情が露わになるほど入れ込む理....... [続きを読む]

受信: 2010/08/22 12:59

» ★カラフル(2010)★ [CinemaCollection]
ただいま、サヨナラした世界。上映時間127分製作国日本公開情報劇場公開(東宝)初公開年月2010/08/21ジャンルドラマ/ファンタジー映倫G【解説】森絵都の名作児童文学を「クレヨンしんち... [続きを読む]

受信: 2010/08/23 21:32

» カラフル [だらだら無気力ブログ]
森絵都の名作児童文学を『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ 帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督でアニメ映画化した感動 ファンタジー・ドラマ。死んだはずの主人公が天使から再挑戦のチャンスを もらい、自殺した少年の体を借りてその家族や周…... [続きを読む]

受信: 2010/08/24 01:56

» 南明奈さんの似顔絵。 [「ボブ吉」デビューへの道。]
森絵都さん原作の小説の映画化(アニメ化)。 ちなみに、過去、実写版も製作されています。 春先に書店で原作を見つけ、何となく面白そうだなと、 この公開を待っていました。 気付けば「トイ・ストーリー3」とは、また違った涙が溢れました。 「おめでとうございます。あなたは抽選に当たりました。」 少年の姿をした、天使・プラプラから、声をかけられた。 僕は生前、大きな過ちを犯して死んだ。 本来ならその罪深い魂は、輪廻のサイクルから外されてしまうが、 幸運にも抽選で当たり、再挑戦のチャンスを得る。 「僕」は... [続きを読む]

受信: 2010/08/24 19:31

» カラフル・・・・・1750円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
原恵一監督の最新作「カラフル」は、ファンタジーの形で魂の再生を描いたホームドラマ。 制作は「ガンダム」などで知られるサンライズで、同... [続きを読む]

受信: 2010/08/24 23:10

» カラフル [Akira's VOICE]
十人十色の輝き。   [続きを読む]

受信: 2010/08/25 11:04

» カラフル [ゴリラも寄り道]
<<ストーリー>>突然現れて当選を告げる天使の計らいで、死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”... [続きを読む]

受信: 2010/08/28 00:58

» 「カラフル」 人の心は黒いも白いも全部含めてカラフル [はらやんの映画徒然草]
森絵都さんの原作は以前に読んでいました。 非常に印象に残った小説でしたが、こちら [続きを読む]

受信: 2010/08/29 06:22

» 「カラフル」生きているという色 [再出発日記]
ぼくは死んだ、けれども冥府行きの改札場所で突然「修行」を言い渡される。自殺で死んだ男の子の魂と入れ替わって暮らしてみろ、と。そうやって、ぼくは気乗りがしないまま中学三年... [続きを読む]

受信: 2010/08/29 09:43

» カラフル [ケントのたそがれ劇場]
★★★★☆  なぜだかよくわからないが、死んだはずの主人公の魂は、自殺した中学生・真(まこと)の体の中にホームステイすることになる。そして主人公が、生きる勇気を見つけるまでの思春期の葛藤を、独特なタッチのアニメーションで描いてゆく。 不倫あり、援助交際あり... [続きを読む]

受信: 2010/08/30 10:55

» 『Colorful』 [めでぃあみっくす]
あなたの色はあなたが決めればいいこと。ただ自分の色を具体的に特定できる人なんてこの世には誰一人としていないけれど。 直木賞作家・森絵都先生の小説をあの原恵一監督が映画化したこの作品。尾崎豊の時代もアンジェラ・アキの時代も思春期を過ごす子供たちの気持ちは何....... [続きを読む]

受信: 2010/09/02 18:11

» 「カラフル」感想 [狂人ブログ ~旅立ち~]
 直木賞作家・森絵都原作小説を、「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督、サンライズ制作でアニメ映画化。 「地獄は一定」 本作を鑑賞中、歎異抄の中にある有名な一節が、小生の脳... [続きを読む]

受信: 2010/09/03 21:56

» 『カラフル』'10・日 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじ突然現れて当選を告げる天使の計らいで死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年真の体に“ホームステイ”をすることに・・・。感想KAT-TUNの田中聖主演で、ひっそ... [続きを読む]

受信: 2010/09/23 22:28

» から揚げと肉まんだけでも世界の色は変わる ─ Colorful(カラフル) ─ [Prototypeシネマレビュー]
─ Colorful(カラフル) ─ 直木賞作家・森絵都の同名小説を映画化したアニメ作品「colorful(カラフル)」をレンタルで鑑賞。さてその内容ですが、一度死んだ魂が人間界で新しい身体 ... [続きを読む]

受信: 2011/06/23 07:22

« キング・カズマ、LOVE♪ | トップページ | 「ベスト・キッド(吹替版)」(先行)みた »