「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ シーズン2」(40)
第40話「いにしえの巨獣」・・・【楽な道ではなく、正し道を選べ】
いよいよパルパティーン議長の黒さが色濃く見え隠れし始めてきた。
勝利の為には手段を選ばず、利用できるものはなんでも利用。その結果が今回のお話。新型爆弾が地下深くに眠っていた古代生物の呼び覚ましてしまったことで、混乱と悲劇を齎すことに・・・。
共和国軍の命綱でもある液体燃料の供給惑星マラステアに分離主義勢力のドロイド軍が侵攻。元老院としては資源を確保するためにもマラステアとの同盟を希望しており、条約締結のためにも救援要請を受け入れ、マスター・メイス・ウィンドゥとアナキンを派遣する。その際、ドロイド軍壊滅用にドロイドのみが機能停止に陥る新型爆弾の携行と使用を許可する。そして結局新型爆弾は使用されることに。
新型爆弾の破壊力はすさまじいものだった。ドロイド軍は一気に沈黙。無事戦いは終結したように思われた。しかし、新型爆弾は惑星マラステアの怪物:ジロ・ビーストの生き残りまでをも目醒めさせてしまう。
暴れるジロ・ビーストのパワーは生半可なものではなくまるで手がつけられない。そして身体は鋼鉄のような皮膚で覆われており、どんな攻撃も受け付けず、ライトセーバーでもまったく歯がたたない。ジロ・ビーストを倒す唯一の方法は、液体燃料漬けにして殺してしまうという、マラステアに古くから伝わる方法だけだった。
しかし、どんなに凶暴であろうと宇宙最後の生き残りと思われる貴重な生物であり、ジェダイとしては無駄な殺生は黙認出来ないとマスター・ウィンドゥは反対を唱える。けれど、残されて困るのはマラステアの人々であり、ダグ族のリーダー:ドージ・ウラスは断固として殺害主張し、邪魔をするなら条約締結はしないとまで言い出し、ジェダイは葛藤を迫られることになる。
そこで出た折衷案が、ジロ・ビーストの鱗の継ぎ目に特殊ビームを照射して神経を刺激、仮死状態を装ってドージ・ウラスの目を欺き、別の惑星へを搬送するというものだった。
作戦はやっとこさで成功。条約も無事に締結される。しかし、土壇場になってジロ・ビーストはコルサントへ運ぶと言い出すパルパティーン議長だった。表向きは研究者がジロ・ビーストに興味を持ち、自然界へ放す前に調査したいとのことだが、その真意は…?
次回は「コルサント炎上」。副題のとおり、コルサントに運び込まれたジロ・ビーストは大暴れ。その末路は言うまでもない。。。
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