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2010/07/25

「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ シーズン2」(39)

第39話「7人の傭兵」・・・【勇気は英雄を生むが、信頼は友情を築く】
黒沢明を偲んで…ということで、まさかアニメにもこんな話が登場するとは思わなかった。
分離主義派の襲撃で被弾したオビ=ワン・アナキン・アソーカは惑星フェルーシアに着陸。そして宇宙船を手配するために向かった村で用心棒を頼まれてしまう3人。任務優先と最初は断るものの、意外な人物と再会することになり・・・といったお話。

通信が途絶えたフェルーシア医療ステーションの調査に出向いたオビ=ワン・アナキン・アソーカ。通信が途絶えた理由は予想どおり分離主義派の襲撃よるものだったが、彼らもまた執拗な攻撃を受けてしまい船は大破。寸でのところで脱出に成功、着陸した惑星フェルーシアで貴重な薬草を栽培する村に辿り着く。ところが村は物抜けの殻。・・にしては、畑は収穫近い薬草がいっぱいで、貧しい村にそぐわない宇宙船までが納屋に格納されていた。やがて警戒しつつ家々を調査した3人はその理由を知ることになる。
共和国軍が劣勢になるにつれてジェダイは前線に釘付けとなり、辺鄙な星々は自衛を余儀なくされていった。しかし、自衛もままならない星は少なくない。惑星フェルーシアもそんな星で村は薬草でやっとこ生計を立てているのだった。そこに目を付けたのが海賊たち。共和国にも分離主義派にも属さない海賊たちは混乱に乗じて略奪の限りを尽くしていた。
当然脆弱なフェルーシアの村にも海賊たちが訪れ、収穫間近の薬草を狙っていた。そこでしかたなく村では海賊から財産を守るために傭兵を雇っており、格納庫の宇宙船は傭兵たちのものだった。傭兵を雇えば当然お金もかかるが、根こそぎ持っていかれるよりはマシ、ということらしい。
思わぬジェダイの訪問に喜ぶ村人たちだったが、オビ=ワンは医療ステーション大事と任務優先を主張。「何故自分たちで戦おうとしないのか」と逆に問う。それには、所詮農民は農民だと言い、はなから半分諦めている村人たちだった。そして傭兵は傭兵で分け前が減ってはとジェダイを敵対視するから交渉の余地はなし。
そんなところに村を脅迫している海賊団が現れる。海賊のボスを見て、唖然としたように顔を見合わせるオビ=ワンとアナキン。海賊のボスはかつてドゥークー伯を捕虜とし、オビ=ワンとアナキンまでも一旦捕虜としたあのホンドーだった。ジェダイの姿に驚いたのはホンドーも同じだったが、そこで撤退するほど可愛いホンドーではなく、一戦を交えるのは時間の問題となった。
任務を優先したいものの傭兵たちは宇宙船を貸してくれないし、仕方なく村人の意識改革から始め、自衛団の結成から訓練を始めるアナキンとアソーカ。村人のやる気もまちまちで、農具しか扱ったことのない村人の訓練には手を焼くが、だんだん様になってく自衛団。そして機は熟し、ホンドーたちとの対決の時が訪れた。前線に立つ傭兵たち。そしてオビ=ワン・アナキン・アソーカ。自衛団も勇気を奮って参戦。
さすがに海賊は手ごわかったが、傭兵とジェダイと自衛団とで力を合わせることで撃退に成功。達成感からちょっとだけ自信を付けた村人たち。立場の違う人々の間にほのかな友情も生まれた。多少の犠牲は払ったものの、自らの手で勝利を手にした彼らであり、早速再生と復興に動き出す村人たちだ。

ジェダイや傭兵が去ったとしても、きっとこの村は頑張れる。小さな芽でもやがては大きな力となるはず。そもそも戦わずして暴力に屈してしまうことこそが最大の過ちだということだ。外交でなんとか出来るラインを越えた時点で、ジェダイらはこうした活動をもっと行うべきだったのでは?なんて思う話だった。それでもカチコチなオビ=ワンに対してアナキンとアソーカの柔軟な対応が生かされた、清々しいお話だった。
次回は「いにしえの巨獣」。今度は『キング・コング』のオマージュだ。

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冒頭に「黒澤明を偲んで」と出たように、この物語は黒澤監督の代表作である「七人の侍」をモチーフにした物語である。が、G・ルーカスは黒澤監督のことを尊敬しているだけに、黒澤監督の代表作をリスペクトした物語が生まれても、何ら不思議ではない。(そもそも、R2-D2とC-3..... [続きを読む]

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