「ザ・ウォーカー」みた。
原題は『The Book of Eli』。予告編によれば”世界に残されたたった一冊の大切な本”をめぐる攻防みたいな印象であり、なんで邦題が『ザ・ウォーカー』と”本”を守護する人間側になってしまったのか疑問に思っていたが、何の本でありその結末が判ればあえてそうしたのかなぁという気がしてきた。 実際「そういうことね」ってお話で、それでも私はそれなりに楽しめたけど、『西遊記』じゃあるまいし、「西」であることの意味が最後まで分からなかったりして
物語は、戦争と地球環境の破壊によって地表が焼かれ、文明と呼べるようなもの全て失い、わずかに生き残った人々がなんとか生き永らえているような世界の中、ひたすら西へと向かう男”ウォーカー(旅する者)”がいた、というもの。世界が崩壊してから30年。彼はこの世にたった1冊残された”本”を西の有るべきところへ納めるために旅を続けているのだが、”本”の価値を知っており、”本”の力で世界に君臨しようとしているカーネギーに狙われることになるわけだ。 とにかく鍵は”本”。予告編でもチラシでも”謎の本”として勿体ぶっているだけに興味を持っていたが、意外とはやく”本”の正体は判ってしまう。それは世界が滅ぶ前では結構大切にされている本。私としてはその誰もが知る”本”にそれほどの価値を感じたりはしないけれど、確かにこの世界で上手く利用すれば「世界の王」になれる可能性は何にしもあらず、と感じられる本と思う。「でもねぇ、それだけじゃねぇ・・・」と思っていたら、まさしくそれがこの映画の落としどころとなった。
文明が失われた世界の読み書き出来ない人々にとって”本”など紙くず同様。本の内容から同じ価値観を共有している人々の場合にのみ価値が生まれる”本”。大切なのは本ではなくて、その本質。オチはそのあたりの「人間らしさ」を具体的に見せることで明暗をパッキリと分けるところが良かったけれど、ウォーカーもカーネギーももう一歩キャラとして深みがなく、どちらも振りきれていないのでなんとなくな印象しか残らないのが残念。めっちゃ強いのなら最後までやれるだけやってくれたらスッキリだったし、極悪非道なら貫き通して表では羊の皮を完璧に被る位じゃないとねぇ。黙ってやられるのも、トドメをささないのも、中途半端に”本”のせいになってる気がして、それがそのまま作品になってるかなぁー。トンデモ爺さん婆さんを出すくらいなんだからトコトンダークにやっても良かったのでは?(それは冒涜?w)
総評:★★★++ 好き度:★★★++ オススメ度:★★★++
それにしても、デンゼルの出演する近未来の作品ってどうしていつもこんな感じになっちゃうんだろう?
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ゲイリー目当て{/3hearts/}
だったけど、最高にカッコよかったのはデンゼルの方{/kaminari/}
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世界にひとつしか残されていない本を30年も大事に持ち歩き、西へ歩き続ける男ウォーカー=デンゼル・ワシントン。
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「ザ・ウォーカー」★★★☆
デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、ジェニファー・ビールス出演
アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ監督、118分 、2010年6月19日、10,アメリカ,角川映画、松竹
(原題:THE BOOK OF ELI )
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
「やはり人類には明るい未来というのは
無いのだろうか、
ここで描かれるのも、たぶん... [続きを読む]
受信: 2010/06/27 18:56
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【{/m_0167/}=31 -10-】 今日は訳あってTOHOシネマズ川崎にて鑑賞、そのわけはまた書きます。
で、観た映画は「ザ・ウォーカー」、原題は「The Book of ELI」(イーライと発音するようだ)。
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核戦争により文明が崩壊した未来。世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ。しかし、彼はその目的地を知らない。本に触れる者をためらわずに誰で... [続きを読む]
受信: 2010/06/28 11:40
» 「ザ・ウォーカー」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
「ザ・ウォーカー」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・アレン&アルバート・ヒューズ
その名の通り、「歩く」映画でしたな(^^♪。
歩くといっても「夜のピクニック」は一晩だけでしたが(笑)こちらは何と30年以上歩き続けている男“ウォーカー”(デンゼル・ワシントン)が主人公です。
戦争で全世界が滅亡し、僅か残った人々が散在するアメリカを、その“ウォーカー”は、1冊の「本」を持ち、ひたすら「西へ、西へ・・・」歩き続けるのであります・・。
... [続きを読む]
受信: 2010/06/30 22:06
» 映画「ザ・ウォーカー」 [FREE TIME]
先日、映画「ザ・ウォーカー」を鑑賞しました。 [続きを読む]
受信: 2010/07/01 22:50
» ザ・ウォーカー 評価:★★ [20XX年問題]
レビューを更新しました。
当HP↓からどうぞ。
Review→映画レビュー、から見れます [続きを読む]
受信: 2010/07/04 22:58
» ザ・ウォーカー [ケントのたそがれ劇場]
★★★★ ネットでの評判が思ったより良くなかったので、今まで見送っていたのだが、終映間近になってやはり観ておこうと思い直した。 終末戦争後の荒れ果てた世界で、この世に一冊だけ残った「ある本」を届けようとする旅人が、ひたすら西に向って歩き続ける。そしてある... [続きを読む]
受信: 2010/07/09 12:47
» ザ・ウォーカー/THE BOOK OF ELI [いい加減社長の日記]
かなり予告編が謎が多くて、期待を煽られた作品。
デンゼル・ワシントン主演ということで、さらに期待も大きくなった「ザ・ウォーカー
」を、金曜日の夕方に鑑賞。
「UCとしまえん
」は、平日の夕方としては、普通かなぁ。
「ザ・ウォーカー
」は、大きめのスクリーン... [続きを読む]
受信: 2010/07/19 23:18
» 【映画】ザ・ウォーカー…邦題がウォーカーなのは配給会社が角川だから? [ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画]
またまた昼過ぎまで寝てしまったピロEKです
そこから今までの時間「たかじんのそこまで言って委員会」を観た以外には何もしていません。
…天気良いのになぁ
ということで本日2010年12月5日(日曜日)寝る前の更新に引き続き二度目の更新。
以下は映画観賞記録です。
...... [続きを読む]
受信: 2011/03/16 03:32
コメント
やや“粗”が目立つ作品でしたね。
ツッコミどころというのでしょうか?
とりあえず、本の正体は早々に分かるのですが、
最後の“衝撃”には驚きました。
微妙な仕草はそのためだったんですね・・・。
投稿: BROOK | 2010/06/19 17:21
■BROOKさん、こんにちは
色味とか凝った映像だったんですけどねー。
あの本は想定外でしたけど、彼については「それはないだろ~」ってね。
TVってなんだ?とか、時おりくすっと笑えるところもあったし、やるならやるでもっと弾けちゃえば良かったように思いました。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/19 21:14
こんばんは。
西であることもそうですが、
あれだけ長い間、歩いても
大陸は渡りきれないものなのか?
と、地理に疎い自分は思ってしまいました。
あの「トンデモ爺さん婆さん」のシーンは秀逸。
最初からあのノリでやってほしかったです。
投稿: えい | 2010/06/19 22:28
こんばんは♪
日本人には身近な本ではないので難しいところですね。
本の中身がわかってなるほど~と思ってはいたんですが、最後の最後でちょっとやられたという所ですかねぇ。
ラストでちょっと評価が上がりました。
投稿: yukarin | 2010/06/19 22:45
■えいさん、こんにちは
そうですよね、30年あればとっくに辿り着いてもよさそうな・・・。
心に響く声は、実はとってもいい加減な道案内してたのかも?(笑)
なまじ役者が揃っていたのが良くなかったのかなー?
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/19 22:54
■yukarinさん、こんにちは
この手は身近に感じてナンボなところがありますしね。
私も「なるほど~」という部分はあったけれど、感覚的には「だから?」になっちゃうのよね。
この題材でも、残酷なまでにトコトンやってくれれば秀作になりそうだったのになぁ・・と思いました。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/19 23:02
西に旅する黒い座頭市でしたねぇ。30年間どんだけほっつき歩いていたのか、なーんて突っ込みはおいといて、デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンでなければ観てられなかったかも。特にゲイリー。この人って憎たらしきゃ憎たらしいほどいい感じなんですもん。(笑)まだ足りないぐらいでした。
お話的にはラストのどんでん返しで張られてきた伏線を思い起こしつつなかなか楽しめたかなという感じです。
投稿: KLY | 2010/06/20 00:23
こんにちは♪
カーネギーも、支配欲に駆られてなんでしょうけど、
暴力に替わる手立てが神の言葉と結構平和的で強ち
間違ってねぇし、歯止めの利かなくなった更なる暴
力に脱力するあたりなんか結構人間クサくて悪キャ
ラとして小ぶりだったように思えましたよ。
ホント、ウォーカーもカーネギーもあと何かが足り
なかった気がします。
東海岸からに西海岸へはさすがに30年もですよね。
彼は迷ってないと言い切ってましたが、散々迷っ
たようにしかと思えなくもです♪ (゚▽゚)v
投稿: 風情♪ | 2010/06/20 01:18
■KLYさん、こんにちは
デンゼルにゲイリーという役者あってのこの作品だけど、その役者がもう一つ生かしきれていなかったという感じですね。
それでも、オチなどは上手く作られていたし、私もそこそこ楽しめる映画でした。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/20 15:38
■風情♪さん、こんにちは
そうそう、カーネギーが暴力の次に「神」で支配しようとするあたりは、邪な考え方の中にもぬるさが感じられるんですよね。
弾に当たっちゃう親玉っていうのも珍しいし(笑)。
大物俳優対決なのだし、もっと振りきれて欲しかったです。
そういえば迷ってなかったと断言してましたね。
戦後生まれをわんさか作るための30年という設定には、それらしい言い訳を作るべきだったかと。みんな突っ込んでるし(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/20 15:44
ほんと、デンゼル・ワシントンっていい俳優ですし、格好いい俳優さんなんですけど、作品選びに関して言うとあまり格好よくないんですよね。
かつては黒人で大統領になってほしい有名人No.1だった彼も近年の作品選びのセンスの今ひとつな感じに、少しずつ期待値が下がってきてますよ。
投稿: にゃむばなな | 2010/06/20 18:15
こんばんは、たいむさん♪
昔「モンティ・パイソン」のコントの中で、ギャグが兵器になるっていうのがありましたが、ああいうぶっ飛んだ爺さん婆さんを出すなら、呆れるくらいの大風呂敷を広げて欲しかったっていうのはアリますね〜ww。
(いや、ああいう展開も嫌いじゃない…、いやむしろ好きなクチなんですけどねww)
何故神は彼に書物に書かれたことを広めさせる伝道師ではなく、ただ運ぶだけの旅人にしたのか…とかツッコミ始めるとキリがないんですけどね(笑)。
投稿: ともや | 2010/06/21 01:43
■にゃむばななさん、こんにちは
あ、やっぱりそう思います?
今回のは「アイアムレジェンド」に近い感じかなーと。
>少しずつ期待値が下がってきてますよ。
それはにゃむばななさんが?それともアメリカ国民が?
私としては「24」のパーマー大統領が良いなぁ(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/21 22:13
■ともやさん、こんにちは
そうですね。やっぱり聖書が歯止めになってしまっているのか・・・・。
タランティーノくらい弾けろとは言わないけれど、あの老夫婦をあんな風に登場・退場させるくらいならばって思っちゃいますねw
>ただ運ぶだけの旅人
そうそう。とにかく「守る」ことだけでしたね。
ああでも伝道師だと、カーネギーのしたいことを先取りしちゃうってことだから?
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/21 22:17
こんばんは。TB&コメントありがとうございました。
この監督の前作『フロム・ヘル』が苦手で、今回もあまり期待していなかったからなのか、結構楽しんで見ることが出来ました。
世界が滅んだ理由が明かされませんでしたが、もしそれがキリスト・イスラムの宗教戦争だったとしたら、本の価値は計り知れないものだろうなぁ、何て思ったりしました。
投稿: えめきん | 2010/06/23 21:53
おはようございます^^
デンゼルがかっこよかった♪グロかったけど^^;
でも、確かに何故西なんだろうねー(笑)「西遊記」に笑ってしまった^^
ゲイリーも好きな俳優さんだからかな?結構面白く見れました。
最後が良かったから余計にそう思うのかもしれないわ^^
投稿: みすず | 2010/06/24 08:30
■えきめんさん、こんにちは
「フロム・ヘル」は、私は結構楽しめた映画だったと記憶してるけど、えきめんさんは苦手でしたか。
そういえば、戦争の理由は明かされてませんね。
聖書が原因のひとつみたいなことは言っていたけど、それは傲慢だなぁ~って私は思っていたけれど(^^;
本の価値ってなくなって初めて感じるものかもしれませんね。
なんて、同じ本を手放しては買い直すのが得意な私です(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/24 17:58
■みずすさん、こんにちは
それ程グロさは感じなかったけれど、結構えぐいことしてましたね。(老夫婦も含めて・・^^;)
役者が揃っていたので私も楽しめたけれど、ここまでやるならもう少しぶっ飛んだ作りでももっと良かったかなーと。
なんだか綺麗に終わっていましたねw
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/24 18:01
たいむさん、こんばんは♪
私もそれなりに楽しめたクチです(笑)
本の正体は、すぐにわかりますが((^^;)あのオチ?には
やられました(+_+)
イーライもカーネギーも極悪非道さが中途半端なのは、
イーライは職業柄、カーネギーは学があるからでは
ないかと思いました^^
トンデモ爺さん婆さんのシーンは、笑ってしまって(^^;
好きでした(笑)
デンゼルの近未来ものっていつもこんな感じでしたっけ?
σ(^◇^;)
投稿: ひろちゃん | 2010/06/24 21:03
■ひろちゃん、こんにちは
オチにやられたって方も結構いるけれど、私はやられたというよりは、ありえねぇ、かな?(笑)
>イーライは職業柄、カーネギーは学があるから
なるほど、一理ありますねw
となると尚更この設定はもう少し練るべきだったのでは?と、どこまでも天の邪鬼なことを言ってしまいそうですが、この映画の場合はそこで説明が付けられそうですねw
>デンゼルの近未来もの
いつも・・というと語弊があるかもだけど、「デジャヴ」も微妙~だった印象。
SFはあんまり似合わない気がするのは私だけかなぁ?
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/25 16:44
こんばんは~トラバの相性、最悪ですね(苦笑)
個人的にこのオチは頂けませんでした。
これ考えように寄っては反則でしょう(苦笑)
オチってやっぱり「してやられたっ!!」と思わせて欲しいです。
ほんと、「座頭市」+「西遊記」でしたね。
デンゼルが上手なのは知れ渡ったことですが、最近ちょっと真面目過ぎな演技かも…。
投稿: オリーブリー | 2010/06/28 00:10
■オリーブリーさん、こんにちは
TBの相性、ほんと悪いですね(^^;
そうそう、やられた!って心地よい爽快感を味わいたいものですね。
そこ行くと、この作品が反則っぽいというオリーブリーさんの気持ちも分かりますよ。
>最近ちょっと真面目過ぎな演技かも…。
あ、言えてる!
真面目とボケがうまく溶け合うと凄く面白くなるのですよねw
投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/28 19:39