« 『踊る大捜査線』をおさらいちゅう。 | トップページ | 「ザ・ウォーカー」みた。 »

2010/06/18

『踊る大捜査線』をおさらいちゅう。(その2)

プレミア試写会ハズレたぁ 新幹線に飛び乗ってでも行ってやる!って思ってたんだけどな。世の中そんなに甘くないね。あとは初日舞台挨拶付きの結果を祈るのみ。奇跡的に当たらないかなぁ。
さて、おさらいは『湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル』、『秋の犯罪撲滅スペシャル』までを終了。
『踊る』シリーズは大好きだけど、実はこの2作はあまり好みではない。初夏の番外編は青島が主人公ではないし、秋のスペシャルは青島と室井の間に溝が出来、いまひとつ後味の良くない終わり方になっているため、あえてどちらも見直したいとか思わないんだよね。

『湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル』は、内田有紀演じる篠原夏美が新人婦人警官として湾岸署の交通課に配属され、型破りな新人婦人警官のハチャメチャブリを描いた物語。(青島はロス市警に研修中ということでラストにだけちょっぴりだけ登場)。
篠原夏美は先の年末スペシャルの時、杉並署で青島と一緒に仕事をしていた谷啓演じる篠原刑事の娘という設定。年末スペシャルに登場していたナイフマニア(赤い服と赤いワニ皮バックの持ち主)や、湾岸署御用達のすし屋とその娘(小学校の先生)などがさり気なく登場。
本当にリンクを上手く活用する『踊る』だから、連続して見るとそうした”遊び”がハッキリと判って面白さが倍増している気がする。

『秋の犯罪撲滅スペシャル』は、久しぶりにすみれさんがキーマンとなる物語。TVシリーズの事件からのトラウマが関係しており、その為本店から入らぬ誤解を招き、悪循環してしまう話。だからどんどん雰囲気は悪くなるし、後味もスッキリしない。何より青島と室井の関係に罅が入るのを見るのがとても嫌。良く良くみれば青島は意図的な雑音で考え違いさせられているのが判るし、室井としても今は辛抱の時と苦渋の決断を下したのが判るのだが、外部の悪意あるチャチャから2人が引き離されてしまうような展開は、許されぬ恋人同士を描いたお約束の昼ドラみたいな感じ。この時期の制作側は劇場版ありきで作っているから、その後の2人の和解もありきなのだろうけれど、観ている方は気が気じゃなく、当時は心底この手の意地悪を嫌悪したし、ストレスを溜めたなぁと思い出した。
秋のスペシャルでも多くのゲストが登場。まず雪乃さんの張り込みの時に差し入れを持ってきた近所のおばちゃんや、振られた腹いせに恋人の髪の毛を切って一旦逮捕された女性、コスプレ専門クラブの受付の兄さんが青島の情報屋として登場した。
裏話でも語られていたが、増えすぎた登場人物をこれ以上増やさないためのリユースみたいなものらしいが、苦肉の策をよくぞここまで逆手にとれるかと思うところ。劇場版で登場するSATも爆弾処理班も、ちゃんとTVシリーズで登場したメンツだし、「だるま」なんかは毎回登場するお店の名前。「カエル急便」は言うまでもなく、もはやロゴはイメージキャラクターで、本当にいろんなところでいろんな人がいろいろと”踊る”ことになったものだとつくづく思う次第。

順調に消化しているが、とりあえずスリアミの「深夜」はパスして、劇場版に突入しようと思う。こちらは通常音声とオーディオコメンタリーの2回ずつを観るつもりだけど、尺が長いから大変だ。
そうそう、OD3の副題「ヤツらを解放せよ!」の9人の”ヤツら”が発表されていた。なんとこれまで青島らに逮捕された小さな(?)事件の犯人達のことだそうだ。なんだかこのおさらいが功を奏しそうで嬉しいな(^^)

| |

« 『踊る大捜査線』をおさらいちゅう。 | トップページ | 「ザ・ウォーカー」みた。 »

コメント

えらいなぁ、私はテレビで再放送を見てたくらいです。
そうそう、青島くんに逮捕された人たちが出てくるとのことでますます楽しみになりました♪

投稿: yukarin | 2010/06/19 22:47

■yukarinさん、こんにちは
映画でも何でも、シリーズものはおさらいが大事ってつくづく思うんですよね。「踊る」はとにかくリンクが多いシリーズだし。
んで、ヤツらの発表で確信した感じ。クドカンの役どころなんてすっかり忘れていたし、おさらいのおかげで準備万端で挑めそうです

復活のお祭り作品っぽいOD3なので、踊りまくっちゃえって感じです♪

投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/19 23:16

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『踊る大捜査線』をおさらいちゅう。(その2):

« 『踊る大捜査線』をおさらいちゅう。 | トップページ | 「ザ・ウォーカー」みた。 »