『踊る大捜査線』をおさらいちゅう。(その4)
予想通り、初日舞台あいさつも落選 ・・となれば、地元で初日の指定席確保に走るまで。”大混雑予想”とのことで各シネコンは早売り対応をしているし、早速予約しに行かなくちゃだ。(ネット予約もありだが、前売券を消化しないとだしね)。
さておさらいは『踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2』へ。
海外向けに『踊る大捜査線THE MOVIE 2 ~レインボーブリッジを封鎖せよ!~』を再編集した『BAYSIDE SHAKEDOWN 2』で、過去のシリーズとの繋がりを削ったり、音響効果での”感じる仕様”を明確に音付けするなどした、はじめて「踊る」に触れる人々にもわかり易いようにアレンジされたのがこの作品。連続で観ればもちろんだが、そうでなくても何度か「THE MOVIE 2」を観ている人ならカットされていたり、全然違っている部分のいくつかに必ず気がつけるんじゃないかな?
明らかに判るところといえばまず冒頭。”湾岸君”の観光案内がバッサリカットされており、いきなりヘリが飛び交って豪華客船での”訓練”シーンから始まる。それからネゴシエイター真下の登場のところ。雪乃さんとの世間話は大幅カット、刑事課でも大会議室でもやりとりが別仕様になっている。(差異を細かく挙げだすとキリがないのでここではこれでおしまい。気になる人はネットの過去ログを探してください)。
いずれにせよ、同じ映画を少しだけ角度をかえて見せただけの2つの作品には違いない。強いて言うならドラマを追うなら『BAYSIDE SHAKEDOWN 2』が分かりやすいし、『踊る』サーガを楽しむならば「THE MOVIE 2」の隅々までに目を配る、そんなところかな。
しかし、「THE MOVIE」に比べて桁違いに”特典”が増えているが『BAYSIDE SHAKEDOWN 2』。メイキングだけでも何十分。はじめからメイキング専用スタッフがいて撮影と同時進行しているんだからスゴイ。おそらくOD3でも同じように最初から最後まで付きっきりでメイキングを撮影しているだろうけど、あこぎな商売にならないよう、あくまでも”特典”の域を越えないようにして貰いたいと思う。
そのメイキングの中でも面白いのはやっぱり”レインボーブリッジ”がらみのところ。ホンモノで撮影したものだとすっかり騙されていた私だったもんね。特典を見ると本当にこれほどまでにVFX満載だったとはって愕然とする。言われてみれば上空から見た青島の走り方とか確かにヘンだもんなぁ ってね。(言われなきゃ一生気が付かなかったかも思うと悔しさがぶり返すけど)。
ところで、ついでに亀Pのコメント(2002年11月)を久しぶりに見てみたのだが、そういえば「踊るはワールドカップの年にやる」(4年に1回)なんて話があったなぁ~と思い出した。ただし「THE MOVIE 2」はスケジュール調整が間に合わず、結局ワールドカップの翌年になってしまって言い訳しているのがこのコメントなのだけど、確かにTVシリーズも、「THE MOVIE」もワールドカップ開催年になっている。そしてOD3は狙ったようワールドカップの開催中に公開。(一回飛ばしちゃったけどねw)。となれば、否定されていないOD4は最短で4年後の可能性が高いのかなぁ~って期待してしまいそうになる。(気が早っ)。
なんとなくおさらいが脇道にそれてしまったが、公開まであと9日。0D3には木島も登場することだし、なんとかすべてのスピンオフ系もクリアしたいところだ。
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