「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ シーズン2」(30)
第30話「ブレイン・インベーダー」・・・【愛は同情ではない】
再びパダワンコンビが主役に。
ジオノーシスを奪還の後、ポグルを護送するマスターたちと別れて医薬品受け取りの任務をまかされたアソーカとバリス。しかし、その輸送船にはとんでもないものが・・・、という話。
ジオノーシスではカリーナ女王もろとも寺院の地下を破壊したはずだったが、マインドコントロールの元となる卵が残存しており、孵化した幼虫が一人のクローン兵に寄生する。大量の卵を輸送船に持ち込んだ寄生兵は、次々と仲間に寄生させていく。寄生兵たちはブリッジを制圧、アソーカとバリスも襲われるが簡単にやられる2人ではない。
やがて寄生虫が原因であることを突き止めた2人。アソーカは通信室に向かい医療ステーションに連絡を、バリスはスラスターを分離させて航行を止めるための行動を開始する。
通信室では、寄生虫を医療ステーションに持ち込まないためにも、ステーションには向かわず船内だけで決着をつけるほうが安全ではというアソーカの報告に対して、マスター・フィストーは予定どおりにステーションに向かい、駆除するためにも寄生虫を分析する必要があるといった支持がなされていた。その後、定時連絡を待っているだろうアナキンにも連絡を取るアソーカだ。
同じころ原子炉室へ向っていたバリスは寄生兵のワナにハマり、事もあろうか幼虫を寄生させられてしまう。そして正気を失ったバリスはアソーカの元へ。ライトセイバーを交えて戦う2人となる。
アソーカの危機的報告を受けたアナキンは、ポグルならば何か知っているだろうと、オビ=ワンにも伝えずに一人でポグルの尋問をはじめる。しかし、「ジェダイの暗示は効かない」と言う手ごわいポグルに対してアナキンが取った方法は・・・拷問。(長引く戦い、神経をすり減らす持久戦。特に親しきものの危機に対して事のほか感情を高ぶらせるアナキンであり、たび重なるにつれて闇が迫ってきていると感じられるところだ)。
アナキンの尋問(拷問)で口を割ったポグルからの情報は、「幼虫は寒さに弱い」だった。アナキンの連絡から、即座に船内の冷却システムを作動させ、寄生兵やバリスの動きを封じるアソーカだったが、それでもバリスはアソーカに襲いかかってくる。しかし、寒さに苦しむ幼虫の呪縛が一瞬途切れた際、バリスは「殺して」とアソーカに訴える。冷却ホースをバリスに向けながら葛藤するアソーカ。そしてアソーカは・・・。
すべてが終わり、アソーカはアナキンに「バリスを殺せなかった」と心の内を吐露する。対して、「感情をコントロールするのは誰でも難しい。お前は正しい。最後は本能に従え。」なんて教えてしまうアナキンだった。一応「(本能であろうと)お前は間違ったことはしない。」というのが前提だけど、ジェダイは理性の人でなくちゃだと思えば、その考え方自体がすでに命取りだってことなのだろうなぁ。(後付けとはいえ、アソーカがEP3時に居ないことを考えると、何故居ないのかってことの辻褄合わせにもなるしね)。
次回、「囚われたジェダイ」。ジェダイはわりと簡単に囚われちゃうんだよなぁ。貴重な存在だから、即殺されないから囚われちゃうっていうのもあるだろうけれど。
ところでBS-hiでの「スター・ウォーズ 全6作+1」の一挙放送は7月下旬放送になるとのこと。(まぁ夏休みじゃないとね)。NHKでは特報「なるほど!スター・ウォーズ 1分ガイト」が度々放送されているけれど、「なるほど!スター・ウォーズ 60分版」も準備中とのこと。ダイジェスト的ガイド番組になると予想するが、こちらも楽しみ。スケジュールの発表を待つ!
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