『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ シーズン2』 開始!
昨年9月の【シーズン1】の放送終了から待つこと半年。その間にBSでは立て続けに2回再放送が繰り返されていたおり、さほど待たされた感覚はないのだけど、それでも漸く新作が見られると思うと感慨もひとしおである。
さて、待望の第1話はアソーカが中心の話。スタートであるこの回の主役がアナキンでもオビ=ワンでもないところがなんだかこのシリーズらしい。このシリーズは”シーズン”で区切られてはいるけれど、最初から延々続くことが前提になっているため、どこからはじめてもどこで終わっても”クローン・ウォーズ”なんだよね。それは【シーズン1】のラストも淡々と終わったことからも言えるところだ。
ということで、【シーズン2】としては第1話だけど、ここでは通しで話数をカウントしていきたいと思う。
第23話「ホロクロン強奪」・・・【教訓を学べば教訓を得る】
分離主義勢力と共和国軍は相変わらず一進一退を繰り返している状態。どちらかといえばドロイド軍が数で勝っている分優位に戦いを進めていることも多い。どこかの惑星が戦場となれば、宇宙と地上の両方で戦闘が行われ、どちらがしくじっても兵たちの命が危ういギリギリの戦いが続いていた。
無理をせずに後退も時には必要な作戦。ようやく宇宙から包囲網を突破してきた味方の援軍と共に一時撤退の支持を出すオビ=ワン。しかし、偵察に出たままその場で交戦中のアソーカは、ドロイド軍の逃げ腰に押せ押せモード全開で支持に反発。そして命令無視。高揚したアソーカはジェダイとしての冷静さをすっかり欠いてしまっていた。そんなアソーカを船で迎えに出向き無理やり撤退させるアナキンとオビ=ワン。ジェダイ評議会はアソーカの命令無視を重く見て、罰としてしばらくの間前線から遠ざけ、コルサントのジェダイ聖堂にある記録保管庫の警備につくように通達、反省を促す。
ジェダイ聖堂の保管庫には”ホロクロン”という”ジェダイ”の秘密が詰まった記録キューブが厳重に保管されていた。それを狙うシスの暗黒卿は自らキャド・ベインに強奪を依頼。敵陣の中枢に潜り込まなければならない危険な仕事だか、報酬3倍で請け負うキャド・ベイン。相手に触ることで姿を自由自在に姿を模写できるケイトーをジェダイに化けさせて先に潜入させたキャドは、ケイトーの手引きによって次いで侵入に成功。テクノ・サービス・ドロイドのトドと共に保管庫へ向う。
フォースの乱れを感じ取り、敵の侵入を予知するマスター・ヨーダ。敵の目的が判らないまま警戒にあたるオビ=ワンとアナキン。それでも「通信コードの入手が目的では?」と保管庫の裏側にあたる通信センターが敵の狙いと読んでそれぞれ配置につく。だかキャドの作戦が一枚上手でオビ=ワンらは結局後手後手にまわることになる。一方保管庫の警備をしていたアソーカはマスター・ヨーダの支持からマダム・ジョカスタに化けたケイトーを発見、見事に捕縛に成功し、目的が”ホロクロン”であることを突き止める。
しかし、時すでに遅し。爆弾を仕込んだトドを通信センターに送り込んで囮にしたキャドは”ホロクロン”を手に入れて逃走した後だった。
ジェダイでなければ開けられない”ホロクロン”。ケイトーからの情報によれば、キャドの次なる標的は”ホロクロン”を扱えるジェダイ:ボーラ・ロポル。機密事項を扱うロポルであり、早速ロポルの元へ向うことにするアナキン、そしてアソーカだ。
晴れてアソーカは前線復帰。「反省するまで」と期間が区切られていなかったが、アソーカは馬鹿な子じゃないし、日々成長しているパダワンで、しっかり教訓を学んでいたということだ。アナキンとのコンビは(オビ=ワンほどじゃないけど)なかなか楽しいので良かった良かった。とはいえ実はジェダイの人手不足が深刻なのも本当かもしれないところなのだよね。
ドロイドのトドは”江戸っ子”喋りのお茶目なドロイド。かわいそうにキャドに騙され、言いように使われてお払い箱。1回で退場なのが残念だ。
次回は「破滅の積荷」。積荷とは”ホロクロン”のことを言っているのかどうか。複数話に跨る話で盛り上げてくれる【シーズン2】のスタートは上々!
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