「ハート・ロッカー」みた。
手元にあるチラシは「アカデミー賞最多9部門ノミネート 最有力作品」という、アカデミー賞発表以前に作られたもの。結果としては作品賞はじめ6冠にとどまったが、おかげで5月予定だった地元公開が3月下旬に繰り上げられることになり、少しでも早く見られて嬉しく思う。
巷の評判通り奥深い作品だった。
戦争映画は国を変え、時代を変えて多種多様にあるけれど、「ハート・ロッカー」という映画は、それらのどれでもあってどれでもない戦争映画だという気がした。もしかしたら「戦争映画じゃない」ような気すらしてくるのは、主人公のジェームズが戦争に行っていながら、国や組織が行っている戦争には参加していない風に感じられるからかもしれない。
上手く言えないが、彼の中には正義も大義もなく、かといって趣味で命のやり取りというスリルを楽しんでワケでもなく、ジェームズ本人が言うとおり、ただその時にすべきことと出来ることをしているだけで、それ以外には何も考えておらず、そしてそれが好きなだけなのだと思えた。簡単に言えば「酔狂」なのだろうが、彼の場合は狂っているというよりは酔っているほうがより強いように思い、でも酔っているわけでもないから表現が難しい。
ジェームズにしてみれば無駄死にするつもりなどまったくないし、彼なりのボーダーラインもあるのだが、それは彼にしか分からないことで、彼を援護するのが任務の同じチームの仲間としてはたまったものではない。かといって彼を見捨てることもできないため、
周囲を巻き込みかねないジェームズの独壇場に不信感や不安を抱き、時に殺気立ってしまうのも無理からぬことだろう。(そのあたりがジェームズの甘えなのか否か、答えが知りたいところだったが)。
そんな状態から窮地に陥り、試練を乗り越えることで深まるチーム絆・・・なんて戦争映画に有り勝ちな美談はこの映画にはない。確かに窮地を乗り越えたことでそれらしきものは見え始めるが、現実はやわな繋がりなど呆気なく断ち切ってしまう。
戦争から次々に生み出される負の置き土産を回収しつづけているのが爆発物処理班。常に死と隣り合わせの危険な仕事。置き土産は爆発物に限らず、人間の”不満分子”という何より厄介なモノもある。”不満分子”が思わぬカタチに姿を変えた、なんともおぞましい人間爆弾。フレンドリーに接しながら知らぬ間に足元に仕掛けられている爆弾。自らの安易な言動が悲劇を引き起こしてしまう可能性の高さであり、駐屯地でさえ安全とは言えない他国でひとたび囲いの外へ赴けば安全地帯などどこにもない。本来の任務以外の戦闘に巻き込まれることさえある。あり得ないことなどないのがこの国での日常。
今のところ核兵器が最低最悪の最終兵器のように言われているが、実際それ以上に人を殺しているのが銃であり爆弾(自爆)テロという、人間が直接人間を殺す小型で手に入れやくす製造しやすい武器兵器。この映画がリアルだと言われる理由はそこにあるように思う。
ジェームズの人となりがやや奇抜なことから、何をどう受け取るべきなのか迷う部分があるため、人によっては理解に苦しむ作品ではないかと思うが、戦争のまた別の一面が垣間見られる作品として、世間の評価に値する作品だったと私は思う。
総評:★★★★★ 好き度:★★★★ オススメ度:★★★★+
帰国して終わりかと思ったら、ジェームズの極普通の人間らしいところが見られたのが少し意外。それでもやっぱり・・なラストで、しかも”デルタ”中隊というオチ?に笑ってしまい、「さすらいのヒーロー」ちっくなジェームズという、重々しくないラストが気に入った。
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コメント
おぉ~そうですか。あちこちで受賞効果があるみたいですねw
紛れもない戦争映画で、今までの戦争映画よりももの凄く
戦争映画らしい緊張感があるのに、どこかおっしゃるように
戦争映画らしからぬところもありましたよね。
そして、やはりおっしゃるように高い評価を得た作品だけのことは
あるなぁ~と思いましたです。はい。
投稿: miyu | 2010/03/29 23:02
緊張感の表現がすごく上手い作品でした。あまりにもジェームズが死ぬ要因となる可能性が多いので否応なく観てるほうも緊張するのだと思います。
あのスーパースローの高精細映像とか実にいい効果ですよ。この映像の作り方に痺れました。
しかし、レイフ・ファインズだのガイ・ピアーズだの大物俳優がまるで使い捨てのごとく登場しては死んでいくとは、なんとも贅沢な映画です。^^;
投稿: KLY | 2010/03/29 23:10
■miyuさん、こんにちは
昨年はそんなこともなく、「スラムドック・・」は5月下旬まで待たされた気がしますが、今年は恩恵が受けられて良かったです。
でも「マイレージ・・」上映は影すら見えず、東京で観てくるつもりがすっかり疲れてパスってしまったのが悔やまれます。
そもそも「アバター」は映像以外の評価が高くなかった私なので、それだけでも「ハート・ロッカー」有利だったけれど、それだけのものがありましたね。
内容のコユイ映画でしかも戦争映画というのは見逃せませんね。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/03/29 23:29
■KLYさん、こんにちは
ジェームズが死ぬ要因の多さから、サンボーンやエルドリッジの緊張感がひしひしと伝わってきましたが、実は私は「なんであれジェームズは死なない」という主役の特権?が頭の中に常にあって、それほどの緊迫感って味わっていないんですよね(^^;
粉じんまで見えそうな映像効果は抜群でしたね。人間が飛び散る様だけは収められておらず、そこだけ妙に生々しくないところが良くもあり良くなくもあるように思ったけれど。
大物が呆気なく退場するのって勿体ないけど効果ありますね。そういう贅沢な使い方って好きですw
投稿: たいむ(管理人) | 2010/03/29 23:38
この映画は今回のアカデミー効果を一番受けているみたいですね。
ただ本当に今までの映画とは違うオスカー作品だけに、実際に見て面食らっている人も少なからずいるような気がします。
まぁ戦争映画をたくさん見ている映画ファンからすれば、新しい戦争映画が誕生したみたいな気持ちでもあるんですけどね。
投稿: にゃむばなな | 2010/03/30 21:25
お邪魔します~♪
>正義も大義もなく、かといって趣味で命のやり取りというスリルを楽しんでワケでもなく
そうなんですよね~
なんというか、、、私も大義がないように見えて、一瞬、何のためにこんな事やってるの?みたいな気持ちがありました。
ジェームズを通して戦争というものを感じさせてくれましたが、それが上手く説明出来なくて感想に手間取りました(汗)とにかく凄い映画ではあったので必死に書いたのですが(笑)
投稿: 由香 | 2010/03/31 00:45
■にゃむばななさん、こんにちは
昨年も一昨年も未公開のノミネート作品が多くて、優良作品を初夏位まで楽しめた感じですけど、今年はなんかスルするっと通り過ぎて行きそうです。
クラッシュとかブロークバックマウンテンとかよりは見やすいような気はするけど・・・なれない人が話題性で観に行くと、うーってなるかもしれませんね。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/03/31 21:15
■由香さん、こんにちは
中毒ってことなのかもしれないけれど、それにしたって理由はあるだろうし、そこのところが少し曖昧。
客観的に見ている部分と、感情的に共感とか同化している部分と、ごちゃごちゃになって上手く感想が書けませんよね。
まぁ自分だけ分かってれば良いような気もするけれど(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2010/03/31 21:18
爆弾処理班という一見地味な部隊でも、すごい緊張感が漂ってました。
最近の戦争映画は、国威高揚とか反戦とか・・って作風じゃなくて、
人間性がどうなっちゃうのか・・・を扱ってる物が多いです。
平和のためにご苦労さん・・・というべきか??
早く正気に戻って・・・というべきか??
悩んでしまう戦争映画でした。
投稿: ひらりん | 2010/04/01 01:50
アカデミー賞のおかげで、かなりの劇場で満員御礼。
正直、わたしもそのおかげで観たんですが…。
こういう作品はなかなかないし、アメリカでしか作れないと思います。なのに、アメリカの戦争映画と言うと、ステレオタイプなものが多いですよね。
観てるほうも消耗するくらいの緊張感でした。
でも、観て良かったです。
投稿: mariyon | 2010/04/01 08:11
■ひらりんさん、こんにちは
ドンパチと敵の裏をかきまくって・・・なんて戦争映画はすっかり影をひそめてしまったこの頃ですよね。
でもこの映画、反戦色はそんなに感じられず、どちらかといえばエンタメに近い気がした私です。
究極だけ連続で見せられたとも思うので、もっと知らなくちゃかもしれませんね。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/04/02 18:41
■mariyonさん、こんにちは
>戦争映画と言うと、ステレオタイプなもの
そうなんですよねー。
爆弾処理もそうだけど、銃撃戦で微動だに許されない耐久戦はすり減りましたね~~~
虫が止まるってありがちな演出だったけど(笑)
投稿: たいむ(管理人) | 2010/04/02 18:45
TB有難うございました。
ドキュメンタリー風の作品なので
ストーリー性は皆無でしたが、爆弾処理班から
戦争の日常が非常にリアルでした。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
投稿: シムウナ | 2010/04/11 18:11
■シムウナさん、こんにちは
爆弾処理班の日常なんてそうそうなかった切り口で興味深かったですね。
ドキュメンタリー風だったけれど、ドキュメンタリーだったら直視出来なかったかもしれません。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/04/11 19:28