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2010/03/02

アニメ「のだめカンタービレ フィナーレ」(第3話)

うるうる
第3話は原作18巻後半の部分で、この時も千秋のまさかのすっぽかしに「何やってんだよ、千秋!」と思ったのだけど、サロンコンサートが終わって、トボトボと帰途についたのだめが突然叫びながら走りだしたところがとにかく切なくて泣けた。時を同じくしてRuiが千秋に急接近しているし、なんだかいや~な雲行きなんだよね。

母親と喧嘩して家を飛び出したRuiが千秋を呼び出したところで終わっていた第2話。レストランで待つRuiの元に駆けつけた千秋だが、「子離れできない親」と母親を評するRuiの愚痴には、「親離れのためパリに来たのか?」と容赦のない(でも千秋らしい)感想を述べる。
NYでの酷評に打ちのめされたRuiは、本当はピアノから逃げ出したいと思っていた。でもそんなことは言えないから「コンバトで学ぶため」とこじつけてパリへやってきた。だけど、幸か不幸か、パリに着た途端のだめのピアノを聴いてしまったことで、Ruiはやっぱりピアノから離れられないと自覚した。空回りしていたRui。子供の時、上手に弾けると母親が喜んでくれると、それが嬉しくて得意になってピアノを弾いていたRui。切っ掛けはただそれだけでここまで上ってきたRui。ピアノに対する純粋な想いを思い出させてくれたのが千秋の何気ない一言。きゅんとRuiの中で弾ける何か。
しかし、案外そういうことにニブイ男、千秋真一。千秋の引っ越し先はRuiのアパートの近所らしいが、「遊びに行ってもいい?」というRuiには即効「のだめと会うからダメ」と瞬殺。(ナンダカンダ言いながらものだめにゾッコンな千秋で、バカ正直なところにホッとするところだ)。
そこでRuiは、のだめと公認の仲なのは承知としても、もやもやしていたものを吹っ切る切っ掛けになった千秋を演奏活動の再開コンサートに指名するのだった。(結果的にこれがトンデモナイ火種になるんだけど・・・)。

サロンコンサートのために、ひとりで懸命に練習するのだめ。当日、のだめの元に行くはずだった千秋はなんと地下鉄のストライキによって足止めされてしまう。その代替で乗ったバスで千秋はヴィエラ先生と遭遇。13年ぶりの再会を喜び合い、途中下車するヴィエラ先生に「リハを見に来るか?」と誘われ、思わすバスを降りてしまう千秋。
千秋の到着を待ちながら、それでも練習の成果をいかんなく発揮するのだめ。「行けなくなった」というメッセージに消沈しつつも、気持ちを奮って演奏するのだめ。そして、すべてが終わって冒頭に書いたとおりとなる。・・ううう、切ない。

第4話では、のだめに対して罪悪感いっぱいの千秋のきゅんきゅんな姿が見られるハズ。久しぶりに黒木君も登場?そしてターニャは?
あっちもこっちもピリピリな空気になってきたけれど、大ジャンプ前のひとつの試練の時、ということで、今は我慢がまんってところかな。

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