大雪で、こっそりこんなものを作ってみた。

この冬は、12月中旬の大雪にはじまり、お正月も大雪、1月半ばも大雪、そして節分寒波＆立春寒波で、例年になく雪堀りをしている。（もはや雪かきのレベルではない）。豪雪で名高い県ではあるけれど、暖冬化からも海岸部の我が地域はワンシーズンに数回それなりに程度に降るくらいで、ほとんど降らないと言っても良いここ20年なのだけど、それがこの冬ったら・・・。

一昨日から”大雪警報”が出ていたし、昨日の朝はすっぽり車が埋まっていても「まぁこんなものだろう」と出勤前と帰宅後に一生懸命雪をかきまくったが、今朝は起きて目が点。昨日夕方すっかり綺麗にしたというのに、そんなことはまったく無かったかのように昨日以上の雪の量で車が埋まっており、朝っぱらから1時間以上かけて”車の発掘”することになってしまった。
山積みにした雪の上に更に雪が降り積もった状態だし、除雪車が道々道路脇に残していくちょっとした雪の山を取り除こうにも、もはや雪を捨てる場所がない。気温もいつもより低いためパウダースノー状態なのも除雪がはかどらない要因の一つ（軽いのは楽なんだけど、崩れやすいのよね）。雪堀りのあとはすっかり握力がなくなってプルプルする感じ（キーボード入力ですら異様に間違うし）。二の腕は筋肉痛だし腰も痛い。もうボロボロクタクタ。明日が土曜日でホッとしているところだ。

・・と言いながら、午後少し早めに帰宅できたので、朝にやり残した雪を掘り終えたところで、雪山を見ながらふとイタズラ心が芽生えてしまったのだった。

ご覧のとおり（ｲﾔ、雪だるまではないんだけど）
何十年ぶりだろう？”かまくら”を掘ったのは
ただ積もった雪では柔らかすぎで直ぐに崩れてしまう。内側を掘るには外側からして結構固くする必要があるため、まずはスコップをバンバンと雪山を殴りつけてみた。そうすると結構小さくなるんだよね（後で融け難くなってしまうんだけど）。で、内側に穴を掘りつつ、掻き出した雪は外側に乗せて上から軽くパンパンと叩くの繰り返し。あとは内側からも壁を叩いて強度を上げて（一応）完成。制作時間約1時間チョイで、子供ならば楽に入れる程度の大きさ。大人もなんとかＯＫで自己満足♪（中に入ると結構あたたかく、懐かしい感覚に満たされる、かも？）

我ながら「何やってんだか」とか思ったりもしたし、更に腕や腰が悲鳴を上げたのは言うまでもないが、何となく心地よい疲労に変わった気がする。

この大雪のピークは越えたらしいけど、今夜も20-30センチの予報が出ている。明日は少し雪かきする程度で大丈夫と思うけれど、またしても車が埋まってたらやだなぁ～