「パリ・オペラ座のすべて」みた。
それでも古典バレエの練習風景は見ていて面白かった。バレエ漫画で覚えた程度の知識はあるから、プリエだのピルエットだのジュテだののコトバには付いていけるし、画像のようにチュチュをまとったバレリーナたちの群舞は練習風景でも「わー」って思ったし。でも、現代バレエの振り付けの、ところどころバレエちっくなくねくねしたダンスはダメだった。私には”こだわりの芸術”がまるで理解できなかったかなーと。ダンサーの踊りはしなやかで表現力も豊かで申し分ないのは分かるのだけどね。(子供殺しの血まみれの女性の苦悩(?)がネチコク表現された作品だったのも好きになれなかったところ)。
稽古風景以外では、運営サイドの会議の風景とか、ダンサーとの個別面談などで「へぇ」ってな部分もあったけれど、芸術監督(女性)の話がどうも要領を得ない喋りで、直ぐに比喩が飛び出して話が脱線、言い訳するような遠まわしな物言いで、結局何が言いたいのかさっぱり分からないのも辛かったかなぁ。
とにかく160分が長かった。
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コメント
実は書きようがなくて書いてなかったり。(笑)
私もたいむさんと全く同じ期待をっしていたのですが、ちと敷居が高かったです。
クラッシックならまだしもコンテンポラリーになってしまうと、もはや「うーん・・・・」って。^^;
『モーリス・ベジャール バレエは続く』を観た時にはやっぱりある人物を対象にして観られるんで、あまり詳しくなくても楽しめたんですけどね…。
投稿: KLY | 2010/02/08 21:44
■KLYさん、こんにちは
書きようないですよね(^^;
場面転換の固定カメラ3.4連発も単調で、廊下とか階段とかも一度で十分ですよね。
あのオペラ座の屋上では養蜂をしているんですよ~なんてのはサプライズなのかもだけど、その頃には「だから?」という気分でした。
団員の数人を追うとか、せめて時間の流れが感じられればねぇ。練習と本番とのエンドレス・・というのも分かるけど、やっと本番に近づいて、なのにまた別の普通の練習に戻った時には「いつ終わるんだ?」とウンザリ。
私も書くのを止めようかと思ったのだけど、期待して失敗しないように・・・との想いをこめて(おおげさ)書いてみました(^^;
「THIS IS IT」のようなものは望めないとは思ったけれど、ここまで面白くないドキュメンタリーとはね。
投稿: たいむ(管理人) | 2010/02/08 23:09