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2010/02/23

DVD「機動戦士ガンダム00 スペシャルエディション Ⅲ リターン・ザ・ワールド」感想。

Gundam00_sp3_2

2nd.シーズンの後半(14-25話)までを纏めた「スペシャルエディションⅢ リターン・ザ・ワールド」。今回も新規カット&録音満載の99分。ただし、TVシリーズでも気合いの入っていた終盤戦なだけに、ラスト3話を2話分に圧縮するのが精一杯で、さすがに「Ⅰ」や「Ⅱ」のような小気味よいダイジェスト版というワケには行かなかったようだ。何より頂けないのが「無かったこと」にされたエピソードがあること。あった事実は残りつつカットされるのはまだ許せるが、”大人の事情”で完全に無かったことにされてしまうのは興醒めするというもの。「Ⅰ」は25話分を大胆にも巧く纏めていただけに、今回都合よく変えられてしまった所がいくつもあったことを残念に思う。

冒頭イキナリ14年前に遡り、セルゲイとハーキュリーそしてアンドレイとの確執が描かれ、ブレイクミラー(反政府派クーデターと第2メメント・モリによる軌道EV破壊)の話に突入。政府(正規)軍も、クーデター派も、カタロンも、ソレスタルビーイングも、アロウズもひとつになって破片の落下阻止に尽力。すべてが終わった後、誤解をしたアンドレイによって討たれるセルゲイ。アレルヤとマリー(ソーマ)が微妙な関係になり、逆にライルとアニューがラブラブに。それから4ヶ月。宇宙に上がったトレミーⅡは(アニューのせいで)度重なる戦闘に疲弊、(おかげで経験値が上がり放題?から)ダブルオーライザートランザムによる心の共鳴イベント発生。そしてヴェーダ奪還作戦の決行に向かうとなる。(ここまで約35分)
・・TVシリーズ14.15話はほとんど無かったことになった。というのも軌道EVに向うトレミーⅡにはなんと刹那が乗っていることから、第1メメント・モリ破壊作戦後、ダブルオー単機が地球へ落下した事実がなくなり、よってリボンズと刹那が対峙することも、サーシェスに刹那が撃たれてカタロンのマリナの元へ運ばれることもなく(疑似太陽炉の毒に侵されることもない)、軌道EVへ向う途中で刹那がマスラオ(ミスター・ブシドー)と遭遇しトランザムを見せつけられることも無くなったことになる。同時にライルとアニューの馴れ初めも無くなったのだけど、こちらは宇宙へ上がった後、回想を挟むなどで対応。しかしその直後にアニューが脱走するなど、18.19話の内容も大きく変更されてしまっていた。アニューの脱走は”ダブルオーライザー奪取”ではなく、ただいきなりイノベイターであることをカミングアウトし、ラッセを撃って逃げたという展開。それも刹那の語り&回想の形でスキップ。スッキリはしているけれどあまりの呆気なさにちょっと唖然。でも、その分アニューVSライルの戦闘シーン&”刹那の光”イベントはTV以上に濃厚になっているので+-ゼロかな?

そしてヴェーダ奪還作戦開始。王留美のジタバタはカットされて一気にネーナによって退場。直後ネーナもルイスによって退場。刹那を待ち伏せしたミスター・ブシドーからダブルオーライザーVS(マスラオ改め)スサノオがようやく実現、刹那の未来に懸ける想いの強さが勝ってブシドー敗退。トレミーⅡのアロウズ包囲網突破&マネキンの造反(CB援護)、”ソレスタル・ビーイング”登場から最終決戦へ。数で圧倒するイノベイターに大苦戦のトレミー&ガンダム。リジェネ、ティエリア(の身体)はリボンズによって射殺、オーガンダムで必死に応戦するラッセ、ロックオンVSサーシェス、マリーを庇いながら戦うアレルヤ、救出したルイスに首を絞められる沙慈、スメラギとビリーの対決に、刹那がイノベイターとして真の覚醒を促されて遂に純粋種として開花。純度の高いGN粒子がすべてを覆い尽くし、心ある人間はより強くより優しい素直な本当の心を取り戻し、心ないイノベイターたちはただ脳量子波を乱されて翻弄。そのせつなにヴェーダ奪還に成功するティエリアとリジェネとなる。ヴェーダ掌握からセラフィムのトライアルシステムが作動し、形勢は一気に逆転。しかしリボンズもリボンズ・キャノンで応戦。刹那VSリボンズ、ロックオンVSリヴァイブ、アレルヤ(ハレルヤ)VSヒリングとなり、そして最後、エクシアVSオーガンダムで勝負は決する。
・・24.25話は7割方使用されているように思うが、ダブルオーライザーVSリボンズキャノン→エクシアVSオーガンダムにパパっと移行してしまうなど、無理やり尺に詰め込んだ感が判ってしまうのが惜しい。(ちなみにラストカットの木星はなし)
代わりに・・ではないだろうが、シリーズでは有耶無耶にされていたマイスター達の帰還が映像のみで補完。特に刹那の安否を気にするフェルトが印象に残る仕組み。これは劇場版でフェルトと刹那をくつけようとした魂胆だろうと思うけど、映像特典の”特報Ⅱ”ではやっぱりソレっぽい感じに見えるし、結局そうなるのかな?カタロンのエピがバッサリカットされたスペエディで、(歌も登場することのなかった)マリナと刹那は本当に何もない関係になってしまったようで、ヒロインだったはずのマリナがちょっと不憫かも。

エンディングテーマ曲:【Refrain】/Mille Faceは高河ゆん氏のイラストにのせて。なんとなく「コードギアス」の2番煎じなイメージ。それから今回も3度の戦闘シーンにそれぞれ挿入歌としてシーズンのOP/EDから「Prototype」、「フレンズ」、「儚くも永久のカナシ」を使用。そして最後はやっぱり「DAYBREAK’S BELL」なのね、というのはTVシリーズと一緒。

特典の劇場版特報Ⅱは、年越しイベントの時に発表された映像とのことだが、それぞれ更に大人びた(髪が伸びているキャラが多数)レギュラーキャラと新キャラに目が行く。新たなるイノベイターとマネキン准将が一緒にいるのも気になるし、刹那の苦しそうな呻き声とかティエリアの苦悩に満ちた叫びも気になる。リボンズはその死が確定されなかっただけに、やはりそれらしき人物は登場するようだし、ちゃんとビリーもグラハムも、沙慈もルイスも、マリナもシーリンも登場するようだ。(アニメ誌を購入していないため情報にはウトイのであしからず)。しかし旧キャラ登場は嬉しいけれど出し過ぎて散漫にならないようにして欲しいところではあるかな。

劇場版「機動戦士ガンダム00」は9月公開が決定し、3/27から前売券の発売も開始とのこと。まさかとは思うが地元で公開されないなんてことのないよう、そして既に予定の入っている第1週土曜日公開では無いことを願いたい。

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